「もりちゃんを囲む会」にも、素敵な仕事人がたくさん!

以前もちょっと書いたことがあるのですが、私は森沢明夫さんという小説家のファンの集いみたいなもの(「もりちゃんを囲む会」)に定期的に参加しています。
(森沢さんの代表作は……映画化された「虹の岬の喫茶店」「夏美のホタル」やテレビドラマ化された「癒し屋キリコの約束」など、たくさん!)

森沢さんの小説がいい、というのはもちろんなのですが、森沢さんの人柄がとても素敵で(会には、森沢さんも会費を自腹で払って参加するという……)、そして、その素敵な人柄と、人柄がにじみ出る作品に引き寄せられて集まってきた参加者の人たちが、バラバラな方向に個性的なのだけれど、みんな、きらきらしていて、素敵なんですよね。

そんな素敵な「もりちゃんを囲む会」のバーベキューが3連休中にあったので、参加してきました!
今日のブログでは、そこで話をした方から聞いた素敵な言葉をいくつか紹介したいな、と思います!

ろう学校の先生の言葉

OLYMPUS DIGITAL CAMERAまず、ろう学校(耳が不自由な子が通う学校)の先生をしている女性とお話ししました。

ろう学校の先生になったのは、最初は辞令があったからというだけだったそうですが、

「初めて、ろう学校の先生になったとき、どう感じましたか?」と聞いてみると、こんな答えが返ってきました。

最初に受け持った子たちは本当にいい子ばかりで、いいところに来られたと思った。

生徒を川の近くに連れて行ったとき、“先生、川はどんな音で流れているの?”と訊かれた。“鳥の鳴き声ってどんな感じなの?”とも。

そういう音って、感情でしょ?

だから、うまく伝えてあげたいって思った。

この、「そういう音って、感情でしょ?」という一言に、結構痺れました。ビールを飲んでいたのに、ちゃんと頭に刻まれるくらい(笑)

確かに、意味のある「声」や、危険を知らせる音以外の、自然の音というのは、頭ではなく、心で聴く、「感情」のための音なんですよね。

その方は、1度ろう学校担当になってから、通常の学校に一度戻り、「ろう学校の希望を出して、また今はろう学校の先生をしている」とのこと。

耳から入ってくる情報がない(少ない)分、他の人より少し閉じぎみになってしまう世界を、読書を通して、広げられたらいい。

とも言われていました。

その方とは4月に森沢さんのイベントで知り合って、会うのは2回目なのですが、「あれからずっと香さんのブログを読んでいたから、久しぶりの気がしないし、インタビューされている人にも、みんな会ったことがあるような気分になっている」と言ってくれました。

居酒屋経営者のこれからの人材論

ikyuそれから、船橋市を中心に居酒屋を何店も経営されている方とも話をしました。

その方とも何度かお会いしていて、FBではつながっていたので、「どんどんお店を増やしていかれていて、すごいですね」と声を掛けさせて頂くと、社労士の世界でよく訊くように、「でも、人の確保が難しくてね……」というお話。

色々教えこんで、育てても、腕が良くなると独立したり、銀座などの店舗に引っ張られてしまうとか。私は、経営者の立場になったことはないですけれど、一生懸命育てた社員が、どこかに引っ張られてしまうって、ダメージを食らいそうですよね……。

ただ、その方は、現実的に「人手不足」をどうにかしなくてはいけないわけですし、果敢に問題に立ち向かっていかれている姿が、素敵でした。

だからね、今は、積極的に外国の子を育てることに力を入れている。
相撲の世界でも、海外の力士が活躍して横綱になるように、日本料理の世界だって、そこでトップクラスになる外国人というのは、絶対に出てくると思う。

確かにそうですよね。

そしてその方は、色々な国の人を雇って、気質などを感じ取ってきたのでしょう。

たとえば、中国人は前に前に、と行く気質で、それはそれでいいけれど、たとえばベトナム人は、日本人と似て謙虚で、一歩下がっているような気質があって、日本で働くのには合うように感じている。

人手不足をどうにかしようと、政府も色々手を打っているのだとは思いますが、そういうある意味「机上の空論」的な話ではなく、現場は泥臭くも、様々な試行錯誤をタフに繰り返し、そして、着実に問題の突破口を見つけるのだなぁ、と、そのバイタリティのようなものを感じた言葉でした。

その方は、こんなことも話していました。

これからどんどん日本に外国人が増えて行って、たとえばベトナム料理だって、ベトナムの人向けの、本格的なベトナム料理屋というのが増えてくるだろうと思う。

そうやって、様々な国の料理が入ってきたとき、日本料理も、多分、今のままの日本料理じゃないと思うんだよね。その変化も楽しみだね。

私は様々な業界を転々としてしまった人間なので、1つの業界に長くい続け、そこでしっかりと足場を作り、その足場から、社会や世界を定点観測するような視点を持った方は、素敵だなと感じますね。

「ある」に目を向ける

それから「仕事」の話とはちょっと違うのですが、今回のイベントには、妊娠8か月の人も来ていました。

年末の、森沢さん関係のメインイベントの幹事をずっとしてくださっている、30代前半のとても可愛い人なのですが、いつも笑顔を絶やさず、細やかな気配りができ、誰とでも分け隔てなく接することができる、本当に「ピュア」という言葉そのままの人なのです。

その人に、おじさん参加者が、
「妊婦って大変だよね。お酒も飲めないし、俺はやりたくない」
とか言ったり(ま、そういうキャラの方なので、ゆるされちゃう雰囲気なんですが)、
「つわり、大変だった?」
「うん。しばらく、体がだるくて、何もできない感じだった」
という会話があったりしました。

ま、ここまでは、妊婦を囲めば、まぁ普通にある会話ですよね。

でも、つわりとか、体が重くなることとか、お酒を飲めないこととか、色々含めて「大変だね」と誰かが言った言葉に、彼女はこうさらりと、言いました。

でも、こんな体験をさせてもらえるなんて、本当に幸せなことだから。

まったく作った感のない笑顔で言われ、うわぁ、なんてできた人なんだ~、と、圧倒されました。後光が見えちゃうくらい(笑)

私は妊娠中、一度もそんなふうに思ったこと、なかったかもなぁ(^_^;)
1日も早く、この不自由な体から解放されたいとばかり、思っていた気がする……。

でも、ちょっとしんどいことがあっても、つらいことがあっても、そこにある「幸せ」の方に目を向けて日々を過ごせるか。

「ない」ではなく「ある」にどれくらい目を向けられるか。

人生が幸せになるか、不幸せになるかは、ただそれだけの差なのかもしれませんね。

こういう素敵な方にたくさん会うと、以前は、「みんな素敵だな。私なんて、心の中に黒いものだらけだよ」と、ちょっと凹んだりもしていましたが、最近、それがなくなってきたのが、自分の成長かな、と思います。

相変わらず、私はピュアにはなりきれず、苛々したり、利己的に考えたり、悲観的になったり……もたっくさんしていますが、でも、素敵な人に会ったときに、素直に「こんな素敵な人や言葉に出会えて幸せ!」と思えるようになりました。

うつくしいものを美しいと思える あなたのこころがうつくしい みつを

じゃないですが、人を「素敵だな」と思ったときには、それを素敵だと思える素敵な心が自分のなかにはあるのだ、と「ある」を意識すればいいだけなのかもしれませんね。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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