インタビュー記事の書き方とインタビュー記事を作るメリット

素敵な仕事人インタビューも34人になりました。

この1年で30人ほどにインタビューしています。我ながら、すごいペースでインタビューしてきたものです。

私は前職でも、成功している社会保険労務士の先生に、成功のコツと、前職の会社が提供しているサービス(PSR)の活用方法を訊くというインタビューをしていました。

そのインタビューは12人分、今もサイトに残っています。
遊部の突撃インタビュー

インタビュー記事のメリット

インタビューは、普通の「読み物」に見せながら、さらりとサービスの宣伝に使えるのもメリットですよね。

インタビューされた人にも、「自分を魅力的に見せられる」「ブランディングになる」というメリットがあり、上記のインタビューも先生方には無料で受けてもらっていました。

PSR側としても、「成功している、こんなすごい先生に活用してもらっているんだ」というブランディングになるので、win-winの関係だったわけです。

テレビではインタビュー形式の宣伝が結構活用されていますが、多くの起業家・中小企業には、「インタビュー」というのはあまり身近なものではないのかもしれません。

でも、実は、宣伝としてもコストパフォーマンスが高いのが、「インタビュー記事を書いてもらう」ということなのかもしれないな、と思いますね。

先日、ドリプラジオを運営している辰島佳寿美さんのインタビューをさせて頂きましたが、その記事を辰島さんがfacebookでシェアしたところ、主宰するイベントの集客に勢いがついたそうです。

辰島さん

香さんの記事を読んで、『たっちゃんのためなら、何でもします』と言ってくれる人が現れました。

とまで、言ってもらいました。

それ以外にも、素敵な仕事人の人からは、「インタビューを受けてから、周りの人の反応が変わった」「自分の考えが整理された」「自分の強みが明確になった」など嬉しい言葉をたくさんもらいました。

この1年、私自身も「インタビューの力ってすごいなぁ」と、本当に、実感しましたね。

遊部香

「素敵な仕事人」のインタビューは、他薦ONLYで、「お金を払わず、もらわず」というモットーで続けているものですが、仕事として「インタビュー記事を書く」ということもしていますので、必要でしたら、是非、お声掛けください!

→【千葉県市川市】インタビュー記事作成します!
(このページの下の方に、インタビューを受けてくれた方の感想も載せています)

……と、ここまでインタビュー記事を書くメリットについて書いてみましたが、それだけでは、ただの宣伝なので、今日はインタビュー記事の書き方についても書いてみたいと思います。

インタビュー記事の書き方1 準備

1.インタビューの目的を明確にする。

上司から頼まれた仕事として書くのなら、上司に意図を確認します。フリーの立場の人が企業から仕事として依頼されたのなら、依頼先企業に、しっかりヒアリングをします。

自分のブログに載せるためであっても、目的を明確にすることは重要です。

でないと、何を訊いたらいいのかも分からないし、仕上がったインタビュー記事も、色々なところに飛んで、とっちらかってしまいますから。

私のブログの場合だと、「しあわせに生き、しあわせに働くヒント集」というテーマがあるので、できるだけ「しあわせに生き、しあわせに働く」ヒントになることを聞かせてもらおう、と思って、インタビューには臨んでいます。

2.相手のことを調べる。

最近、ほとんどの人はサイトなりブログなりSNSなり、なにかしらで情報発信しています。ですから事前にある程度はその人のことを把握できるはずです。

その人のことを調べておけば、当日、質問もしやすいですし、話も弾ませやすいです。

でも、事前に相手のことを調べるのがなぜ重要かというと、実際に会ったとき、

「あなたのことに興味があります」

ということが示せるからです。

「興味があります」という姿勢を欠片も感じない人に、人は心を開いて話をしようとは思いませんよね?

相手に「え、そんなところまでチェックしてくれていたんですか」と言われるくらい、事前に相手のことを調べておけたら、理想です!


3.10個くらい質問を考えておく。

私は、事前に10個くらい質問項目を考えておきます。

色々な人からインタビューを受けたことがある人に訊くと、私のインタビューは「質問が少ない」そうです。

基本的には、相手に気持ちよく話してもらうことを大事にしているので、相手の話の流れをさえぎるような質問は、しないようにしています。

インタビューはあくまで「なまもの」なので、あまり、「準備」どおりにはいかないというか。

でも、本当にその質問をするかしないかは別にして、やっぱり10個くらいは質問を用意しておいた方が、会話がふと止まってしまったときなどに便利ですし、「1」で決めた「インタビューの目的」も忘れずに済むので、10個くらいは用意した方がいいかな、と思います(「インタビューの目的」のための質問は、忘れずにしましょう)。

※インタビューに慣れるまでは、もっとびっしり質問を考えて、その流れに沿って訊いていくという方法もありだと思います。


◇インタビューの相手に事前に伝えておきたいこと

・インタビューの趣旨
・かかる時間
・写真撮影があるなら、何を撮りたいか

※インタビューの質問を事前に伝えた方がいいという意見もありますが、インタビューの内容や相手が取れる時間、相手との関係性によってもそこは変わってくると思います。
私は、相手に「事前に質問をください」と言われたときだけ、送りました(前職の仕事のときに1回あっただけです)。


◇インタビューに持って行きたいもの

  • 長時間書いても楽なペンorシャーペン
  • ノートorルーズリーフ
  • ICレコーダー
  • (必要なら)カメラ
  • (必要なら)今回のインタビューの趣旨を書いた紙

インタビュー記事の書き方2 当日

1.相手に興味を示す。心地よく会話をする。

準備のところにも書きましたが、インタビューが上手くいくか、いかないかは、最初に「あなたに興味を持っています。今日は会えて良かったです」ということを上手く伝えられるかに掛かっているように思います。

インタビューではなく、普段の会話であっても、質問をされたとき、どこまで話すかは相手によって変えますよね?

相手が心を閉じてしまうと、表面的な成功話くらいしか聴けなかったりします。それでは、のっぺりとしたつまらない記事しかできあがりません。

よく小説でも映画でもエンターテイメント性のあるものには、主人公の挫折や困難も描かれていて、山あり谷ありだからいいと言われます(神話はみな同じパターンで作られているとも言われ、シナリオライターなどはその法則を活用している人が多いようです)。

インタビュー記事でも、やっぱり、成功・成功・成功、だとつまらないんですよね。

そうでなくて、「こんな挫折を乗り越えたから、今があるんだ」ということが分かるから、読者も共感できる。

そういう記事をどうやったら書けるか、というと、やっぱり、インタビュー当日に相手の信頼を得て、「この人になら、話してもいいかな」と思ってもらえることが大事なわけです。

※記事にするときにも、挫折した話を、「挫折した」で終わらせず、「この挫折を生かして、こう成功した」みたいなストーリーにしておくと、「ここはちょっと話し過ぎたから、削って」と、あとで言われることもないはずです。

ベストセラー作家の森沢明夫さんは、こんなことを言われていました。

インタビューに行くときは、自分はこの人のことが好きだ、好きだ、好きだと自分によく言い聞かせてから行く。そうすると、緊張もしない。

以前はこの言葉、よくわからなかったのですが、インタビューを50人ほどにして(しかもそのうち7割ほどは「はじめまして」の人という)、今は「分かるなぁ」と。

インタビューは結局のところ、人と人との心の交流であり、対話でしかないんですよね。

いくら文章力が優れた人であっても、人に興味がない人には絶対、良いインタビュー記事は書けないと思います。


2.インタビューの趣旨を伝える

インタビューに入る前に、インタビューの趣旨を相手に伝えることは大切です。

相手に気持ちよく話してもらうのも大切ですが、あまりにも趣旨と離れた方向に向かっていってしまわないためにも、最初に、「今日は、〇〇という媒体のために、こういう話が聴きたいのです」ということを相手の頭に入れてもらいます。

そのために、準備物に書いた「今回のインタビューの趣旨を書いた紙」を持って行き、渡すというのもいいかと思います。


3.メモを取る

あとで記事を書かないといけないわけですから、会話をしながらも、メモは当然、取りましょう。

私もICレコーダーを持ってはいるのですが、録音しても、1度も聞き直したことがないので、最近は、録音するのも辞めてしまいました。

でも、本当はICレコーダーも使った方がいいとは思います。まぁ、ライター仲間の多くは、「レコーダーは保険だよね。聴き直さないよね」と言っていますが。

よほどインタビュー記事を書きなれていない人の場合は、録音したものを文字おこしする(一字一句、録音されている会話を文字にする)こともあるかもしれませんが、「ライター」と言われている人は、多分、ほとんどそんなことはしていないんじゃないかな……。

あと、メモも、「メモするだけで一生懸命」になってしまってはいけません。

あくまで、会話しながら、自然にちょっと書きとめることです。自分以外誰も見ないので、汚くても、言葉の断片だけでも構いません。

クリエイティブディレクターのハナダサトシさんにインタビューしたとき、ハナダさんはこう言われていました。

ハナダさん

結局大事なのは、言葉そのものじゃないんだよね。

大事なのは、その言葉で相手が何を伝えたかったか。

それは、相手の表情をよく見ていないと分からない。

だからハナダさんはメモもほとんど取らないと言われていました。私もメモは最低限です。

最初のうちは、質問して、その答えを聴いて、書きとる、で精一杯かもしれませんが、慣れてきたら、「普通に会話を楽しむ。その会話を忘れないようにキーワードをメモする」程度になるといいのではないかな、と思います。

その方が、インタビューをするのも楽しいです!


4.今後のスケジュールを伝える

インタビュー記事は、通常、公開する前に相手にチェックをしてもらいます。

ですので、「大体記事は〇日くらいで仕上がりますので、そのあと一度チェックして頂き、それで問題なければ、公開させてもらいます」など、別れ際にでも、相手に伝えておきましょう。

インタビュー記事の書き方3 インタビュー後

1.記事を書く

インタビュー記事の書き方は、かなり書く人によるものだと思います。

逆に言うと、インタビュー記事を読めば、その人の筆力が分かるかな、と。

先にも書いたように、あまり文章を書くのが得意でない人の場合は、「テープおこし」という方法もあります。

これは、会話を一文字一文字、その通りに文章にすることです。

でも、読む人にとっては、あまり親切な文章にはなりません。

せめてテープおこしをしたあと、いらない会話部分を削る、文字で読んだときに理解しやすい言葉づかいに変える、などの修正をした方がいいと思います。

(以前、「写真を撮らせてもらっていいですか?」「はい、どうぞ」みたいな会話まで入っているインタビュー記事があり、う~ん……と思いました。そういう「読者にとっては必要ない情報」は削りましょう。
ま、ジャニーズとか、AKBとかのインタビューの場合、一挙手一投足を知りたいとかそういうニーズがあるのかもしれませんが……普通、いりません)

私は、全体を構成し直して文章にします。

話が上手な人は、事の起こりから、起承転結がしっかりまとまった流れで話してくれるかもしれませんが、多くの人は、話が過去に行ったり、現在に戻ってきたり、未来に行ったり、かと思うと、また違う過去に行ったりします。

また、Aの話がBの話になり、Cの話になったかと思ったら、またAに戻ることもあります。

そういうのを、実際の会話のままに書くのも一つの手ですが、私は、「その人がどんな人生を送ってきて、今の仕事に行きついたのか」という流れを読者に伝えたいと思っているので、それが伝わるように、順番は結構組み替えています。

順番は、頭のなかだけで組み替えるときもありますが、大抵は、記事を書く前に、流れを7~10個くらいの章(節?)に分けて、考えを整理し、そこに肉付けする形で記事に仕上げていきます(最初にブログの「中見出し」になるものだけ、仮で書いておくようなイメージです)。


2.確認してもらい、修正し、完成させる

記事が仕上がったら、まず自分でしっかり読み直し、誤字脱字がないかチェックします。

できるだけ紙に印刷して読んでみるのがいいです。PC上では見つけられなかった間違いに気づくことも多いです。

自分でチェックしたら、相手に確認してもらいます。
(会社など組織のなかで発生したインタビューなのでしたら、同僚などにまず見てもらうこともお薦めです)

相手には、「間違っているところ」だけではなく「書いて欲しくないこと」も遠慮なく指摘してくださいと、私は伝えています。

話はしたけれど、他の人への配慮もあって、これは表に出したらまずいな、ということもやはり、ありますからね。

そして、修正の指摘をもらったら、そこを直し、完成です。
(人によって、また仕事によっては、再確認が入ることもあります)

完成後、WEBならUPしたURLを伝えます。紙媒体なら、載せたものを相手に送り、「こんな形に仕上がりました」とお礼を伝えて、おしまいです。


参考までに。インタビュー記事作成にかかる時間はどれくらい?

あくまでこのブログの「素敵な仕事人インタビュー」の話で言うと、こんな感じの時間配分です。

  • インタビュー+写真撮影 平均1時間半くらい
  • 記事作成 2,3時間(5000字~7000字程度)
  • 写真の加工やブログ記事の生成 1時間~1時間半(校正含む)

インタビュー場所に行く時間などを考えると、丸一日仕事という感じでしょうか。
私はインタビューを午前中にすませ、午後に記事作成まで終わらせるというスケジュールが好きです。

ICレコーダーも、メモもあまり使わないので、記憶が鮮明なうちの方が良い記事を書ける気がして。
特に、「すごく良かった!」という感動って、時間が経つと冷めるものなので、「良かった!」という想いが残っているうちに書きたいな、と思うのです。

ということで、相手もチェックを数時間で返してくれると、インタビューの当日とか翌日に記事がアップされている、なんてこともあります。

でも、こんなスケジュールで記事を書いている人は、多分、めったにいません。

だから「仕事が早いです」というのを、自分の売りにしてもいいんですけど、タイトな締め切りを設定されるのは嫌いなので、あえて、そうは言いません(笑)

ICレコーダーの内容を文字おこしして記事にする場合は、1時間半ほどのインタビューを2,3時間で記事にするのは不可能ですので、余裕をもってスケジュールを組んだ方がいいと思います。

まとめ

と、私なりのインタビューの仕方について書いてみました。

ただ、インタビューは、やり方も書き方も、本当に人それぞれです。

是非、多くの人の「インタビューの書き方」の記事を参考にしてみてください。

遊部香

遊部香のインタビューを受けてみたいと思った方、「インタビュー記事を書かないといけないのだけれど、荷が重い……」という方は、是非、ご依頼頂けたらと思います。※交通費と若干の出張費を頂けたら、地方にも伺います。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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