「しあわせに自分らしく働いている“素敵な仕事人(起業家)”」の共通点から見えてきた、しあわせに働くヒントその10は、
流れを信用していること。
流れを信用しているというのは、分かりづらいかもしれませんが、想定外の仕事が急に来ても「とりあえずやってみよう」と思うとか、ぴんと来た直感を信じるとか、そういうことです。
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唐突に降ってくる話は、神様から来たもののような気がする
たとえば、ソプラノ歌手の竹林加寿子さんはインタビューの時、こんなことを言われていました。
そう思っているからこそ、突然さわとんからの紹介で私のインタビューの話があったときにも「とりあえず受けてみることにした」と話してくれました。
やちよ補聴器の宮﨑さんなどは、初めは特に補聴器に関心があったわけではないものの、とりあえず仕事をする必要に迫られ、出会ったのが補聴器店の仕事で、でも、その仕事を精一杯しているうちに、それを天職のように感じるようになります。
自分の道は誰かが切り拓いてくれるもの。
だから自分は、目の前の人のためにできることだけ考えていればいい。
と言われていましたが、それも、周りの人を信じているということでもあり、もっと大きな運命のようなものを信じている言葉にも聞こえます。
そして、そう考えていくと、素敵な仕事人たちは、人間の力を超えた神様や運命などを信じているということもできるし、自分には制御できない大きな力のなかでも、何かに守られてきちんと進んでいけると「自分」を信じているようでもあるな、と感じました。
コツコツ努力ができるのも……
先日の記事には書かなかったのですが、問題整理の専門家・大谷更生さんに
「仕事とか今の生活に不満を感じている人にアドバイスをするとしたら、何を言いますか?」とインタビュー中、訊いてみました。そのときの大谷さんの答えは、
精一杯のことをしていたら、不満とか感じる余裕もないでしょうから。
と言われていました。
前述の補聴器専門店・宮﨑さんが補聴器の仕事を天職と感じられるまでになったのも、ただその仕事で今、目の前の人にできることを精一杯考え、苦労しながらも、一歩一歩進んできたからです。
ただ、コツコツ努力するとか、精一杯力を出し尽くすというのも、それがきっとどこかに繋がると、自分や運命を「信じる」ことができるからじゃないかなとも感じるのです。
まとめ:しあわせに自分らしく働くために、運命の導きも信じてみよう
努力は思った結果につながらないときもありますが、それでも自分の成長とか、「始めに思っていたところではないどこか」へ進むために必要なものだったのかもしれません。
思うようにいかないことも色々起こるのが人生ですが、それも「どこかに繋がる大切な1コマ」と信じて、日々、まっすぐに歩んでいきませんか?
★しあわせに自分らしく働くヒント【11】に続く……
人から“こういうのどう?”と、唐突に降ってくる話は、神様から来たもののような気がするから、基本的には断らないようにしているの。