昨日は東京都内でも39度だったとか。
一番暑いといわれる14時から都内で打ち合わせがあったので、まさに39度ありそうななか、歩いていました(^^;)
しかも先週暑いなか無理して走ったせいか、昨日から体のだるさが半端なく、さらに軽いめまいみたいなものが頻繁に襲ってきて、しんどかった……。
暑いときは、無理な外出はしない、疲れを感じたらちゃんと休み疲れを貯めないということが重要ですね。
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実際の暑さより、「あ~しんどい」という思いが体を痛めつける
ただ、昨日は本当、くらくら、くらくらするし、さらに新しい暑さは襲ってくるし、ご飯も食べたくないし……もう、どうしよう!!! という感じだったのですが、そのときに、ふと気づきました。
あ、今、めまいより、暑さより、食欲不振より自分の体を痛めつけているのは、
「あ~、どうしよう」「あ~、しんどい」という思いなんじゃないか、と。
以前、『気功革命』という本を読んだのですが、『脳内革命』が流行った頃に出た本のようで、それに対する批判的な言葉がひとつ書かれていました。
「頭に気を回しすぎると、かっかするだけ。気はお腹(丹田)に貯め、必要な時に使うもの」
正確じゃないですが、そんな感じの言葉。
昨日、「あ~、どうしよう」となっていたとき、私の「気」の多くは頭に行っていたんですよね。「体」がしんどいと言いながら、実は、体には意識を払っていず、頭で暑さや体調不良について考えていただけだった。
自律神経を整えるワーク
よく自律神経を整えるワークとして、次のようなものが紹介されます。
下記の言葉を順番に唱え、実際にそれを体でできるだけ感じるようにする、というものです。
- 気持ちが落ち着いている
- 手足が重い
右手が重い → 左手が重い → 右足が重い → 左足が重い と順番に - 手足が暖かい
右手が温かい → 左手が温かい → 右足が温かい → 左足が温かい - 心臓が静かに打っている
- 呼吸が楽になっている
- お腹が温かい
- 額が涼しい
めまいの原因の多くに自律神経の乱れもあるそうなので、ふと思い出して、昨日は涼しい場所で、足や手や体に意識を向けるようにしてみたのですが、そうしたら、少なくとも「あ~、どうしよう」「あ~、しんどい」はなくなりました。
頭・思考が暴走しているときには、体に意識を戻すことって重要だなと改めて感じました。
暑さにやられないコツ
確か、小池龍之介さんの本にも、暑さにやられないコツとして、
「暑さを暑さとしてだけ認識する」
ということが書かれていました。
人は暑さを感じると、「あ~、暑い!」「あ~こんなの無理だ!」「なんでこんな暑いんだ!」「こんな暑い中、〇〇しないといけないなんて、しんどい!」とか思考がどんどん雪だるま式に大きくなっていくけれど、それをするから余計暑さがしんどくなるのだ、と。
暑いときもただ、自分の肌と服のあいだの空気の温かさや、肌に感じている汗の感覚など、一つ一つ、実際にある感覚に意識を向けるといい、と。
もちろん、39度や40度の暑さは精神論だけでは乗り切れないので、当然、クーラーなど文明の機器に頼るのは大事です!
でも、クーラーなどに頼っても、連日の暑さに精神的に参ってきたなと感じたら、「頭」から「体」に意識を戻すということを意識してみてはいかがでしょうか?
という提案でした!