悪い例から学ぶ 伝わるプロフィールの書き方(2)

先日書いた「悪い例から学ぶ 伝わるプロフィールの書き方(1)」は、箇条書きで、あっさりしすぎているプロフィールを「悪い例」として紹介しました。

あっさりしすぎているプロフィールからは、「人生ストーリー」が見えて来ず、だからこそ、その人の人柄も分からないのだよ、という話でした。

それ以外にも、「もったいないな」と感じさせるプロフィールは、サイトにもブログにもたくさんあります。

今日は、第2弾を書いてみたいと思います。

悪いプロフィールの例 2

前回は、ネット上から見つけたものを本人が特定されないように加工して使わせてもらったのですが、実際にいる人のものを使うのは気が引けてきたので、「悪い例」も今度から、自分をネタにしたものにしてみます!

オフィス言の葉 代表
起業家支援ライター

1975年東京生まれ。
1998年早稲田大学第一文学部文芸専修卒。

子供の頃から文章を書くのが好きで、小学生の頃から小説を書きはじめる。
中学時代から演劇にはまり、高校2年の時には、演劇部部長として、別役実の「そして誰もいなくなった」、チェーホフの「かもめ」の演出・主演をする。
高校時代の学業以外の活動についても評価され、指定校推薦で早稲田大学に入学する。

大学では学内の劇団に所属するも、結果が出せず、挫折を味わう。
大学3年の時に演劇の道を諦める。その頃、写真の世界に魅了され、初めての一眼レフを買う。
大学4年の頃、インターネットチャットで知り合った人に刺激を受け、自分の趣味のホームページを初めて作る。

新卒で、学習塾を運営する会社に入社。小学生に算数・国語・理科・社会を教える。通信教材も作る。
仕事以外の時間では小説を書き続け、良い仲間にも出会い、「伊豆文学賞・佳作」「さいたま市スポーツ文学賞・大賞」を受賞する。

その後、職業訓練校でWEBデザインを学び、知り合いのWEB制作を始めるが、それだけでは一本立ちできず、塾のアルバイトも続ける。

30歳の頃、人生の一発逆転を狙い、社会保険労務士の試験を受け、合格。翌年、社労士として開業する。
開業準備中に、塾のアルバイトを続けながら、起業塾に通ったり、カウンセリングやコーチングの勉強をする。

翌年、人事コンサル会社に入社。社労士向けセミナーの企画・宣伝・運営をしながらも、就業規則コンサル・人事制度コンサルなどコンサルや、企業研修の仕事にも力を入れる。
この頃「さが大衆文学賞・大賞」と「坊ちゃん文学賞・佳作」を受賞する。

37歳で人事コンサル会社を退職し、ライターとして独立する。38歳で長男を出産。
ホームページの文章、プロフィール文、インタビュー記事、ランディングページの作成をサービスの柱とし、起業家支援ライターとして活動中。

書いてあることは、全部、本当のことです。

でもなんだか、「色々やっているみたいだけれど、で、結局、なにをしてきて、今に至るの?」ということが、分かりづらくないですか?

私は、紆余曲折ありまくりの人生を歩んできているので、普通の人よりも、とっちらかりやすいのですが、誰でも、こういうプロフィールを書いてしまう危険性はあると思います。

上記のプロフィールは、何がいけないのでしょう?

なぜ、とっちらかったプロフィールができてしまうのか。

遊部香

原因を一言でいうと、「自分の軸が、自分で見えていないこと」です。

上のプロフィールでは、

・小説/文学賞受賞
・演劇
・写真
・ホームページ/WEBデザイン
・学習塾/塾のアルバイト
・社会保険労務士の資格
・カウンセリング/コーチング
・セミナーの企画/宣伝/運営
・人事コンサル
・企業研修
・ライター

と、色々な項目について、詰めこんでいます。

でも、今、特に演劇業界と接点がなく、演劇に関係する仕事をしているわけでないのなら、短いプロフィール文のなかに「演劇」の経験はいりません。

社労士の仕事をする気がないのなら、人事コンサルや企業研修に力を入れていた過去についての情報も要りません。

そうやって、そぎ落としていくことが大切なのです。

プロフィールは、前回の記事にも書いたように、「人生という長編小説のあらすじ」のようなものです。「あらすじ」も、メインのストーリーが伝わるように、枝葉末節をどれくらいそぎ落とせるかで、良いあらすじになるか、伝わらないあらすじになるかが決まります。

遊部香

プロフィールで大切なのは、「未来」と、「未来」につながる「現在」をまずはっきりさせることです。

そのうえで、理想の未来につながるであろう「現在の自分」に必要な「過去」を選定する必要があるのです。

どう直せば、良いプロフィールになるのか?

では、上の例は、どう直せばいいのでしょう?

直した例として、私が現在使っているプロフィールを見てもらってもいいのですが、良い形に直すためのヒントをここには書いておきます。

ケース1

たとえば、私が力を入れたいのが、「人の話をよく聞いて、しっかり文章にまとめます」ということなのだったら、

・学習塾/塾のアルバイト  ←塾の仕事は、生徒の話をじっくり聴くことが命です
・カウンセリング/コーチング
・セミナーの宣伝文をたくさん作っていたこと

こういうことをメインにしてプロフィールを組み立てます。

・小説/文学賞受賞 も、さらりと入れてもいいかもしれません。

ケース2

ただ、起業家支援について、もっと力を入れていきたいということでしたら、なぜ自分には起業家支援ができるのか、という部分を入れます。

・WEBデザインでの起業の失敗
・社会保険労務士での起業の失敗
・セミナーの企画/宣伝/運営 ←この仕事を通して、開業社労士を何百人も見てきた
・一応、ライターとしては自立できている

これにプラスして、前職での「成功している社労士に対するインタビュー」と、「素敵な仕事人インタビュー」で50人以上の起業家の話を聴いてきた、ということも書きます。

ケース3

また、「ライターによるホームページ作成」をもっと押したいんだということでしたら、

・ホームページ/WEBデザイン
・写真

の部分と、自分のブログの現状のアクセス数や、SEOで狙ったキーワードでどれくらいランクインさせているか、なども書くでしょう。

いっとき、企業のWEBライティングを代行する組織にも属し、企業のブログやメルマガの設計、SEOライティングなどにも携わったので、そんなことも書いてもいいでしょう。

というふうに、「押したいもの」によって、「拾い上げる過去」も違ってくるのです。

まとめ

遊部香

嘘の過去を書いてはいけませんが、過去を取捨選択するのは自由です。

見せ方によって、随分、人の印象は変わります。

大きく印象が変化するからこそ、良いプロフィールを書くことが、良い仕事につながるのです。

プロフィール文の重要性、是非、感じて頂けると嬉しいです。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表・起業家支援ライター

千葉県市川市を拠点に「インタビュー記事作成」「理想のお客さんと仕事を引き寄せるプロフィール文作成」「ライターによるホームページ制作」などをしております。

書籍や雑誌の記事執筆、イベントの参加レポート作成なども承ります。
私の文章力でお役にたてることがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

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