ブログを炎上させる人の問題と、炎上の防止策

先日の起業塾では、「ネット上で“発信”すると、批判する人などいませんか?」という質問をもらいました。

それに対して私は、こう答えました。

大学生の頃から、独学でサイトの作り方を勉強し、自分の小説や日記を載せるサイトを作っていて、ネット発信歴は来年で20年ですが、自分自身はそんなに、「ネットで発信したことによって、トラブルが起こって、嫌な想いをした」という経験はないんですよね。

有名人とかプロのブロガーとか、すごい注目を集めている人じゃなければ、ブログにちょっと意見を書いただけで、叩かれるってことはないんじゃないかと思います。

ただ、自分のなかで発信することについてある程度ルールみたいなものを決めているのかもしれない、とあとで思いました。
(その場で、価値のある返答ができなくて、ごめんなさい!)

ということで、今日は、ネット上で広く発信するときに自分が気を付けていることなどについて、書いてみようかと思います。

ブログを“炎上”させる人

img_4790最近SNSなどで多くの人が気になった情報を「シェア」する時代になり、昔より「一般の人のブログの炎上」は増えていると思います(炎上というのは、多くの人から批判的な意見が集まり、悪い意味で注目されること。ただ、わざと「炎上」させることで、アクセス数を増やそうとする人もいるそうです)。

で、私のサイトよりもアクセスがなさそうな、一般の人が日常をつづっているだけのようなブログが炎上するということが、ないわけでは、ありません。

でも、「炎上」するくらい批判を集めるブログというのは、「そりゃ、叩かれるわなぁ……」という内容を書いています(だから、本当、わざとなのかも?)。
ブログを炎上させようと思ったら、簡単なのは

「どっちがいいとか悪いとか答えがない、デリケートな問題について、100%自分が正しいというスタンスで書き、自分と違う意見や、自分と違う道を選択した人を“あり得ない”とか“馬鹿じゃないのか”と言う」

ことです。

(たとえば「子どもを産まない女性に価値はない」みたいなこととか、明らかに「そりゃ、言っちゃいけないでしょう」っていうことですね。そういうことを言っちゃって叩かれる政治家も多いですけど……。

普段からある程度注目されている人なら、「好きなことを仕事にするべきだ。それ以外の仕事をしているなんて、人生の時間の無駄遣いだ」とかでも、炎上しそうですね……)

必ず炎上するかは分かりませんが、それが拡散力のある人の目に留まれば、炎上するでしょう。

大事なのは、世の中には様々な人がいるという想像力

ただ、これはネット上が特別なのではなく、「リアルな場で言ったら場の空気が悪くなりそうなことは、ネット上でも言わない方がいいよ」というレベルのことですよね。

特に、ネット上は様々な環境に置かれた人がいるので、「様々な人がいる」という意識は持っている必要があると思うのです。

リアルな場なら、そこにいる全員が、自分が好きなことを仕事にしていると分かる環境もあるでしょう。そういうところなら、「好きなことを仕事にするべきだ。それ以外の仕事をしているなんて、人生の時間の無駄遣いだ」と言っても、「そうだ、そうだ」で終わるかもしれません。

でも、たとえば世の中には、難病の子供を抱えていて、経済的なリスクなどとれず「好きな仕事をするよりも、この子が少しでも長く、しあわせに生きてくれることが、自分のしあわせだ」と思って、日々頑張っている人だっているはずです。

そういう人の存在を少しでも想像できれば、そんな断言するようなことは書けませんよね。

起業塾での質問は、「炎上」という話ではなくて、「批判的なコメントとか来ませんか?」とうい程度のものだったので、話が大きくなり過ぎましたが……、できるだけネット上でのトラブルを避けようと思うなら、「炎上しそうなこと」と真逆をやればいいのかな、と。

100%自分の意見が正しいというスタンスでは書かない

img_4692つまり……

「100%これが正しい」とは書かないこと。

別に企業の一員として書いているのではなく、自分一個人で発信するものなら、ちょっとくらい批判を受けても別に構わないとも言えますが、無用なトラブルを防ごうと思うなら、やっぱり「他の考え方をする人は、どんな人だろう」「自分はその人を打ち負かしたいのだろうか?」「その人がそのままの考え方でいて、なにか不都合はあるだろうか」と考えてみてもいいのかもしれません。

ただ、「人を無用に傷つけないように」とは意識してもいいと思いますが、批判を恐れて発信する内容を制限するのは、もったいないとも思います。

本当に稀ですが、自分が別に誰のことも批判したり、傷つけようとしたわけでもないのに、相手が勝手に過剰に反応して、自分を否定してくるときがないとは言えません。でも、それは受け止めないことです。

過剰に反応する人は、他の意見を受け止める余裕のない人の場合が多いので、反論せず、「そういうふうに感じるのですね」と(受け入れはしないけれど)、相手の想いは受け止めて、さらりと受け流す。

リアルな場でも、かーっとなって相手に怒りをぶつけても、相手が笑っていたら、自分一人が怒っているのがバカらしくなるように、反論するわけでも、無視するわけでもなく、受け流すと、相手は基本、次の攻撃はしてきません(多分)。
(でも、ネット上には色々な人がいるし、スパムっぽいものもあるので、無視する方がいいこともあるかも)

と、ちょっと話がそれましたが、私は大抵、こんな感じのスタンスで書いているような気がします。

「色々な考え方はあると思うけれど、こんなふうに考えると、ちょっと楽でいいかも」

「こんな考え方で生きている人がいて、素敵だと(私は)感じた」

「今、自分はこういう考え方をしている(でも、ちょっとしたら変わるかもしれない)」

「自分はこういう考えに至った(でも、そう思わない人もいるだろうと思う)」

100%正しいと言い切るって怖いことじゃない?

img_4815答えのない代表のような「教育」の現場でも、「教育とはこうあるべきもの」と自信満々な人もいました。

で、昔は、そういう人を見て、確固たる答えを見つけられていない自分が未熟者で、ダメな奴だと思ったりもして……。

でも最近になって思うのは、これが絶対正しいという答えがない世界で、「これこそが正しい」と言い切ることは、逆に怖いことだな、ということ。

自信満々な先生たちも生徒の前で、堂々としている「演技」をしていただけだったのかもしれませんが……、でも、「これが正しい」と迷いがなさそうな人に、私は自分の悩みを相談できませんでした。

私自身は、「これが本当の答えなんだろうか」「もっといい形はないんだろうか」と常に迷う人でありたいと思うし、ブログも、そういう形で発信し続けようと思います。

そして、「100%これが正しい」というものが分からず、「もっと自分に自信を持てるようになりたい」と思っている昔の私みたいな人がいたら、こんなふうに言いたいかな。

自信というのは、何かを“100%正しい”と言い切ることではなくて、答えを探し、迷い続ける長い道のりを選ぶ勇気のことだよ。

と。お、なんか、名言っぽくなったぞ(笑)

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表
インタビューライター


千葉県市川市を拠点に「インタビュー記事作成」「WEB文章設計・ライティング」などをしております。

が、このブログは8割がた趣味で運営しています(笑)

自分自身が多くの本やブログ、メルマガから「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」をもらったように、自分もその知識と経験、文章力で、誰かの今日と未来を輝かせるためのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

文章を書くのが仕事であり、趣味。純粋な趣味として、花や風景の写真を撮っています。

写真と「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」になる文章を合わせた本をいつか出版したいな、と思っています。

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