人生には色々な時期があっていいし、様々な自分がいてもいい

うちの子供の保育園は昨日まで6連休だったので、今日からようやく「日常」が戻ってきました。

6連休の前の日曜日に旦那が自転車で転倒し、肩甲骨骨折などしてしまい(全治3か月とか……)、ほとんど千葉から出ない、本当にこじんまりとしたお休みになってしまいましたが、その分、じっくり子供(今、2歳)と向き合って遊ぶ時間を作れたり、子供と一緒に昼寝したり、寝坊したり、ある意味、のどかな時間でもありました。

フリーランスなんで、一応毎日メールなどはチェックしていましたが、基本的には「仕事はシャットアウト」と割り切って、必要最低限のことだけにし、後半4日間はこのブログも更新せず、開きもせず、過ごしていました。
(その割に、ページビュー数はその4日の方が多かったり、わからないですね……)

そうやって、仕事から離れ、家族以外の人とも距離ができたときに生まれてきたのは、「早くまた素敵な仕事人インタビューを再開したい」という想いと同時に、「小説を読みたい、書きたい」という想いでした(で、結構小説は読んでいました)。


せっかくついた勢いが止まってしまっても

6連休前は、このブログのためのインタビューや、元々の仕事であるプロフィール作成のためのヒアリングなどで、かなり忙しく動き回っていて、とても充実感がありました。そして、この勢いに乗って、どんどんインタビューの数も増やすし、仕事の幅も広げるし、写真展もするし、素敵な仕事人同窓会などイベントも立ち上げるし、どんどん加速していくぞ、と思っていました。

でも、そうは思っていても、お盆や年末年始や、小さな子供がいると子どもの病気などで、否応なくそういう勢いが止められてしまうことってあるんですよね。

ただ前はそういうとき、「せっかくいい流れができてきたのに」と思わなくはなかったですが、最近はちょっと違うようにも感じています。

外からの働きかけがなくなると止まってしまうような流れは、自分の内側の流れとはスピードが違っているのかもしれないと、ちょっと立ち止まるようになった、というか。

先日「素敵な仕事人の共通点10」として、「流れを信用している」と書きました。

そういう意味での「流れ」は私も信用しています。でも、流れを止めるような流れもまた、受け入れようと思い始めたというか……。

自分自身と否応なく向き合わざるを得ない時期

素敵な出会いが重なって、どんどん自分が前に進めている気がするような時期は幸せです。でも、あまりにそういう時期が続くと、「本来自分が何をしたかったのか」とか、「今の自分の実力はどれくらいなのか」を見失う可能性もあります。

人との接点がある意味強制的に断たれる時期は(そういう時期がない人もいると思いますが)、自分自身と否応なく向き合わざるを得ない時期なのかもしれませんね。

それって、結構つらい作業のこともありますが(あぁ、私は周りの人に助けられて、進んでいるような気がしていたけれど、自分の実力としては、まだまだこのレベルだなと思い知らされたり)、でも、やっぱり小休止って人生においては大事かもしれません。

本当は自分自身の心や体がついていけてない流れにずっと流されていくというのは、猛スピードで走る馬に、制御する術もなく乗っているようなもので、振り落とされたら、それこそ肩甲骨骨折じゃすまない怪我になるかもしれませんから。

揺らぎを受け入れていくこと

私の場合は先にも少し書いたのですが、周りに刺激があり、色々変化している時期は、人に会うのを楽しみ、前に進んでいく感覚を大切にしてもいます。でも、ペースが落ちたときには、しっとりと自分の心に寄り添ってくれる、「ストーリーより世界観で勝負しているような文学作品」を読んで、そこに浸るのが心地よく、しあわせに感じます。

以前はその「文学少女(つっこまれようが、「少女」と言い切ります(笑)」の自分こそが本当の自分で、それ以外は作った自分だと思っていましたが、最近は、どっちも自分で、時期によって揺れ動いているんだな、と感じるようになりました。

人生には色々な時期があっていいし、自分自身にも色々なキャラクターがあっていいのかもしれません。

そういう揺らぎを受け入れていくのが、年齢を重ねていくということかなと思ったり。

成功に向かって一直線に、休みなく進まないと、と思ったり、ぶれない自分を作らないとと思ったりすることもありますけれど、でも、そんなの無理です。相当無理しないと、無理。

だったら、ペースダウンも、揺らぐ自分も受け入れて、ゆっくりでも、3歩進んで2歩下がっても、1歩進んだからいいや、と思って生きていければ楽なのかもしれないですね。
ってことで、いまだ休みボケな感じの私は、まだしばらく文学の世界におります。

最近は、女性作家の短編連作が好きですね。
今読んでいるのは、「ホテルローヤル」で直木賞を獲った桜木紫乃さんの「蛇行する月」。
少し前に読んだのは「異類婚姻譚」で芥川賞を獲った本谷有希子さんの「自分を好きになる方法」。
あと、「あのころの、」という女子高生をテーマにしたアンソロジーで、描き出す世界観にはまり、彩瀬まるさんという方の本をamazonで買ったところです。

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