迷いや後悔が減った理由

以前は、動き出すまで、「あーでもない、こーでもない」と頭をこねくり回して考える方だった。

そして、後悔の頻度も高く、「あー、あそこで言いたかったのは、ああいうことじゃなかったのに」とか「あそこでああしていれば良かったのに」というネガティブな思考が頭にしばらく取り憑くことも、しばしば。

 

でも、最近は随分、減った。

 

それは、「年を重ねた」ということでもあると思うのだけれど、それより大きいのは

「直感と思考を分けられるようになった」

ことかもしれない。

 

頭で考えて、「こうしておいた方がいいかも」「この方がうまくいくはず」「タイミングとしては、このあたりがベスト」と動くと、うまくいくときもある。

でも、うまくいかないこともあって、そうなると、「あ~、やるんじゃなかった」「あ~、タイミングを外した」となる。

 

でも、直感で動くときって、「今、これをやったほうがいいよ」と外から言われて、背中を押される感じがする。

そうやってした行動も、うまくいくときもあれば、いかないこともある(笑)

 

でも、そうやって背中を押されてする行動って、あまり大変じゃなくて、むしろ、「これ、やってみたら楽しいかも」という思いでするものだから、失敗しても、「やらなきゃよかった」にはなりづらい。

 

そして、一見失敗に見えても、「あ、これは、あとから意味が出てくる行動だったのかもな」と、なんか思える。

 

そうやって、なにか「大きな流れ」みたいなものを信頼して生きられるようになると、一つ一つの行動や結果の重要性が、以前より薄まる

 

そして、逆説的だけど、そういう「直感」が来るためには、あれこれ先のことを思考していたり、過去のことを後悔してはいけない。

直感は、思考を休ませ、リラックスしているときに来やすいから。

 

頭で考えがちな人は、たまにはちょっとリラックスして、自分の思考を止め、外からの直感に心を開くことを意識してみてもらいたいな、と思う。

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

文章を書いたり、写真を撮ったりしています。

現在は、『凪~遊部香official site~』で主に活動中。

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