ママになっても自分のペースで働くために知っておきたいこと

最近、専業主婦の割合は減り、働くママも増えてきました。

しかし、正社員を続けながら育児をするのは、保育園や家族の助けを借りても、決して簡単なことではありません。

今までのように働きたくても、子どもがいたら、保育園のお迎えの時間が気になり、残業してキリがいいところまで仕事をしてから帰る、というわけにはいかなくなります。

会議中でも、お客さんとの打ち合わせ中でも、「失礼します」と帰ることになったり、同僚が「今日は終電かも」と言っているのを横目に、先に職場を去らなくてはいけない状態になったりします。

出産を機に退職する女性は6割?

そんなふうに周りに迷惑をかけるのは嫌だからと、妊娠中や、出産後、育児休暇を取得しきったあとに退職する人も多いのが現実です。

出産を機に退職する女性はまだ6割いるというデータもあります。

しかし、出産を機に仕事を辞めるとどうなるかというと、

正社員の職になかなか戻れない。

という現実が待っています。

元々専業主婦になるのが夢で、夫の稼ぎもよく、「子どもの面倒を見て、料理を作って、家を綺麗に整えるのが生きがい」と思える人なら、それでまったく問題ないと思います。

でも、多くの人はそうではありません。

やっぱり社会とのつながりが欲しい。

というのが、大部分の女性の本音です。

しかも、子どもが小さいころは、「毎日、育児と家事だけで終わる……」と思っていても、それは長くても10年くらいのこと。子どもは育っていき、幼稚園に通いはじめ、小学生になり、少しずつ手がかからなくなってきます。

あれ? 私の人生、これでいいのかな?

子供の手が少しずつ離れて、自分の時間ができてくると、最初のうちは「自由だ」と嬉しくなるでしょう。

でも、友達とランチ会やお茶会をしても、毎日予定が入るわけでもないですし、少しずつ周りのママ友たちも、仕事を始めて、離れていきます。

そうすると、ちょっとした隙間時間に思うわけです。

あれ? 私の人生、これでいいのかな?

私はまだ子供が2歳なので、子育ての大変さ、真っ最中ですが、結婚して半年ほど「子どものいない専業主婦生活」をしたことがあります。

子供がいない専業主婦生活は、「中学生・高校生の子供がいる専業主婦」よりも当然、暇なわけです。

しかも私は、物事を効率よく進めるのが好きで、料理も「どれだけ短時間で作れるか」を競いたくなってしまうタイプの人間。……そんな人間が、専業主婦生活に向くはずもありません。

当時は、「あれ? 私の人生、これでいいのかな?」の連続でした。

傍からみたら、「仕事もしないで、毎日好きなことだけしていられていいよね~」でしょうが、自分にとっては人生でワースト5に入る、しんどい時期でした。

遊部香
人は「好きなこと」をしているときにしあわせなのではなく、「好きなこと」で「社会とつながっている」感覚を得られたときに、しあわせと感じるのだ。

ということに気づいた時期でした。
(だからこのブログの「素敵な仕事人」も正式名称は「自分らしさで社会とつながる素敵な仕事人」なんです)

自分らしさで社会とつながる方法

で、「暇だし、正社員として雇ってもらえるところもない」という場合、どうするかというと、ほとんどの人はバイトやアルバイトを始めます。

私もそうでした。

でも、アルバイト・パートでは、なかなか将来が開けていくビジョンが持てません。

知り合いの社労士のなかには、子どもを育てたあと、スーパーのパートを始めたのをきっかけに、パートのリーダーになり、パートを指導する立場になり、パート育成のプロとして社員研修の会社を立ち上げた素敵な女性もいます。

でも!

そんな人は人握り。

ほとんどの人は、自分の本当の力や想いを活かせないまま、「末端」の駒として消耗していってしまうのです。

とても、もったいないです。

遊部香
もっと、自分のスキルや想いを活かした仕事をしましょう!

と、言いたいです。

起業・開業のハードルは案外低い

ただ、雇われる立場ではなく、自分でビジネスを始めるなんていっても、普通の人はなかなかイメージが湧きませんよね?

私も、公務員の父と専業主婦の母の娘として育ったので(祖父は漬物屋をしていましたが)、「起業する」「個人事業主として働く」という選択肢は、まったくありませんでした。

「自分でビジネスを始める=店を構える」というイメージもありましたし、「そんな何百万も借金して、店を始めるなんて、とても無理!」という感じでした。

遊部香
でも、「個人事業主」のなかには、フリーランスも含まれますし、実は、「個人事業主」への第一歩は意外と簡単なんです。

個人事業主になるためには、税務署に開業登録の紙1枚出せばいいだけの話ですし、年30万円くらいしか稼ぎがなければ確定申告さえする必要がありません(「年30万円」は、おおまかな数字なので、詳細は税務署に確認してくださいね。経費などによっても変わりますから)。

旦那さんが会社員なら(これまた旦那さんの会社によって正確には違いますが)、年103万円までの稼ぎでしたら、扶養に入れますし、扶養手当などが減らされることもありません。

「パートで働く代わりに起業する」というのは、40代・50代の働き盛りの男性が正社員の仕事を辞めて起業するというのとは、全然、話が違います。

自分でビジネスを始めると、会社の名前ではなく、あなた「個人」が信頼される必要があるので、その「信頼」を貯金するために、ある程度時間はかかります。

だから、巷の広告(この資格さえ取れば、独立して、すぐに稼げる、みたいなもの)が言うようには、すぐには結果は出ないと思います。

でも、自分の想いやできることを発信し続け、周りの人の「信頼」を少しずつ増やしていけば、パート・アルバイトで稼ごうと思っていた金額くらいは、案外早く稼げるようになるはずです。

逆に言うと、フリーで働くためには、「信用の貯金」をする時間がとても大事です。パート・アルバイトをしているだけでは、お金以外の「貯金」はできません。

そういう意味でも、自分でビジネスをしようと思ったら、最初の一歩は早く踏み出した方が、長く活動できます。

女性・主婦の人にほど、「個人事業主として働く」ということには、大きな可能性があると思います。是非、選択肢の一つに加えてもらいたい生き方です。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表・起業家支援ライター

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