最近、ふと思った。
以前は、「淋しいな」と感じると、「最近、人と会っていないからじゃないか」と考えたり、実際、人と会う約束を増やしたりしていた。
あ、補足すると……
一時期すごい頻度でインタビューしていたせいで、私のことを「社交的な人」と思っている人が多いみたいなのだけれど、実は、全然違う。
基本、一人でマイペースに過ごすのが好き。
ありがたいことに、仕事も家で自分のペースでできるものが多いので、平日のほとんどは、家でパソコンに向かったり、それに飽きると、仕事の場所を変えたりして、本当、マイペースで働かせてもらっている。
そして、気づくと、「あれ? 最近、人に会ってないなぁ」ということが起こる(笑)
以前は、
「こんなんじゃいけないんじゃないか」
「もっと積極的に人に会いに行かないと」
「セミナーとか勉強会にもたまには参加しないと」
という焦りがあったり、
淋しさや孤独感を感じると、「人との接触が足りなすぎるんだ」と思ったりしていた。
でも最近、本当にそうなのかなぁ? と感じてきた。
「あれ? 最近、人に会ってないなぁ」と思うくらいのときって、自分のやるべきことに集中していて、実は、淋しさとか孤独とか感じていない。
そんなことを感じる余白がないくらい、何かに没頭している。
そういうときって、実はしあわせ。
そこまで考えて、分かった。
淋しさとか孤独って、
人とのつながりが切れて感じるんじゃなくて、
「自分自身」とのつながりが切れたときに感じるんだ! と。
- 自分が本当にやるべきだ(&やりたい)と思っていることを、外的な理由で後回しにせざるを得ない時期が続いたり、
- 自分の感情を押し殺して生きなくてはいけない状況が続いたり、
- 何らかの原因で凹んで、「どうせ自分なんてダメだ」と自分の本当の力とのつながりを失ったり……
淋しさや孤独の原因って、本当はそこにあるんじゃないか?!と思った。
欠乏からの行動は、いい結果にはつながらない、ということはこのブログでも繰り返し書いてきたけれど
「淋しい・孤独」→それを埋めるために「人に会う」という行動をする
という流れの場合、それは、淋しさや孤独をさらに感じさせる結果に終わる可能性も高い。
だからやっぱり、人に会うのも、自分が自分としっかりつながって、しあわせだなぁ、っていうときにしたほうがいい。
それは、「淋しいときに人に頼るな」という厳しいことでもあるのだけれど、
見方を変えれば、
「淋しさも孤独も、自分一人でどうにでもなるから、怖いものじゃないよ」ということでもある。
淋しさは、本当の自分と離れてしまっているよというメッセージ。
そういうときほど、他人とじゃなくて、自分とたくさん話をしてあげよう。