行動力が必要ないなら、「必要最低限の行動」って何?

少し前に、「自分には「行動力がないな」と思っている人に伝えたいこと」という記事も書いたけれど、「大量行動」は必要ないと私は思っている。

 

営業職とか、「数打ちゃ当たる」的な仕事も世の中にはあるのだろうし、「大量行動」が性格として向く人はいるだろう。

でもそういう人は「自分には行動力がないな」とか「もっと行動しないといけないんじゃないか」なんて悩まないだろうからね。

 

だから、「行動しないと」と、「行動」を負担に感じている人には、「必要最低限の行動でいいよ」と伝えたいなと思う。

 

で、今日はその「必要最低限の行動」って何? ということを書いてみたい。

 

必要最低限の行動 その1 : 現実を変える最後の一手として

 

私はエイブラハムの説が好きなので、「行動の前に思考をまず整えることが大事」と思っている。

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2018.01.05

理想の未来に向かうような思考を抱いた上で行動しないと、「火消し作業」みたいなつまらない行動で人生が終わってしまったり、行動することでかえって状況が悪化してしまうことすらあるから。

 

ただ、「思考」だけでは、現実が変わらないのも確か。

 

思考の力は強力で、自分がいい気分でいるだけで、確かに良い仕事の話がきたり、楽しい誘いが来たりはする。

これはこの1年くらい本当にたくさん体験してきた。私も。

 

でもね、そういういい話が来るところまでは、「思考」だけでどうにかなっても、いい話がきたときに「あ、それやりたいです!」と言って、実際にやる、というのは「行動」。

 

そして、その行動が、現実を動かす。収入を増やしたり、楽しい時間を増やしたり、人との関係を強化したり、ね。

 

必要最低限の行動 その2 : 人の「説」を自分の「信念」に変えるため

 

それから、行動が大事だと思うのは、やっぱり自分でやってみないと「体感」が湧かないな、と思うから。

 

私もこのブログで、「『やらなきゃいけないかなぁ』と思っていることはやらなくても、案外大丈夫」とか良く書いているけれど、本当に「大丈夫なんだ」と分かるためには、「やらない」という決意&行動が必要になる。

(「やらない」行動 というのは、やや矛盾した言葉だけれど)

 

また、「やりたい」と思ったことは、小さなことからやってみると心が満たされる、ということも書いているけれど、それも、そういう文章を読んで「確かに、そうだろうな」と思うのと、実際にやってみて、体感するのとでは全然違う。

 

実際にやってみると、「あぁ、こんなにしあわせな気持ちになるんだ」とか「あれ、これはそれほどでもないんだな」とか、分かる。

 

だから、やってみる前と後では、自分の納得感は雲泥の差。

 

本やブログを読んで、人の「説」を取り入れるのもいいけれど、自分で体験して、「本当にそうだ」と思うまで、それは「人の意見」に過ぎない。

 

だから、なにか気になる文章に出会ったら(このブログでであっても、他の人の本やブログのなかであっても)、実際に小さなチャレンジをしてみてもらいたいな、と思う。

 

「こんな考え方が本当だったらいいな」と思えることを、実行してみて、「あぁ、本当にそうだ」と納得できたら、それは「確かかもしれない人の説」ではなく、自分がよりどころにして生きる「信念」や「信条」にさえなるから。

そういう意味では、恐れず、行動してもらいたいな。

 

「これが本当だったらいいな」と思える考え方を、「これは本当なんだ!」と体感出来たら、世界はまたひとつ、あなたに優しくなる。

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

文章を書いたり、写真を撮ったりしています。

現在は、『凪~遊部香official site~』で主に活動中。

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