「やることはたくさんあるのに、全然終わらない!」
「忙しいのに、誰も助けてくれない。なんで自分ばっかり、こんなに大変なの?!」
「明日も、あれがある、あさっても、あれがある。もう、どうしよう!」
そんなふうに、やるべきことに追い立てられ、いっぱいいっぱいになってしまうことって、ありますよね?
今日はそんな「あ~、忙しい!」「あ~、やることが終わらない!」から抜け出す方法を5つご紹介します。
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「忙しい!」の解消方法1:一度その忙しさから離れてみる
「忙しい!」と思っているとき、一息つく時間も惜しくなるとは思います。
でも、もしPCの前にずっと座って、終わる当てもない仕事と取り組んでいるのでしたら、一度席を立って、伸びをして、台所(会社なら給湯室)に行って、コーヒーでも淹れてみましょう。
「忙しい!」は頭が大きく育て上げた魔物であることも結構多いのです。
コーヒーを飲んでも、やるべき仕事は減りませんが、「忙しい!」「終わらない!」と思っている頭で仕事をするより、クリアになった頭で仕事をしたほうが、案外はかどりますよ。
そして、ちょっと離れてみると、大きく見えた魔物は、さほど強くなさそうな小さな生物に見えたりもしてくるものです。
【参考記事】
「忙しい!」の解消方法2:「今」に意識を向ける
たくさんやることがあっても、1つ1つ、目の前のことに集中しているときには、「忙しい」などという感情は忘れているものです。
そうではないですか?
「忙しい」と思うのは、実は、目の前の仕事を頑張っているようでいて、意識が「次」に飛んでいるからなのです。
「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ、忙しい!」と、自分が、先のことを考えているのに気づいたら、今、進行形で取り組んでいること以外は、タスクリストに書き出して、いったん、忘れましょう。
目の前のことに集中することで、気持ちは落ち着き、無駄なエネルギーの消費を抑えることができます。
【参考記事】
「忙しい!」の解消方法3:タスクが残っていても、休む勇気を持つ
「小さいことにくよくよするな!」のリチャード・カールソンは言います。
「やるべきこと」のリストは、ここ当分のあいだだけあるものだと私たちは自分に言い聞かせる。片っぱしからやっつければ気分がすっきりしてハッピーになれる、と。
だが現実はちがう。リストの項目を一つやっつけるたびに新しい項目が出てくる。
これは、本当にその通りだと思います。
忙しいとき、「とにかくこの仕事を終えて、すっきりしたい!」と思うのですが、大抵、一つの仕事を終わらせると、次にやるべきことは出てきます(もしくは、頭に浮かんできます)。
ですから、「忙しい!」と思っているときでも、やるべきことを一度どこかに置いておいて、休息を取れるように心をコントロールすることが、「忙しい!」からの一番簡単な脱出方法です。
【参考記事】
「忙しい!」の解消方法4:むしろ「忙しい」を楽しむ
「忙しい!」といつも言っている人は、無理に予定を詰め込みすぎている人だったりします。
自分が「忙しい!」という状態を好んで作り出していないか、考えてみましょう。
そして、「予定はいっぱいあったほうがいい」と思っているのなら、本当は「忙しい」ことを楽しんでいるとも言えます。
それなら、もう、忙しくて、やることがたくさんある状態を楽しんでしまいましょう。
「過労死」という言葉はありますが、忙しい人がみんな過労で倒れるわけではありません。忙しくても、それを「自分が選択してやっていることなのだ」と思え、心からそれを楽しめれば、心や体を痛めつけることもありません。
また、「ストレス」自体も、それが「悪いもの」と思わなければ、体や心に悪さをしないというデータもあるそうです。
【参考記事】
「忙しい!」の解消方法5:やるべきことの取捨選択をする
上に「むしろ「忙しい」を楽しむ」と書きましたが、「本当はもっと休みがあったほうがいいのだけれど、どうしても予定がぎっしりになってしまって……」ということでしたら、やっぱり、予定を減らすことを考えるべきです。
- 本当にやるべきこと、やりたいことはどれなのか?
- 断ったり、他の人に頼んだりできることはないのか?
- もっと先延ばしできるものはないのか?
- あなたがそれをやらないと大変なことが起こるのか? そうでもないのか?
など、冷静に考えて、「やめたい」&「本当はやらなくてもいい」ものを探していきましょう。
冷静に考えればやらなくてもいいことを、「やらなくてはいけないこと」と思い込んでしていることも多いものですよ。
【参考記事】
なにか参考になることがあれば幸いです!