パソコン・スマホ好きの人を世の中にもっと増やしたい:パソコン・スマホインストラクター 久下沼ひろこさん

久下沼ひろこさん

今日は素敵な起業家として、MobileWay代表、パソコン・スマホインストラクターの久下沼ひろこさんをご紹介します。

ひろこさんは、子供の頃にはお父さんの電子辞書いじりにはまり、短大入学のお祝いにはパソコンをおねだりし、日本でスマホが流行る前から海外のスマホを取り寄せて使い倒すなど、根っからの「パソコン・スマホ好き」人間です。

そんな「パソコン・スマホ」のマニアのような人が、「教える」という自分の適性に気づき、20代前半からパソコン(のちにスマホも)インストラクターとしてキャリアを積み重ねてきたというのですから、「大ベテラン」ですし、好きなことを仕事にしているので、ある意味、無敵です!

でも、ひろこさん自身は「迷ったり、遠回りしたことも色々あった」と話をしてくださる、柔らかい雰囲気の方で、「優しい先生」という感じの素敵な方でした。

 機械の指導歴は、なんと中学生時代から!

先にも書いたように、ひろこさんは子供時代から機械をいじるのが好きで、中学時代にお父さんが会社からもらってきた電子手帳をいじることから、まずはまったそうです。

そして、ひろこさんの機械いじり好きの情報は親戚中に広まりました。そして……

ひろこさん
会社から電子手帳を渡されたけれど、どう操作したらいいか分からないという叔父の指導係になった。それが中学生の頃。

叔父に電話で操作の説明ができるように、同じ電子手帳を叔父に買ってもらった。叔父から電話がかかってきたら、その電子手帳をいじりながら、一緒に操作してもらって、教えるという。

考えてみると、その頃から、パソコンインストラクターみたいなことをしていたみたい。

よく、「『本当にやりたいことが分からない』という人は、自分が子供時代に好きだったことを思い出してみるといい。子供時代に、そのヒントがある」と言われますが、ひろこさんの場合は、まさに!で、すごいですね。

 

最初の仕事は銀行の窓口

でも、そんなふうに自分の機械好きをよく分かっていたひろこさんですが、就職は銀行にします。

銀行では、ムードメーカー的存在で、「笑顔がいい」という理由で窓口担当になるほどだったそうですが(確かに、ひろこさんはニコニコしていて、とても人当たりがいい、話しやすい方です)、お札を数えたり、入金出金の作業をするのはあまり得意ではなく、ひろこさん曰く、「窓口の仕事に向いてはいなかったのかも」とのこと。

ただ、そんななか、銀行で投資信託の扱いが始まり、Windowsのパソコンが銀行にも導入されることになりました(それまでは、専用端末しかなかった)。

短大入学のお祝いとしてパソコンを買ってもらい、就職前にパソコン教室に通ってスキルも磨いていたひろこさんの出番がやってきます!

と、思いきや、パソコンを触れるのは上司だけで、窓口担当の新人は「パソコンに触ってはいけない」という厳しいルールでした(銀行ならではな感じ……)。

しかし、上司はパソコンの使い方を研修で習ってくるものの、なかなか使いこなせず、四苦八苦しています。ひろこさんがパソコンが得意だという話は広まっていたので、上司も、ひろこさんに助けを求めます。

でも、ひろこさんはパソコンに触れられません……。

ひろこさん
だから、ボールペンで、「ここを押してください」「マウスの右をクリックして、そのまま、こっちに持っていってください」と、キーボードやマウスを指示して、パソコンを教えるようになった。

これが好評で、他の上司からも「僕にも教えてくれ」と頼まれたほど。

その頃、ひろこさんは、自分の適性は銀行業務ではなく、パソコンを教えることにあるのではないかと感じるようになったそうです。

どんな仕事についても、「天職」に気づくヒントはあるのかもしれませんね。

 

バイトでお金を貯めながら、インストラクター資格を取得

やっぱりパソコンインストラクターになりたいと思ったひろこさんは、銀行に勤めながら、日曜日はパソコンスクールに通い、MOUS(マイクロソフトユーザースペシャリスト)の資格を取ります。

そしてそれを機に、銀行を退行することにしました。

銀行の人も、「仕事、違うんじゃない?と思っていた」と新しい門出を応援してくれたそう。

ただ、MOUSは、「ユーザー」としてパソコンを使う技術があると認める資格で、教えるためには、もっと難しいMOT(マイクロソフトオフィシャルスペシャリスト)という資格が必要になります。しかもMOTを取得するには、講座に通ったり、受験したりするので、30万円近くかかるそうです。

でも、ひろこさんに迷いはなく、銀行時代に貯めた貯金はすべて使い、足りない部分はアルバイトをしながら稼ぎ、資格取得を目指しました。

アルバイトも、出張パソコンインストラクターの補助や、パソコンの知識が得られるケーズデンキでの仕事を選んだとか。そのあたりも徹底しています。

ひろこさんがすごいというのも、もちろんありますが、人間誰でも、「好き」を見つけたときに発揮される一途なパワーってすごいんじゃないかな、と思います。

 

12年間様々な形でインストラクターとして働き、起業

MOTの資格を2002年に取得したあと、ひろこさんは正式にパソコンスクールに採用され、しばらくは正社員としてパソコンインストラクターの仕事をします。

その後、結婚を機に退職してからは、様々な形態で、専門学校や商工会議所などのパソコン講師をし、2013年の12月に正式に起業したとのこと。

正式な開業届を出す前にも、個人のお客さんから直接指導を頼まれたこともあったそうですし、インストラクター時代に書いていた「パソコンインストラクターの事件簿」というブログは非常に人気で、一時期、有料化してお金を稼いでいたこともあるほどだとか。

ブログを有料化してお金を稼げるってすごいですし、正式に起業してからは3年半でも、実際には、その前からかなり種をまいていた感じがあります。

そうやって、事前に種をまいておいて、ちょうどその芽が出て、仕事が増え始める時期に起業するというのが理想かもしれませんね。

ただ、ひろこさんが言うには、起業当初からお客さんが何人かいたものの、さほど順調な滑り出しではなかったとのことでした。

ひろこさん
最初は、『一般の人』を相手に教えようとしていた。

「ママと子供のスマホ教室」とか開いて。

でも、ママをお客さんにする仕事では、一人500円、多くて2000円くらいが相場だった。

一方で、起業準備のために私も女性起業家の集まりなどに行っていたから、そのなかの人から教えて欲しいと言われて、女性起業家に対しても、パソコンやスマホを教え始めていた。

両方に教えてみて、ママと起業家は価値観とか考え方が違うんだということが分かった。

起業家は、お金を使っても「投資」と考えられる。でも、ママは決められた収入のなかで、どうお金をやりくりするかという考え方だった。

起業家のほうが、パソコンやスマホを使って集客したいとか、やりたいことも明確で、だからサポートにもやりがいがあった。それで、起業して少ししてから、自分のお客さんは『女性起業家』だと決めた。

なるほど!

 

ITアレルギーの人を治したい

そんな流れで、今は「女性起業家」に向けて、パソコンとスマホを教えることに特化しているひろこさん。

ひろこさんがどんな想いでこの仕事をしているのかは、

遊部香
お客さんから言われて、一番うれしかった言葉はなんですか?

という質問に対する答えに表れている気がしました。

ひろこさん
「指導してもらったおかげで、ITアレルギーが治りました。以前は、パソコンを見るのも触るのも嫌だったけれど、今はパソコンに触るのが楽しくなりました」

と言われたのが嬉しかった。

私の指導は、どちらかというと初心者向けだから、例えば、もっと専門的にIllustratorを使いたいとなって、その専門のところに習いに行く人もいる。

そうやって「卒業」しちゃう人もいるわけだけれど、それもまた、嬉しいことだな、と。

私は、パソコンやスマホに苦手意識を持っていた人が、パソコンやスマホを使うのが楽しいとか、それを使えるようになることで世界が広がるという可能性に気づいてくれたら、いいなと思う。

次に進む勇気を与えるというか、ぽんと背中を押してあげられる存在であれたら嬉しい。

素敵です!

ひろこさんが今、女性起業家向けにしているプライベートレッスンは、1時間6,000円 2時間10,000円と料金だけ決まっていて、内容は受講生が自由に決められるそうです。

私は以前、zoom(skypeのような、パソコンを使ったテレビ電話的なもの)の使い方をzoomでレッスンしてもらったことがあるのですが、その場で思いついたことを訊いても、すぐに答えてくれる感じで、「さすが、経験豊富なプロは違う!」と思いました。

ひろこさんが女性起業家に向けてサービスをしようと思ったきっかけに、

ひろこさん
パソコンが苦手だから、使えるようになりたいと思って、パソコンスクールに行っても、基本的にはWord やExcelの使い方を習うことになってしまう。

でも、起業家がしたいことは、サイトを作るとか、名刺を作るとか、facebookの設定をするとか、そういうこと。

だから、起業家が今困っていて、助けてもらいたいと思うところを助けられる存在になりたいと思った。

というのもあるそうですが、確かに、そうだな、と思いました。

一つ一つ機能を順番に教えてもらっても、あまり意味はなくて、「これをしたいんだけど、どうしたらできますか?」ということだけ聞ければ、実は十分なんですよね。

実際お客様に「かゆいところに手が届くサービス」とも言われているそうですが、確かに!

是非、「今更、facebookの使い方とか、誰に聞いたらいいか分からない」とか、「ブログの簡単な始め方を教わりたい」とか、そんなお悩みをお持ちの方は、ひろこさんに連絡してみてください!

ひろこさんは茨城の方ですが、遠方でもZoomなどを使って、レッスンしてくれます!

(そもそもZoomが使えない……という方も多いと思いますが、親切なZoomの使い方もあらかじめメールしてくれるので、大丈夫です!)

それから、今後は、もっと企業研修もしていきたいと言われていました。

ひろこさんは、もともとパソコンスクールのインストラクターですから、大勢の方に教えるのも得意ですし、企業研修の経験も豊富ですので、「毎年新入社員にこのシステムの使い方を教えるのが大変なんだよな」などというお悩みをお持ちの方がいましたら、そんな方も、是非、ひろこさんに連絡して頂けたらと思います!

ひろこさんは、本当、あったかい雰囲気の方で、私も楽しくお話しできました。ありがとうございました!

ひろこさんのMobileWay

パソコン・スマホが苦手で、どうしたら楽しく使えるようになるの?という方から、実際にブログやサイト、SNS運営でつまづいている起業家の方まで、幅広く対応してくださいます!
(メインのお客様は女性起業家ですが、一般の方でもOKです、とのこと)

サイトはこちら → https://mobileway.biz/


 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表
ライター・作家

東京出身・千葉県市川市在住

自分自身が多くの本やブログ、メルマガから「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」をもらったように、自分もその知識と経験、文章力で、誰かの今日と未来を輝かせるためのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

文章を書くのが仕事であり、趣味。純粋な趣味として、花や風景の写真を撮っています。

写真と「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」になる文章を合わせた本を来年あたり出版したいと思っています。

小説も書いています。文学賞受賞歴も多数あります。

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久下沼ひろこさん

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