以前、素敵な仕事人インタビューを受けてくださったソングレター・アーティストの安達充さんが主催する「アーティストフォーラム」のレポートを書かせてもらいました。
(写真は、これまた素敵な仕事人のまーしーさんが撮っていました。アイキャッチ画像もまーしーさんの写真をお借りしました!)
「アーティストフォーラム」というのは、歌うのを生業にしている人から、初めて舞台で歌う人まで、「様々な経歴の6人+安達さん」の7人が、それぞれの「人生のテーマソング」を歌い、自らの人生について語る、という舞台です。
安達さんが
「アーティストフォーラムは、歌を聴くライブではなく、人生を聴くライブ」
と言われていましたが、まさに、でした。
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レポート全文はこちら
レポートの全文が、アーティストフォーラムのサイトで公開されているので、レポートは是非、そちらのサイトで読んでください!
安達さんがそのレポートを、12ページに分けてアップしてくださっているので、「1」から是非、お読みいただけたら。
虹色の舞台
自己啓発とか、スピリチュアル系の本を読むと、同じ振動の周波数同士は共鳴するみたいなことがよく書かれていますが、「まぁ、なんか心地よい場ってあるよね」「不機嫌な人がいたら、なんか自分も気分悪くなるよね」程度の理解でした。
でも、このアーティストフォーラムの最後のほう、
舞台と客席がみんな共鳴(共振?)している!!
みたいな驚きの感覚を味わいました。
最後の方は、舞台で歌を歌うのは初めてという、言ってみれば「素人」の方。でも、その方の語る人生と、その人の歌う歌詞が響いてきました。
でも、そこがクライマックスなんですが、それまで5人と安達さんがそれぞれ人生や人生のテーマソングを歌い、すでにその会場全体に、空気ができあがっていたんですよね。
アーティストフォーラムでは、7人がそれぞれ1つの色を担当しています。みんな違う方向に個性的な方たちで、最後、本当に虹がかかったような、カラフルで、エネルギッシュで、感動的で、素敵な舞台でした。
流れるままに
最初に安達さんが歌ったのが、「流れるままに」という、インタビュー記事でも紹介した、安達さんの人生のテーマソングみたいな曲なのですが、素敵な出演者と、素敵な観客に囲まれている安達さんを見ていて、改めて、人生って、「ただ目の前の人に一生懸命になること」で開けていくのかもしれないな、とも思いました。
何も考えてなかった わけじゃないんだ
むしろ単純なことを 複雑にする方
だけど悲しいことに 悩んで出した答えは
何一つ 役に立たなくてそうかと思うと誰かの ためにしたことが
不思議と未来の扉 切り開いてくれた
作曲したり教えたり 人前で話したり
それが今 仕事になっている「たった一人のために 自分に出来る事は?」
ただそれだけを考えていたら すべてが上手くゆく流れるままに 生きてゆけばいい
「これが自分の道」だって 示してゆけばいい
うつむかないで 胸張って生きろ
目の前にいる人にまだ 出来ることがある『流れるままに』の歌詞の一部
このあたりの考え方、安達さんは本当、一貫していて、魅力的です。
是非、インタビューも読んでない方は、読んでくださいね!
私のほうは、最近ちょっと「あ、間違った方向に進んでいた」と気づいて、道を引き返したり(笑)(←このあたりのことは、1か月ほど前にブログにも書いています)、そこから先、ちゃんと自分が思う方向へ道は開けるのか……と、やや不安になったりすることもありますが、でも、こういう素敵な人たちとの縁がちゃんとつながっていて、そういう素敵な人が「かおりんの視点がいい」とか「香さんの書く文章が好きだから」と仕事を頼んでくれたりする。
それが、今は本当、嬉しいです。
最近、自分のなかに強く起こるのは、
「早くライターを卒業して、作家になりたい」
という想いなのですが、
(ここでいう「作家」というのは「小説家」という意味ではなく、ひすいさんが自身を「作家」と名乗っているような意味合いでの「作家」)
でも、素敵な人から頼まれる、素敵な仕事は、ずっと丁寧に想いをこめてやり続けていきたいな、とも思うこの頃です。(安達さんも、超長文レポートに感動して、「来年もお願いします!」と今から頼んでくれた(笑))
ということで、レポート、読んでください♪