1年半くらいかけて、約50人にインタビューしてきて、たくさんの素敵な人に出会い、多くのことを学んだ。
でも、私が最終的に行き着いたのは、
「答えは自分の中にしかない」
という答えだった。
外にたくさん「ヒント」はある。
人との出会いにも、本にも、セミナーにも、「ヒント」はある。
でも、「答え」はない。
もちろん、「1+1」の答えとか、社労士試験の問題の答えとか、正しい植物の名前とか、そういう「答え」は外にある。
でも、しあわせに生きるための「答え」も、しあわせに働くための「答え」も、外にはない。
あるのは「ヒント」だけ。
なぜって、何がしあわせなのかは、自分にしか分からないから。
どこに辿り着きたいのかは、その人にしか分からない。
そして辿り着きたい目的地に効率よく辿り着く「ヒント」を与えることは人にできるかもしれないけれど、
目的地までの道のりを楽しむための最適なルートを割り出せるのも、結局、自分なんだ。
多くの人は自分の心の訴えを無視し、外の声にばかり耳を向ける。
そこに正しい答えがある気がして。
でも、そうやって外の力を頼って生きると、内側の力はどんどん弱っていく。
耳を傾けてもらえない心の中の自分は、どんどん拗ねて、小さく丸まっていってしまう。
本当に自分が耳を傾けなくてはいけない声は、内側にあるのに。
本当に自分を奮い立たせてくれる力は、外からやってくるのではなく、内側から湧きおこるものなのに。
その力とつながれた人は、強くなる。
そして、しあわせになる。
もっと自分の声を聴いてあげよう。自分の力を信じてあげよう。