新聞・本などで出会った「素敵な仕事人」

資本主義に振り回されない生き方

去年の朝日新聞で紹介されていたデビッド・グリーンさん。

白内障で苦しむ貧しい人のために格安の眼内レンズを製造販売し、世界の300以上の病院と提携し、年間100万人を失明から救うようになったというすごい方。

しかも、貧しい人を救うことを最優先にし、儲けはほとんど考えていないとか。

その方の言葉が、良かった。

たった数百年の歴史しかない資本主義の常識に縛られる必要はない。

かっこいい!!

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登山家・田部井淳子さんから学ぶ:一歩一歩の意味

今日の朝、「田部井淳子 最後の山へ」というNHKのドキュメンタリーを見ました。

田部井さんは、女性として世界で初めてエベレスト登頂を果たしたことで有名ですが、昨年の10月に亡くなりました。

5年ほど癌と闘病していたそうです。

「田部井淳子 最後の山へ」は、亡くなる3か月前に撮られた田部井さんの映像と、亡くなってからの旦那さんの映像で構成されていました。

驚いたのが、亡くなる3か月前、「末期がん」と宣告されて5年近くすでにがんと闘病していたにも関わらず、入院していた病院から富士山に登ったという、今回の番組のメインになっている映像でした。

しかも、その登山の一番の目的は、田部井さん自身の登山ではなく、「東北の高校生を元気づけるため、希望者90名ほどを募って、富士山登頂を目指す」というものなのです。

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強みに集中すると、相互支援できる:持ち込みOKな喫茶店

去年、朝日新聞に「カフェ」を特集する欄がありました。

色々な変わったカフェを紹介する欄で、「おしゃべり厳禁」のカフェなどユニークな店も多く登場し、なかなか楽しませてもらいました。

そのなかでも、気になったのが「食べ物持ち込みOK」の沖縄の喫茶店の話でした。

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道尾秀介さんから学ぶ「続ける」極意

道尾秀介「ラットマン」

好きな作家はたくさんいるのですが、そのなかの一人が道尾秀介さんです。

1975年東京生まれという共通点と、あまり作家っぽくない、お洒落で今どきな感じの風貌(写真でしか知らないですが)に好印象を抱くというのもあるのですが(笑)、「光媒の花」という短編集を読んだとき、その才能に圧倒されました。

それまで、道尾さんは「ホラー作家」という印象が強く、ホラーを読まない私は敬遠していたのですが、「光媒の花」は純文学的な短編集で、大きな事件が起こるわけではないのだけれど、圧倒的な筆力で、世界を描き出している感じがして、ぞくぞくしました。

空港の本屋で立ち読みしたら、気になってしまい、そのまま旅のお供になった本です。

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大隅教授に学ぶ 成果をあせらず、自分の興味を貫く大切さ

昨日の朝刊は1面に大きく「ノーベル賞受賞」の文字が躍っていました。

私は理系分野のことはよく分かりませんが、日本人の「地道な研究」が評価されるのは嬉しいことですね。

新聞の記事を読んでも、テレビで会見の言葉を聞いても、大隅教授の言葉からは、「すぐに出る結果だけを追い求めないこと」「周りに流されず、自分の興味をとことん追い求めること」の大切さを感じました。

大隅教授に限らず、最近のノーベル賞受賞者の多くが、すぐに結果が出る研究を重視する傾向に警鐘を鳴らしているように思います。

これは実は、理系分野の研究の話に限ったことではなく、どんなことにも言えるのかもしれません。

もともと開墾された農地に作物を植えれば、すぐに収穫できますが、新たな土地を開墾しなくては、新しい可能性は広がりません。そして、新たな土地を開墾するには、それなりの時間と労力がかかるものです。

そのことをおろそかにしちゃいけないな、と。

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