働くママや働けなくなったママの生きづらさを解消したい:ライフコーチ・Naokoさん

今日は素敵な起業家として、ライフコーチであり、フォトグラファーでもあるNaokoさんをご紹介します。

Naokoさんは、あたたかいし、面白いし、格好いいし、一緒にいて、とても楽しい方です。

実はこのインタビューの前に、Naokoさんのフォトセッションのモニターを受けさせてもらったのですが、「できた写真をもらわなくても、数時間Naokoさんと話ができただけで、充分その価格の価値あり!」というくらい、心地よい時間が過ごせました。

それはNaokoさんが聞き上手だからだと思っていたのですが、今回、それにプラスして、もう一つ、分かったことがありました。それは、「Naokoさん自身がしっかり自分の軸を持ち、自分の力で自分を満たせる人だから、人に良いエネルギーを与えられるんだ」ということ。

今はプロフィール写真撮影のほうが依頼数としては多いということなのですが、Naokoさんにはライフコーチとして、是非、大きく羽ばたいてもらい、本当に困っている人に広く知られる存在になって欲しい!と、心から思いました。

Naokoさんのサイトは記事の最後にリンクを載せてあるので、インタビューを読んで何かひっかかった方、是非、連絡を取ってみてください!

良い大学に入り、大手企業に入社し、一見順風満帆に見えた20代まで

Naokoさんは今は、「人の意見や評価に振り回されるのではなく、自分自身に選択権を取り戻し、自分の軸を生きる大切さ」を訴えたいと、ライフコーチとして独立し、仕事をされています。

その仕事を選んだ根底にあるのは、自分自身がずっと人生の選択権を人にゆだね、我慢に我慢を重ね、しんどさのなかで生きてきたという想いがあるからだそうです。

ただ、そんなNaokoさんの当時の「しんどさ」を知らないと、Naokoさんの経歴は、

ICU大学で社会学を専攻。在学中1年間アメリカに留学。卒業後、NTTに入社。国際マーケティング部に配属され、30歳まで働く。社費での海外留学を提案されるほど、上司に目を掛けられ、活躍する。

という非常に華々しいものになります。

でも、インタビューでNaokoさんは、正直にその当時の心境を語ってくれました。

Naokoさん
うちは母が、『~であらねばならない』という想いが強い人で、母親の束縛から逃れたいと思っていた。そして、良い会社に入り、経済的に自立できれば、母親から解放されるだろうと考えた。

つまり、その時点で、私は自分の人生の選択権の一部を母親に渡していた。

NTTに就職できたのも、ツテがあったからだった。私は、留学から戻ってきたのが大学四年生の頃で、その時点で、就職活動は出遅れていた。それで、ツテのあったNTTを受け、受かったというのが実態だった。

だから、自分の中に、どうしてもNTTで〇〇の仕事がしたい、などという想いがあったわけではなかった。

それに対して、当時はバブルもはじけ、就職活動は厳しい時期だったから、同期の多くは、なぜこの会社を志望し、この会社で何をしたいということが明確だった。つまり、同期には内側から湧くエネルギーがあったけれど、私にはなかったということ。

だから、変化が激しい通信業界で、その変化に追いつくために勉強するのに必死で、いつも仕事に振り回され、追いかけられ、『私は何をやっているんだろう』という気持ちが強くなっていった。いつも同期や周りと自分を比較しては、落ち込んでもいた。

それでも上司は私に目をかけてくれて、アメリカへの社費留学を提案してくれた。ただそのときも、自分に自信がなく、『社費で留学までさせてもらっても、帰ってからその恩を返せるほどの働きが自分にできるとは思えない』という気持ちで、オファーを断った。

 

遊部香
ええぇ。もったいない。

会社のお金で資格を獲らせてもらいながら、資格を獲ってすぐに会社を辞めようとしてトラブルになる人がいるような世の中で……Naokoさん、真面目すぎです!

でも、Naokoさんは相当追いつめられていたのでしょう。それから、うつに近いような状態になり、NTTを退職します。

転職、出産、窓際族……。がまんが5年で限界に達する。

その後、外資系のジュエリー会社に転職を決めたNaokoさん。マーケティング部に希望を出したものの、前職とは業界が違うため、マーケティングの経験は生かせないだろうと、初めからカスタマーサービスや新人教育担当など、他の部署に配属されます。

Naokoさん
そこは、今までとはカルチャーが違って、社員のタイプも違った。それで、合わないなということは、初めの頃から感じていた。

それでもNaokoさんは、「一社目を退職し、転職してきたわけだし、ここで失敗したら、あとがないかもしれない」という想いで、その会社に必死にしがみついたそうです。

Naokoさん
私の方にも違和感があったし、上司からもあまり評価されなかった。そんななか、ようやく昇進できそうだというタイミングで、子供を授かった。

そうしたら、なんでこれから休暇に入る人を昇進させないといけないんだということになり、昇進は見送りになった。

すごい逆風……。私なら、とっくに辞めてしまっていそうな環境ですが、頑張り屋のNaokoさんは、育児休業後も、「窓際族みたいな感じ」になりながらも、5年もそこで働き続けたと言います。

Naokoさん
結局、昇進が見送りになって、育児休業から戻ってきたら、『もう、あなたの席はないわよ』みたいに言われ、異動になった。何度か異動して、最後は往復3時間かかる営業所の配属になり、その頃、長女が小学校に上がって、『これ以上、この生活は無理だ』と思って、辞めた。

また逃げちゃったんだけど……。

いやいや、全然逃げてませんって!
私なら、育休終了と同時に、どろんしているかもです……(^^;)

でも、辞めたときには、そうやって自分のせいで続けられなかったと自分を責めていたNaokoさんですが、仕事を辞めて数か月休んだ頃、小松さやかさんとさやかさんがされているライフコーチと出会います。

それが新しい扉を開くことになりました。

ライフコーチとの出会い。自分が息苦しかった理由が分かる

Naokoさん
さやかさんのコーチングを、起業プログラムも含めて、1年半くらい受けながら、私自身もさやかさんが学んだライフコーチワールドで、ライフコーチの資格を獲った。

それは、半年間毎週オンラインの講座を受け、毎月リアルな場で集まる講座を受け、試験をパスしてようやく取れるという資格だったそうですが、その受講をためらうことなく決めるほど、Naokoさんは、「ライフコーチ」という仕事に可能性を感じたのでしょう。

自分でもコーチングを受け、資格の勉強をする中で、Naokoさんは、それまでの自分の息苦しさの理由に気づくようになります。

Naokoさん
結局、私は、早く母親の束縛から逃れたい。そのためには、経済的な自立や、社会的な地位が必要なのだ、と思って、頑張ってきていた。

自分の内側からの『このために、これがやりたい』という想いではなく、外側から与えられた理由で、無理やり頑張っていた。

だから、苦しかったし、なかなか思った成果に結びつかなかったのだと、今は分かる。

そういう気持ち、私も分かる気がします。

自分が本当にやりたくてやっていることは、周りから見たら「頑張っている」と見えることでも、自分としては「え? そう?」という感じなのに対して、「頑張らなくてはいけない」という思いで頑張っていることって、本当にしんどい。

そう気づき、自分が心からやりたいと思っていることを仕事にしたNaokoさんは、今はとても幸せだと言われていました。

その「幸せ」な状態だからこそ、Naokoさんは人の良い面を見つけることができ、一緒にいて心地よく、人にいい影響を与えられるんだな、と、話を聴いていて、改めて思いました。

同じように苦しんでいる働くママはたくさんいるはず

コーチとして自身も仕事を始めた今、Naokoさんは、「外からの理由で『頑張らされている』人は本当に多い」と感じるそうです。

特に、働くママの多くは、色々なことを我慢したり、頑張って今の仕事にしがみついたりしている、と。

Naokoさん
私も長女が小学校に入るまでの6年くらいは、会社で働きながらママをしていたけれど、最後は通勤に往復3時間掛かっていたのもあって、本当に限界まで頑張っていた。

その頃35歳を過ぎていて、そこで辞めたら、もう自分の市場価値はどこにもないと思っていたから、その会社に残るのに必死だったし。

自分が我慢していると、『私も我慢しているんだから、あなたも我慢してよ』と、夫にも厳しくなって、家庭も暗くなる。結局、我慢することに良いことなんてないな、と分かった。

ママがハッピーなら、家族もハッピーなんじゃないかな、と今は思う。

そんな想いで、Naokoさんは「働くママ」に対して、今はライフコーチのサービスを提供しています(実際には、専業主婦のクライアントさんもいるそうですが、そういう方が、改めて社会とのつながりを作るお手伝いもしたい、とのこと)。

Naokoさんは、ライフコーチの仕事を通して、こんなことも感じているそうです。

Naokoさん
人生のどこのタイミングでつまづくかは人それぞれだけれど、人生で生きづらさを感じている人って、最初のセッションでは、誰かを責める言葉が多い。

『お母さんのせいで、こんな人生を歩んできてしまった』とか、『子供の頃にあんなことがあったから、自分はこんな性格になってしまった』とか、『会社の制度がどうだから、今、生活が大変だ』とか、『夫のせいで、会社が辞められない』とか。

でも、セッションを重ねていくうちに、『あ、自分で選んでいたんだ』と気づくときがある。

自分が全部を選んでいるということに気づいたとき、最初は受け入れるのがしんどいこともある。誰かを責めていたほうが、自分は責任を取らなくて楽だから。

でも、そこを乗り越えると、『自分が全部選んできてしまった』『自分で全部決めないといけない』という思考から、『自分にすべて決める力があるのだ』という思いにたどり着ける。

そうやって、自分に力を取り戻せた人は、これからの未来を自分で作っていけるし、本当にやりたいことを見つけて、そこに進んでいけるから、強い。

そんなふうに、「〇〇が△△だからしょうがない」「自分にはこの選択肢しかないのだから仕方ない」と、我慢に我慢を重ねて頑張っているママたちが、視野を広げ、もっと自由に生きてもいいのだと元気を取り戻していったら、いいですよね。

愚痴をこぼすだけでもいい

Naokoさんは、独立したライフコーチとしても活動されていますが、週に2回は企業のなかで「育児コンシェルジュ」としても働いていらっしゃいます。

それは、小さな子供を育てながら働く社員の相談に乗るというお仕事で、保育園探しや自治体の制度、会社の福利厚生、子育てと仕事を両立するうえでの乗り切り方に関する情報を提供するのが主な仕事だそうです。

それに加え、Naokoさんは、6年ほど正社員として働きながら、子供を育てた自身の経験を活かし、「どうやったら、もっとパパに育児参加してもらえるか」「パパとママのコミュニケーションはどうしたらうまくいくか」などのアドバイスをされているとのこと。

Naokoさんはこう言われていました。

Naokoさん
一人30分の相談時間なのだけれど、30分ずっと愚痴をこぼしてくれるだけでもいいと思うの。気軽に相談する場所がなかったり、一人で抱え込んで限界まで頑張り続けていると、仕事にも子育てにも幸せを感じるのが難しくなるし、安心安全な吐き出す場所があるというのも大切だから。

確かに、そうですよね。

「コーチングを受ける」「カウンセリングを受ける」というと、すごい決意が必要なことのようにも思えてしまいますが、「あー、もう限界だ。誰か、話だけでも聞いて!」という状態のときには、気軽にNaokoさんの単発セッションなど受けてみるといいと思います。

(上記の会社のように、社内に「育児コンシェルジュ」などのサービスがあれば、そういうのを利用してもいいと思いますが、なかなかそんな気の利いた会社は少ないと思うので)

でも、本来コーチングは、自分らしい人生の実現をサポートするものです。Naokoさんは、ママの人生をサポートをしたいという想いを、こんな風にも語られていました。

Naokoさん
ママが幸せに働くには、環境が整っていることが欠かせないのだけれど、どこで働くにしても、自分なりの価値基準や大切にしたいことをハッキリさせること、つまり、自分の軸を持つことが大事。

それから、仕事だけじゃなく、パートナーシップや子育てを含む家族との関係やライフスタイルなど、生活全体が整わないと幸せを感じられない。

周りの言葉に振り回されて苦しくなっているママが、人生トータルで、自分が大事にしたいことを大事にできるようになることをゴールと考えて、サポートしていかれたらな、と思っている。

働くママがまず最初に意識を向けるのは、保育園のことや、会社の福利厚生など制度かもしれませんが、子供だけではなく、自分自身の人生をしっかり考えられる社会を作ることが、大事ですよね。

そして、自分自身の人生であっても、一人で考えているだけだと、煮詰まってしまったり、同じところで思考がぐるぐる回ってしまうだけのことも多いものです。

そんなときには、客観的な立場だからこそ、広い視野を持てるプロのコーチにサポートしてもらうことに意味があるのだと思います。

Naokoさん
客観的な視点を持つコーチと二人三脚で、自分の内面を深く見つめることで、思考パターンや行動パターンが少しずつ変わる。

半年経てば、ほとんどの人が変化を実感できるはず。ライフコーチングを受けた人は、私を含め、自分の理想の人生に着実に近づいていっている。

自分のこれからの人生に漠然とした不安がある、明るい未来が描けないというママは、是非、コーチングを受けてみてください。自分を息苦しくさせている原因がきっと見つかり、それに対処できるようになるはずです。

 

写真もコーチングも同じ。陰影こそ魅力。

Naokoさんは、ライフコーチのオプションとしても、単体のサービスとしても、プロフィール撮影などの「写真撮影」のサービスもされています。

これが人気で、1年で80人ほどの人が申し込んだとか。

先に書いたように、私も撮ってもらったのですが、本当、楽しかったです。大笑いした写真がいっぱいになりました。

ちょうど新緑が綺麗な晴れた日で、とても自然体の写真を撮ってもらえたなと思います。SNSのプロフィールは、Naokoさんに撮ってもらったこの写真を使っています。

Naokoさんは大学時代から一眼レフで写真を撮り始め、アメリカの大学に留学したときには、写真の授業も撮っていたほどだとか。

写真の腕前も、本当、プロとして信用できる、確かなものです。

Naokoさんは、その人の自然な良さを引き出して撮ることを大切にしていて、「講師だから、それらしいポーズをつけて」とか「しわやしみを消して、別人のように美しく加工して」とか、そういう依頼は、基本的には受けないということでした。

Naokoさん
最近は、SNSをみんなが使う時代になって、作られたものはすぐに見破られる時代になっていると思う。

それに、みんな、美しいから、その人に会いたいと思うのかな? 完璧だから素敵だと思うのかな?

本当の魅力は、陰影や凸凹にあるんじゃないかと私は思っている。だから、そういうものを含めて、『私はあなたの魅力はこんなところにあると思いますよ』と提示するように撮っている。

Naokoさんが仕事で大切にしていることも分かる、良い言葉だと思いました。

Naokoさんは本当に話しやすく、あったかい方です。どんな話をしても、全肯定してもらえるので、エネルギーをもらえて、居心地がいいです。

Naokoさんのセッションは、コーチングでも、撮影でもお薦めです!

特に、今、生きづらさを感じていて、その生きづらさは外に原因があって「自分にはどうにもできない! 耐えるしかない!」と思っている方は、本当、まずは一回、Naokoさんのコーチングを受けてみてください。

「選択権を自分に取り戻す」という言葉はいろいろな本にも書かれていますが、実際に体感しないと、その言葉の真の意味は分からないと思います。

自分の心持ち一つで、人生は大きく変わります。今、息苦しさを感じているのなら、変化のチャンスだと私は思います!

★Naokoさんのサイト

・Naokoさんのサイト(ブログ)「ライフコーチNaokoのブログ」
→ http://days-of-joy.com/

・ライフコーチングセッション
→ http://days-of-joy.com/coaching-session/

・フォトセッション
→ http://days-of-joy.com/natural-photo-session/

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表
インタビューライター


千葉県市川市を拠点に「インタビュー記事作成」「WEB文章設計・ライティング」などをしております。

自分自身が多くの本やブログ、メルマガから「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」をもらったように、自分もその知識と経験、文章力で、誰かの今日と未来を輝かせるためのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

文章を書くのが仕事であり、趣味。純粋な趣味として、花や風景の写真を撮っています。

写真と「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」になる文章を合わせた本や、素敵な仕事人の名言を集めた本を出版したいと思っています! 出版社とつなげてくれる方がいたら大歓迎♪

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