【まとめ】人間関係のストレスが多い人にはまずこれを薦めたい!対策7選

人と接する以上、誰しも多少のストレスは感じるものです。

人は自分の思い通りには動いてくれませんし、お互いの利益が相反する場合は、より一層対立が明確になります。

「〇〇さん(部下)は、どうしていつもこういう行動を繰り返すのだろう?」

「〇〇部長(上司)は、どうしていつも私の都合を考えずに仕事を振ってくるのだろう?」

「〇〇ちゃん(子供)は、どうして私の想いを無にするような行動をするのだろう?」

「夫(または妻)はどうして、私のやってほしいことを分かってくれないのだろう」

と、仕事でも家庭でも、友達関係でも、近所づきあいでも、ストレスをまったく感じずに生きている人はいないと言ってもいいはずです。

でも、そのストレスの多さには大きな差があります。

それは考え方や捉え方の差であり、自分の想いを伝えるスキルの差でもあります。

今日は、人間関係のストレスを減らすのに役立つ方法を7つご紹介します。

Contents

人間関係のストレスを減らす方法1

私とあなたは別の人間だとしっかり理解する

「私」と「あなた」は別の人間です。

当たり前のことですし、「そんなの当たり前でしょう」とこれを読んだ人も感じると思いますが、本当の意味で「私とあなたは違う」ということを理解できている人は少ないと思います。

持っている価値観が違えば、同じものを見ても感じることは違います。

持っている情報が違えば、同じニュースを聞いても、理解度に差が出ます。

生きてきた過程が違えば、何を優先するかも変わってきます。

相手が自分の指示通りに動いてくれないと思ったときには、その指示が的確だったか、考えてみましょう。相手が初めて会った外国人だったら、あなたは同じ指示の仕方をしますか?

相手があなたの要望より、自分のことを優先させていることに腹が立つなら、こう考えてみましょう。

「相手に、“自分の思い通りに動いてもらいたい”と思っているあなた自身は、相手の思い通りに動いていますか?」

あなたに、相手の思い通りに動かない権利があるように、相手にもあなたの思い通りに動かない権利があります。

人に対する苛立ちを解消するヒント:本当に間違っている?

「私」と「あなた」の違いを埋めるのは想像力

伝わったものだけがコミュニケーションの成果

 

人間関係のストレスを減らす方法2

相手は最善を尽くしていると考える

相手が思うように動いてくれなくて、あなたがイライラしていたとしても、多くの場合、相手はあなたをイライラさせるために、わざとそんな行動をしているわけではありません。

ただ相手の行動が、たまたまあなたの気に入らないものになっているだけなのです。

まずは「相手は最善を尽くしている」と考え、そこから冷静に対処法を探すのがお薦めです。

人が思うように動いてくれないときこそ、覚えておきたいこと




人間関係のストレスを減らす方法3

意見が衝突するときには、共通の「敵」をまず探してみる

人と意見が分かれて対立するとき、つい相手こそ「敵」だと思ってしまいがちです。

でも、相手を「敵」だと思っているあいだは、対立は解消されず、ストレスも解消されません。

そんなときは思い切って視点を変えて、2人に共通する「敵(=問題・課題)」が外にあるのではないかと考えてみましょう。

視点を変え、視野を広くすることで解決することも多いはずです。

◆「敵」を「味方」にする方法

 

人間関係のストレスを減らす方法4

相手はなぜ違う意見を持っているのか客観的に考えてみる

頭にかっと血が上っているときには、「自分が正しい」「相手は間違っている」としか思えません。

そして「相手は〇〇すべきだ(でもしない)」という思いに取りつかれ、でも思うように相手が動かないことに、さらにストレスが溜まります。

そんなときは、ちょっと冷静になって、自分と相手の立場を客観的に見てみましょう。

冷静にお互いの立場を理解するためには、エンプティチェアーというスキルが役立ちます。

冷静に相手との「対立」を解決する方法

 

人間関係のストレスを減らす方法5

良い方法で自己主張してみる

特に若い人には「自己主張するのは良くないこと」と思っている人も多いようです。

でも、そんなことはありません。

相手のことを考えず、一方的に自分の主張を押し付けるのは良くありませんが、「自分がこう思っていて、あなたにこうしてもらえると嬉しいです。でも、無理なら、それはそれで構いません」というスタンスで主張するのなら、悪いことは何もありません。

口にしなければ、何も伝わりません。

あなたが相手に何を望んでいるか伝えたことがないのなら、まずは伝えてみることから始めてみましょう。

自己主張は悪いことではない

上手な自己主張のしかた

 

人間関係のストレスを減らす方法6

「私」と「あなた」ではなく「私たち」と考える

合気道の達人が言っていました。

相手を転がそうという意識だと、相手は動かない。
相手とひとつの塊になって、一緒に動くという意識でいると、相手も動く。

「私が私が」と言っているあいだは、どうしても壁にぶち当たります。

視点をもっと高く持って「私たち」を主語にして生きられるようになることが、人間関係の悩みをなくすために一番有効な方法です。

人との対立を解消するヒント 「私とあなた」を「私たち」に変える

 

人間関係のストレスを減らす方法7

物事のとらえ方を変える

人間関係がうまくいかないと感じているとき、その関係自体を改善する方法もありますが、その人間関係に対する「あなたの考え方」を変える方法もあります。

同じように「部下が命じたとおりに動かない」「上司が口うるさい」「夫が家事を手伝ってくれない」という状況にあっても、それをストレスに感じるかどうかは、実は人それぞれです。

人間関係に問題を感じているのなら、それを改善するように努めることも大切ですが、どうにもならないことなら、自分の心の持ち方を変えることもお薦めです。

意外とこれが一番手っ取り早く効果が出る方法だったりします。

ストレスの原因は、出来事より「考え方」かも

 

なにか1つでも、あなたの日々や人生をしあわせに変えるヒントになれば幸いです。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

文章を書いたり、写真を撮ったりしています。

現在は、『凪~遊部香official site~』で主に活動中。

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