自分実験で「違和感センサー」が立つと、結果、自分への信頼度が高まる

さわとん

昨日は、久しぶりに、さわとんに会いました。

「あ、こんにちは」くらいのレベルでは何度か会いましたが、ちゃんと話したのは、1年ぶりくらいかもしれない。

ということで、このブログにも、さわとん登場率が下がり、「え? さわとんって誰?」という人もいると思いますので、説明します(笑)

 

さわとんは、知り合いのカウンセラーです。

元々は「うつ専門」を売りにしたカウンセラーで、「うつ専門」と名乗ったユニークさと、自身がうつに苦しみ、ビルの屋上から飛び降りたこともあるという経験から、メディアにも脚光を浴び、本も3冊出版し、NHKにも出演し、全国で「自殺予防」の講演活動もしている「すごい人」です。

でも、実際に会ってみると、ほわんっとした人です(笑)

さわとん自身にもこの素敵な仕事人インタビューを2度も受けてもらいましたが、
http://vitarals.com/2015/12/post-107.html
http://vitarals.com/2016/08/sawaton.html

同時に、素敵な人をすでに10人以上紹介してもらっています。特に初期の頃。

なので、このブログのインタビューは、さわとんのおかげでここまで育ってきたと言っても過言ではないですし、本当にお世話になっている人です。

Contents

結局、すべては自己肯定感

ちょっと話は変わりますが、1年半ほどで、素敵な仕事人インタビューを36人、素敵な起業家インタビューを5人にしてきて、私が一番思ったのは、

「起業して成功するか、しないかは、その人の自己肯定感で決まるな」

ということでした。

起業の「成功」自体が、はっきりとした基準などないものです。

だから、私は、たとえ年収が100万円くらいでも、「私は自分の力を出し切り、自分が本当に心地よくできる仕事をやって、お客様に満足してもらい、そして私も満たされている」と言えるなら、その人は起業の「成功者」だと思います。
(口先だけで「これで十分」と言っているのではなく、生き方全部を見ていて、あぁ、この人は本当に今の生き方が自分にしっくり合うと思っているんだな、と感じられればですが)

起業でも、人生でもいいのですが、「成功」って結局、「自分」も「今の環境」も色々なこと全部ひっくるめて「これでいい」「これがいい」と言えることなんじゃないかな、と。

たとえ1億稼いでいても、「自分は10億稼げないとしあわせではない」と思っていたら、その人は、今の時点では成功者ではないと思うし、金額的には満足いく額を稼いでいても、自分の心がやりたいと叫んでいることを無視して、本当にやりたいことをやる時間を削って仕事をしているのなら、それも、成功じゃないと思います。

 

つまり、成功するために必要なのは、

  • 自分の心に従い、本当にやりたいことをやる勇気
  • そうやって生きた(働いた)結果を全部、これでOKと肯定する力
  • 未来もこれで大丈夫と根拠なく安心できる力

なんじゃないかな、と。

 

「今」を「All OK」と思うのは、向上心に欠けるのではないかと思っていたこともありますが、でも、そうじゃないんですよね。

今が「OK」、自分も「OK」と思うことで、次の「やりたいこと」に進む活力が生まれてくるんです。

今や今の自分にダメだしばかりしていたら、その先に進めません。

 

 自己肯定感を高めるには?

でも世の中、今が「OK」、自分が「OK」を思えない人もたくさんいるんですよね。

そういう人に、自己肯定感を高めるコツを一つ伝えるなら、

「まずは、自分で自分を大切に思って、大切に扱ってあげてください」

と言います。

 

自己肯定感が低い人は、人の評価を求めて、消耗しています。

消耗しすぎて、自分の自分に対する感度がすごく下がってしまっているんです。

だから、自分の素敵な部分に気づけない。

 

でも、ちょっと余裕を取り戻せば、「今」も「自分」も捨てたものじゃないとちょっとずつ思えるようになります。

そのために、急に「やりたくない仕事を辞める」とか大きなことはしなくてよくて、会社で「あ“-」ってなったときに、ちょっとコーヒーを入れて落ち着いてみるとか、会社帰りに10分でもカフェに寄って、ほっとできる時間を作るとか(どんだけコーヒー好き?(笑))、ちょっとでも、自分をちゃんともてなしてあげる。

 

自分が何を心地よく感じているかに敏感になって、それをできるだけ1日の中に取り入れていく、そうやって「自分をもてなす」ことが、「自己肯定感」につながっていくと、私は考えています。

 

「自分実験」と「違和感センサー」

昨日は、さわとんも似たようなことを話していたので、興味深く感じました。

ただ、似ているけれど、微妙にニュアンスが違っている部分もあって、それもまた面白いな、と。

さわとんは、自己肯定感を高めるためには、「違和感センサーというアンテナを立て、自分の気持ちに敏感になること」が大事と言っていました。

 

そして、さわとんの話はこう続きました。

さわとん

「違和感センサー」というアンテナを立てるためには、色々なことをやってみることが重要になる。

そんなに大きなことじゃなくていい。大したリスクはないこと。

 

たとえば、いつもは醤油ラーメンばかり食べているけれど、今日は塩ラーメンを食べてみよう、とか、そんな小さな「実験」をしてみる。

そうすると、いつものように醤油ラーメンを食べたのとは違う感覚が生まれる。

塩ラーメンがおいしかったのなら、それも「塩もいけるんだ」と分かったという価値になるし、もしまずくても、「やっぱり塩じゃなくて、醤油がいいんだ」と気づけたという価値になる。

 

そして、塩ラーメンを食べて生まれた感覚を味わえたということ自体が「宝物」になる。

 

なるほど~。

 

さわとんは、特にこの2,3年、今までの「当たり前」を壊していくような行動をたくさんしてきています。

便利な市川から、ちょっと不便な佐倉市に引っ越してしまったり、服装がどんどん緩くなって、市町村の講演のときにも、だぼだぼのTシャツ姿だったり、作務衣みたいな恰好でセミナーをしたり、カウンセラーなのに歌のCDを作ってしまったり、歌手としてイベントに呼ばれてみたり……。

それらはすべて「自分実験」なのだと、さわとんは以前から言っていました。

 

でも、昨日改めて、醤油ラーメンと塩ラーメンの話を聞いて、さらに「塩ラーメンを食べて生まれた感覚が『宝物』」という言葉に触れ、すごいところにまた行き着いているんだなぁ、進化しているなぁ、と感じましたね。

そして、こういう境地になると、「損したという感覚がなくなる」そう。

 

さわとん

例えば、5,000円の飲み会に行ったとき、以前なら5,000円は人と交流するお金と思っていた。

でも今は、そこで何を感じられるかの投資として5,000円払うような気分でいる。

大勢の集まる飲み会で何か合わなくて、いつもの仲間と数人で会っていたほうが楽しいなぁと感じたとしたら、そう分かったことに5,000円の価値があったと思う。

うむぅ、深い。

 

10月からはさらに新しい境地へ 自分実験する

そんな、一種、悟りを開いてしまったような さわとんでしたが、10月からはさらに新しい境地を目指して、もっと「自分実験」していくのだ、と宣言していました。

そして、その変化を見守り、見届けてくれる人を6名募集するのだ、と。

 

さわとん

その6人には、僕の自分実験の繰り返しと変化を間近で見てもらうのだけれど、一緒に、その人に合った「自分実験」もたくさんしてもらう。

そうやって半年で、一緒に成長、変化していくという場。

 

セミナーや講座ではなく、名前も さわとんの「自分実験ルーム」 だとか。

 

半年間リアルに6回会い、テレビ電話でも6回セッションがあるそうですが、リアルに集まるのは、決まったセミナールームではなく、「さわとんの家」「空港のカフェ」「ホテルのラウンジ」「スーパー銭湯の食事処」などとユニーク。

価値観をぐらぐら揺すぶられ、気づいたらなんかすごいところへ飛んじゃったよ、という半年になりそうですね。

 

私は去年の春に、さわとんの3回講座に参加しましたが、自分とつながるために「やりたくないことを、まずは少し後回しにしてみる。意外とどうにかなる」とか、「迷ったときは、心の中のもう一人の自分に尋ねてみる」とか、面白いことをたくさん学べました。

さわとんは、結構飽きっぽく(優秀な人ほど飽き性なのかも)、同じ講座が2度、3度と開かれることはあまりありません(笑)

違和感センサーならぬ、「面白そうだ」センサーに、ちょっとでも引っかかった人は、申し込みをするか、さわとんにまずはコンタクトを取ってみてくださいね。

★興味がある方は、さわとんのブログに詳細があります!
https://ameblo.jp/sawaton/entry-12310096233.html

 

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

文章を書いたり、写真を撮ったりしています。

現在は、『凪~遊部香official site~』で主に活動中。

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