やりがいを感じるのは、新しい価値を生み出す仕事:問題整理の専門家・大谷更生さん

今日は素敵な仕事人として、問題整理の専門家・大谷更生さんをご紹介したいと思います。

大谷さんは、お客さんのこんがらがった思考やビジネスの整理をしたり、ビジネスの仕組みづくりについてアドバイスすることをメインに行っているコンサルタントです。

情報整理術」という著書もお持ちの方ですが、お会いしてすぐ、ご自身のことをしっかりと整理したこんなリーフレットもくださいました(クリックで拡大)。

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「聞かれることは大体決まっているから、伝えるべきことは最初にこちらから全部提示しようと思って」とのこと。

今までの「素敵な仕事人」とはまた違ったタイプの方だ、と、ちょっと圧倒されながら、今回のインタビューは始まりました。

でも、とても知的でクールな方なのかと思いきや、実際に話してみると、かなり熱いハートを持った優しい方で、あまり仕組み構築などが得意ではない私のビジネスまで心配して、いろいろアドバイスもくださいました。感謝!

一番多い仕事はセミナー

大谷さんの仕事で今一番多いのは、セミナー事業だそうです。セミナーで行ったのは31都道府県で、講演回数は308回とのこと。すごいですね。

ただ、私がもっと感心したのは、その講演テーマの作り方です。

大谷さんはもともとSE(システムエンジニア)で、40歳を機に独立されたそうですが、当時は週末起業で行っていた個人の名刺作りと、作り方のセミナーがメイン業務だったそうです。

でもそれから、

  • 自立型問題解決思考法
  • お客さまから選ばれるチラシ作成講座
  • 結果を出すビジネスパーソンに欠かせない3つの力
    ~仕事の効率を33.1%アップするダンドリ術~
  • 取引先・上司の信頼を獲得する報連相27のコツ
  • 商談がスムーズになる名刺作成術
  • また会いたくなる60秒自己紹介作成講座
  • 売れる仕組みの作り方

など、さまざまなテーマでセミナーや講演を行われています。

で、どうやってそのテーマが増えていったのかというと、

「まずは自分でやってみて、うまくいったらその方法をセミナーなどで発信しています」

ということで、こういう流れが当たり前のようにできているのだそうです。

お会いした素敵な仕事人の多くは、行動力のある方でしたが、大谷さんは、さらにそれを効果的に発信する力も持っていらして、さらにすごいなと感じました。

 

力を入れているのは、新しい価値を作る仕事

大谷さんは、基本的に2種類の仕事しかしないことにしているそうです。

その2種類とは……

「1つ目は、相手の期待に応える仕事。
 もうひとつは、新しい価値を作ることができると感じられる仕事」

セミナー・講演は「相手の期待に応える」という1番目に当てはまるのでやっている仕事だそうですが、同じくらい力を入れているのは、「新しい価値を作ること」とのこと。

大谷さんは非常にいろいろなジャンルの方とつながられているのですが、たとえばそのなかから「この人とこの人を組み合わせたら、もっと面白いものが生まれるんじゃないか」と思って引き合わせたりすることもよくされているのだそうです。

また、いいものを持っているのだけれど、打ち出し方が分かっていなかったり、まずかったりして世に出ていないものを、どうしたら収益化できるか考えて、売れる仕組みを作ることも得意にされています。

なんとなく「売れる仕組み」というと、儲け話とか、お金が前面に出た話のように思えてしまいますが、大谷さんは、こう言われていました。

価値が出てくると、お金はついてくる。
でも、本来ついてくるはずのお金がついてこないなら、どうついてこさせるか、その仕組みを考えるのも僕の仕事。

なるほど。

私はどうも「どれだけ稼げるか」「どう儲けるか」というビジネスのギラギラした感じが嫌いで、そういう世界からできるだけ離れたいと思ってしまうタイプなのですが、本来の仕事というのは、「価値に見合うお金をしっかりもらうこと」なんだな、と改めて考えさせられる言葉でした。

価値と見合わないお金を得ようと思うと胡散臭くなってしまいますが、「あくまで、はじめに価値があり、そこに釣り合うだけのお金がついてくるようにする」。

この順番を間違えなければ、本当に人の役立ついいものを、正当な評価(金銭的・心理的報酬)を得て、受け取ってもらえる。お互い、win-winなわけですよね。

「先生」というのは、ただのポジション

あともうひとつ、私が苦手としているのが、「先生」と呼ばれたり、呼び合う関係で、社労士だったころは、「遊部先生」といわれたりもしましたが、なんか気持ち悪いなぁ、と思っていました。

でも、大谷さんは、「先生」と呼ばれて仕事を頼まれることについて、こんなふうに言われていました。

人間同士の関係としては、当然、フラットだと思っています。
でも、コンサルタントはポジションとして、先生という立場にいるように見せたほうがやりやすいこともある。
先生から言われたほうが、営業マンに言われるより、心理的に言葉を受け入れやすくなるでしょう?

この言葉も、とても腑に落ちました。

先生と呼ばれるというのは、自分が偉そうにするためじゃなくて、相手にきちんと言葉を届けるために必要なことなのか、と。

これは、新しい発見でした。

新しい企画を楽しむ

大谷さんが大事にしていて、一番楽しいと思っている仕事は、前述したように「新しい価値を作る仕事」だということなのですが、新しい価値を作った仕事の例として、こんな話をしてくれました。

「以前、作家なりきり合宿というのを開催したことがありました。

作家って、旅館に缶詰めにされて、編集者が張りついて“原稿、まだですか?”と言っているイメージがありますよね?」

確かにありますね。
そんな作家、今どきいないだろうとは思いながらも、私も缶詰にされたい~、みたいな(笑)

「それを、実際にやってみようと思って」

え? 実際に?

「昔、川端康成が『伊豆の踊子』を書いたと言われる「落合楼 村上」という旅館を舞台にして、これからビジネス書を書きたいっていう人を集めたんですよ。

当時既にビジネス書を32冊出していた夏川賀央さんに編集者役になってもらって、参加者に『先生、書けましたか?』って声掛けをしてもらう。で、『いやぁ、書けなくて』となったら、『こうやって書いたらどうですか?』と、夏川さんが実際にショートコンサルもする、という形で」

うわぁ、面白そうですね。

「そんな合宿、僕も聞いたことなかったし、多分、新しい価値を生み出せたと思うんですよね。
で、このとき、新しい試みだと思ったから、プレスリリースもしてみた。地域活性の面もあったからだと思うけれど、いくつも新聞や地方のテレビに取り上げてもらいました」

※参考までに……第2回開催の時の募集ページ

そしてこの経験も「メディアへの取り上げられ方セミナー」として、講演の演目に加わったそうです。

ちゃんと仕事に結びつく楽しみ方をされているのがまた、すごいですね。

雪だるまの法則

そんな、講演回数を着実に増やし、著書が韓国語にまで翻訳されて出版されるほどの活躍をされている大谷さんに、これからはどんなところを目指しているのか聞いてみました。

その答えも素敵でした。

僕は、雪だるまの法則というのを大事にしています。

雪だるまの法則というのは……

仕事の報酬は仕事。
相手の期待を超えることで、新たな依頼を頂くことができ、
結果的に予想をはるかに超える実績を積み重ねることができる。

ということ。

だから僕は目の前の仕事をただ一生懸命にやるだけ。

そして、予想を超えたオファーが来たとき、“はい、やります”と言えるか。
それができれば、どこまででも行けるんじゃないかと思っています。

ソングレター・アーティストの安達さんも、「思い通りなんてつまらない。目の前の人のためにできることをやっていけば、想いもしなかったところに辿り着ける」と言われていましたが、大谷さんも一つ一つのこと、一人ひとりの目の前の人に真摯に向き合って生きているのだと伝わってきました。

私に色々アドバイスをくださったのも、「とりあえず目の前にいる、あまりビジネスが得意そうでないこの人をどうにかしなきゃ」と心から思ってくださってのことだったのではないかと……。

そして、大谷さんは、“夢を持つこと”について、こんなふうにも言われていました。

夢を持つことでパワーになるという人なら、夢を持つのもいいと思います。
でも、夢が枠になってしまって、自分の可能性を狭めてしまうなら、勿体ないですよね。

確かに!

好きなことを仕事にするためのステップ

そんな、しっかりとしたポリシーをもって仕事をし、多くのビジネスに悩む人のコンサルをしてきた大谷さんに、「好きなことを仕事にしたい、と思っている人にアドバイスをするとしたら、どんなことを伝えますか?」と聞いてみました。

大谷さんの答えは、さすがコンサルタント!と思う、とても納得性の高いものでした。

まずは値段をつけて、売ってみること。

たとえば料理が好きで、仕事にしたいと思っているのなら、お弁当を作って友人に売ってみる。

人の話を聴くのが得意と思っているのなら、1時間あなたの話を聞きます。1000円です、などと言って、やってみる。

それで、実際に1時間話を聴いて、1000円もらったら、その人に「1000円って高いと思った? 安いと思った?」と訊いてみる。「安いと思った。5000円くらいでもいいと思った」と言ってもらえたら、5000円に改定して、またやってみる。

もし売れないのなら、値段を下げてみる。でもゼロにはしない。
とにかく売ってみて、その人に感想を聞いて、値段を見直して…それを続けていけばいい。

なるほど~。

そして、次のステップとして、「売るための仕組み」の作り方も教えてくれました。

まず自分を知ってもらうステップとして、
ホームページやfacebookやブログやメールマガジンなどがありますよね。

でも、実際にセミナーやコンサルを頼もうと思ったとき、やっぱり実際に会った人の方が頼みやすい。

だから、次のステップとして、リアルに会うことができる公開セミナーとか交流会みたいなものがあるといい。

そこで相性を確認して、いいなと思えた場合、「今」あなたの提供しているサービスを必要としているんだったら、そこで売れます。

でも、「今」でないのだったら、一度また、第一のステップに戻る。でも、戻ったときに、メルマガなどを出していたら、つながりが続きますよね。

そうやってつながりが続いていて、実際にリアルに会って人柄も分かっていたら、必要なときに頼んでもらえます。

大事なのは、相手のタイミングが「今」になったときに思い出してもらうこと。それと、実は必要なのは「今」だと気付いてもらうこと。

うむぅ、なるほど。勉強になります!

こういう話を大谷さんは「仕組みづくり」のセミナーで話されているそう。

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もっと大谷さんからビジネスを学びたいという方は、是非、大谷さんのサイトブログ(お客さまから選ばれる売れる仕組みの作り方)もチェックしてみてくださいね。

今後の「素敵な仕事人インタビュー」のゆくえ

ところで、この「素敵な仕事人」インタビューは、今までは、私の直接の知り合いか、知り合いのカウンセラー・さわとんの紹介してくれた人を対象に行っていたのですが、今回の大谷さんは、前回の夢の空想画家・栗原進さんの紹介でした。

で、大谷さんも「(笑っていいとも!でやっていた)テレフォンショッキングみたいに続けていけば、予想しないところに繋がっていって、面白いんじゃない?」と、次の方を紹介してくださいました。

そういうのも、面白いですよね。

もともと思いつきで、大した計画もなく始めたこのブログですので、流れに任せて、しばらく進んでみようかと思います。

で、大谷さんには、

「インタビューが20人くらいになったら、同窓会とか開いてみたら?
インタビューを受けた人はもちろん、インタビューを読んで、この人に会ってみたいなと思った人も来れるイベントみたいなものを開くと、面白そう」

というアイディアも頂きました。

イベントの主催などしたこともない私に、そんなことができるかは分かりませんが……、インタビューさせてもらった人たちは、そういうのがみんな得意そうなので、何人かの力を借りたら、もしかしたらできるかも?!

その際は是非、お越しいただけたら♪(来年の春ぐらいかなぁ)

……と、自分の話をするだけではなく、私の背中もたくさん押してくださった大谷さんは、本当、素敵な“コンサルタント”でした!

ありがとうございました!


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◇大谷更生ブログ『お客さまから選ばれる売れる仕組みの作り方』
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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表
インタビューライター


千葉県市川市を拠点に「インタビュー記事作成」「WEB文章設計・ライティング」などをしております。

が、このブログは8割がた趣味で運営しています(笑)

自分自身が多くの本やブログ、メルマガから「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」をもらったように、自分もその知識と経験、文章力で、誰かの今日と未来を輝かせるためのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

文章を書くのが仕事であり、趣味。純粋な趣味として、花や風景の写真を撮っています。

写真と「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」になる文章を合わせた本をいつか出版したいな、と思っています。

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