物事が思うようにいかないとき、最初に見直すべきこと

先日、素敵な仕事人インタビューに登場頂いたビジネスコーチの下田さんに、「“なんか心が満たされないな”という人に、アドバイスするとしたら、何と言いますか?」と質問した際の答えは、こうでした。

自分は色々な人に支えられているし、助けられているということを意識してみたら?ということかな。
人は誰でも、多くの人に助けてもらっていると思うのだけれど、現状に不満がある人というのは、そこに目が向けられていない人だと思う。

私の尊敬する研修講師の先生もよく「自分原因説」という言葉を言われていました。

一言でいえば、「問題があったとき、人のせいにする前に、自分になにかできる対策はないか考えろ、必ずあるはずだ」というような意味です。


人を責める前に、自分に問題はなかったのか考えてみる

上手くいかないことがあったとき、すべてを自分のせいだと考えるなんて大変だし、フェアじゃないと思うかもしれません。

私も以前はそう思っていた気がします。

でも、「人と過去は変えられない。変えられるのは自分と未来だけ」という言葉もありますが、「人」を変えようとするのは、とても大変なことです。

そういうふうに「人」を変えようとするときは、「私は正しい。あなたが間違っているから、変わりなさい」という形の変え方なので、大抵は、関係もぎすぎすし、さらに結局相手は変わりません。

それよりは、「自分に問題があったかもしれない」と考えて、自分ができる、小さくても何か改善を行う方が、実はよっぽど楽だったりするのです。

心の内をまず整えること

そして、実は問題があるときに原因となっている「自分」というのは、自分の行動ではなく、「心の持ち方」だけのことも、結構あるんじゃないかな、と、最近思います。

shimoda2下田さんが言われていた「自分は色々な人に支えられているし、助けられているということを意識してみたら?」というのも、「感謝をして、それを行動に移しなさい」ということではなくて、ただ、まずは「感謝を心の中で感じてみる」という、心のうちのことだけを言っています。

自分の心の内を変える方が、相手の行動を変えるより、ずっと楽です。

でも、実は一番、うまく行かない状況を打破するのに効果があることなのかもしれないな、と思うのです。

神様には分かるミス

OLYMPUS DIGITAL CAMERAたとえば、フリーで仕事をしていると、仕事や収入にばらつきが出てしまったりします。

仕事を頼むと言ってくれていた人が、なかなか連絡をしてきてくれない、紹介したい人がいると言っていたのに、そのまま話がフェードアウトしてしまった。

などというのは、まぁ、普通にあることですが、そういうのが重なって、ふっと暇になってしまったりすると「あれ? 大丈夫か、私?」と、まぁ、思わなくはないわけです。

そういうとき、「連絡、遅いなぁ」とか「あの人はいつも口先ばかりだから」と、相手を責めて、苛々することもできますが、そうやって苛々していると、余計、事態は悪化するように感じます。

上手く行かないときというのは、今まであった「良い流れ」から、自分が落とされてしまったことが原因のことも多いからです。

たとえば、その前にちょっと忙しい時期があって、「あ~、もう、ちょっと休ませてよ」と思ったり、忙しさに甘えて、いつもよりやっつけ仕事をしてしまったり……。

そういう、お客さんには直接分からないことでも、神様には分かる「ミス」が続くと、「ちょっと頭を冷やしなさい」と言われてしまう、みたいな。

ま、そういう話は、信じる人と信じない人がいると思うのですが、私は幼稚園・中学校・高校とミッション系だったからか、普通に神様の存在は信じています。

そして実際、上手く行かないとき、相手を心の中で責めるより、「あ~、私の最近の態度は良くなかったな。次の波が来たら、乗れるように備えておこう」と心を平静に保って、今自分ができることに目を向けたほうが、次の良い話が来るような気がします。

神様からのボーナス

前回の投稿で「素敵な仕事人の共通点 その12」もそのうち書きますと言ったのですが、それは、こういうことなのです。

流れを信用している」というのと重なるのですが、自分の心の内が、外の世界に反映されているということを、なんとなく感覚で分かっている人が、素敵な仕事人にも多いような気がします。

それから以前、社労士の先輩がこんなことを話していました。

A社からすごく大変な仕事を頼まれて、どうにか頑張ってやって、でもあまり報酬はもらえなかったということがあるのだけれど、なぜかそのあと、全然関係ないB社から、すごくいい条件で仕事が来たりする。

そうそう、分かる!
と、私もそこそこ長く自営業をやってきて、思います。

Aさん、Bさん、Cさんに「1」ずつの親切をしたら、3人から「1」ずつのお礼が返ってくるというわけではなくて、「1」ずつの親切をAさん、Bさん、Cさん・・・・Iさん、Hさんにしていったら、なぜか全然関係ない「甲さん」が「50」くらいのすごい良いことを持ってきてくれる、みたいな(それは、お金に限らず)。

安達充以前インタビューさせて頂いたソングレターアーティストの安達さんは

僕は、人を見分けるときの基準を持っているんですよ。
それは、ギラギラしているか、キラキラしているか。
これだけで9割方、見分けがつく。

と言われていましたが、「1」あげたんだから「1」返して、という人はやっぱり「ギラギラ」してしまう。

でも、いいことをしていたら(そしてさらに自分の心を良く整えていたら)、いつか何らかの形で報いてもらえる。そう未来を信じられれば、きっと、目の前の相手にギラギラする必要もなくなる。

いつ、どんなボーナスが、とキョロキョロしまくっていたら、それはそれで、ギラギラ君より嫌ですけど……、「いつかきっとくるのさ」と気楽に待つ感じで、ただ目の前のことをコツコツと、淡々と、感謝の心を忘れずにやっていきたいな、と思うこの頃です。

この時期、季節の変わり目で体の調子が悪くなり、心もお疲れ気味の方が多いと思いますが(私もです)、そういうときこそ、自分の内面をじっと見つめたり、自分の足元を見直して、次の良い流れを待ってみるのもいいかもしれませんね。

執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表・起業家支援ライター

仕事では主に、起業して間もない人、これから起業しようと思っている人に対する文章支援を行っています。「ライターが作るホームページ」サービスも人気です。

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