意識は今、どこにあるか?

瞑想習慣が続いています!

まだ2か月くらいですけど、やっぱり日々に変化は感じますね。

 

瞑想のメリットについては、以前の記事にも書きましたが、

瞑想を続けるコツ

本当、心が静まっている時間が増えました。

 

大分前に書いた下記の記事でも、

瞑想を1週間続けて感じた3つの変化とお薦めCD

 

以前、気功の本か何かで、人は「気」を丹田など「肚」に溜めているときが一番力が出るのだけれど、頭で考えすぎてばかりいる人は、頭に気が上ってしまって、体が不安定になり、結果として心も不安定になると読んだことがあります。

私も「頭に気が上ってしまっている」状態が多いなと自覚しているのですが、その「気」がちょっと、「肚」に戻ってきているような感覚がある、といえばいいでしょうか。

 

と書きましたが、最近、

「今、自分の中心はどこになっているか?」

「自分の意識はどこにあるか?」

を頻繁に意識するようになりました。

 

そして、大きく分けて3つの状態があるな、と気づきました。

Contents

丹田(肚)に意識があるとき → 一番心が落ち着いている状態

  • やることがたくさんあっても焦らない。
  • 何か突発的な出来事があっても、慌てない。
  • 目の前の出来事を距離を置いて、客観的に見ることができる

 

胸のあたりに意識があるとき → 自分の軸からブレかけている

  • 人の態度や人からの評価が気になる
  • 漠然とした不足感を覚える
  • 外の出来事に感情を揺さぶられる

 

頭に意識がある → 外の出来事に振り回されている状態

  • やるべきことがたくさんあって終わらない、どうしよう! など、パニックになる
  • 目の前の出来事を解決する力は自分にはないと思う
  • 自分には価値があるのか、不安を覚える

 

以前は、最後の「外の出来事に振り回されている状態」でも、それはもう自分ではどうすることもできないと思っていました。

でも、最近、

  • まずは深呼吸するなり、体をほぐすなりして、自分で体の状態をコントロールできるという感覚を取り戻し、
  • それから、頭や胸に上がってしまっている意識を、ゆっくり肚に落としていく意識を持てばいい

ということが分かってきました。

良い状態のとき、意識(気)が肚にあるのなら、意識が肚にないと気づいたら、そこに戻すようにすればいいわけですから。

 

なかなか「意識が肚にある落ち着いた状態」を体感していないと、それを自ら作り出すことは難しいと思うのですが、一日十分、十五分でも静かに座って目を閉じる時間を作り、「意識が肚にある状態」が分かってくると、日常でもそれを作り出せるようになってきます。

 

「普段外のことに振り回されがちで、それを変えたい!」と思っている方は、是非、瞑想習慣を作ってみてください。

無音のなか、座禅を組むのが一番いいと思いますが、「それは無理!」という人は、好きな音楽をかけて、ただ目をつむっているだけでもいいと思います(寝なければ)。

一週間も続けてみると、自分の心と体の変化に気づくはずです。良ければ、試してみてくださいね。

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

文章を書いたり、写真を撮ったりしています。

現在は、『凪~遊部香official site~』で主に活動中。

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