先日、ランディングページを作っても、物が売れない・集客できないという場合に考えられる3つの理由について書いてみました。
→「売れない!」「集客できない!」を解決するランディングページの作り方
今日はもうちょっとランディングページの中身につっこんだ内容を書いてみようと思います。
あ、その前にランディングページというのは、
- 他のページへのリンクなどを極力排除した1枚の下に長いWEB上のページ
- セミナーや商品の良さをとにかく1ページに詰めこんで人に伝え、最後の「購入」ボタンを押させるためのページ
という定義で進めていきたいと思います。
Contents
ランディングページに必要な項目を整理すると……
以前にも、文章を手っ取り早く上達させるには「型」を取り入れるのがお薦めということを書きました。
ランディングページにも、王道の型があります。
型どおりだけでは、もちろん、つまらないのですが、そこは「守破離」の考え方で、
- まずは型を知る。型を使えるようになる。
- 慣れてきたら少し、自分が使いやすいように型をカスタマイズしていく。
- 型から離れて、自由に書いても、充分伝えたいことが伝えられるようになる。
という3段階で考えていきましょう。
ということで、ここでは、王道の型を紹介します。王道というのは、多くの人が試行錯誤しながら辿り着いた最適な形なわけですからね。
☆ランディングページの王道の型
- キャッチコピー(ベネフィットを端的に)
- こんなことで悩んでいませんか?という問題提起
- この商品・サービス・セミナーではそれが解決できます。
&解決できると、こんな状態になれます。 - なぜ解決できるかの理由
他の商品・サービス・セミナーと比べたときの優位点も。 - (その商品・サービスの開発に至った理由などストーリー)
- お客様の声や今までの実績など
権威ある人からの推薦文がもらえたら、それも - もうひと押し
今なら〇円引きなど、今した方がいいですよなど、クロージングさせる内容
なぜこの構成でランディングページを作るといいのか?
それぞれの内容の突っ込んだ内容については、また「ランディングページの作り方2」「ランディングページの作り方3」などの記事で書いていこうと思いますが、今回、覚えておいてもらいたいのは、なぜ、上記の流れがランディングページの構成の王道なのか?ということです。
以前書いた、「「売れない!」「集客できない!」を解決するランディングページの作り方」という記事でも、「主役は、お客様です」ということを書きました。
自分の経験や想いから書いても、一見の読者には伝わらないのです。
(逆に言うと、「ファン」の域に達している人だけに案内する文面を書くのなら、自分の経験と想いメインの方が伝わるとも言えます。でも、ランディングページは普通、広く一般の人に見てもらうために書きますからね!)
だから、まずは一目で「ベネフィット」を見せる。
ベネフィットというのは、その商品やサービスの「特長」ではなくて、その商品やサービスによって相手の生活が具体的にどう変わるか、をリアルに想像させるということです。
たとえば女性向けの起業塾なら、
とか、
家族の時間も大切にしながら、
あなたらしさも輝かせる、新しい人生の扉を開きませんか?
とか、でしょうか?
この文章に対する好みは分かれると思いますが、ここで言いたいことは、ベネフィットというのは、商品・サービスの「特徴」ではないということです。
そうではなくて、相手が欲しいであろう未来を、相手にイメージさせることが大事です。
デザインにまできちんとお金をかけられるなら、トップの画像は、一目でその理想の生活がイメージできるようなものを作ることをお薦めします。
そして、ランディングページの構成としては、
でも、今はこんな現実ですよね?
それを解決しませんか? この商品・サービスがあれば、解決できますよ!
と続けていくわけです。
最初に、たとえば「家族の時間も大切にしながら、あなたらしさも輝かせる新しい人生」に心惹かれた人なら、続きを読んでいってくれるはずです。
商品・サービスの優れている点や、お客様の声、導入実績などを伝えていくのは、その次です。
なぜなら、人間は感情の動物だからです。まずは、心をつかむ。それで続きを読んでもらうのです。
そして、「でも、自分に本当にそんな人生が可能なんだろうか」「この商品には、お金を払うのに見合う価値があるのだろうか」という不安を一つずつ、丁寧に消していってあげる、というのが、ランディングページの王道の流れなのです。
まとめ
今回は、ランディングページの王道の構成とその理由を書きました。
そんな計算ばかりの型にはまったやり方は嫌いだと思う人もいるでしょう。
そういう人は、この型に当てはめる必要はありません。
ただ、読者側のスタンスに立って、「読者はどんなことをまず知りたいと思うのだろう?」「このページに辿り着いた人が、最後までページを読もうと思うのは、どんなときなのだろう?」と考えることは大切です。
そうやって読者目線に立つことが大事なのです。
型は、読者目線に立つという意識しないと難しいことを、容易にしてくれるツールだと考えれば、いいと思います。
自分の好きな時間にやりたいことだけをして、
「ありがとう」と充分なお金を手に入れる生き方を手に入れませんか?