スマホ中毒の対策は、禁煙対策から学べる!

前回は、「宇宙飛行士もしているストレス解消法:ストレス・コーピング」という記事で、自分がどんなことにストレスを感じるのか、ストレス解消として有効な行動はどんなものなのか、項目を挙げて効果を確かめてみましょう、ということを書きました。

この、自分の心の動きを客観的に見つめて、分析し、コントロールする手段を探すというのは、スマホなどへの依存から抜け出すためにも効果的かと思います。

今日は大人のスマホ中毒対策について書いてみたいと思います。

大人のスマホ中毒

最近、スマホが手放せないとか、スマホをしている時間が長すぎて、勉強に差しさわりが出ているという中高生の話をよく聞きます。

でも、そんなニュースを聞きながら、大人は「最近の若者は……」と思っているかもしれませんが、大人にも「隠れスマホ中毒」は多いように感じます(隠れてないことも多い?)。

で、最近は、自分がどれくらい1日にスマホをいじっているのかを集計できるアプリなどもあるようなので、私も入れてみました。

ただ入れてみたものの、別に私はそんなにスマホに依存していないし……と思ったのですが、確かに使っている合計時間は短いものの、「アンロック」の回数というのが、自分で思っていたのの2.5倍くらいあり、驚きました。

確かに、ちょっと「あ、あの返事はどうなっているんだけ?」とか「あ、あの投稿にコメントついたかな」とか「雲行きが怪しいけれど、天気はどうなるんだろう?」とか、ちらりと思うと、すぐスマホに手が伸びています。

まずい、依存している!(^_^;)

でも、物事を好転させようとしたとき、最初の一歩は「気づくこと」です。

自分が食べ過ぎていると自分で認めなければ、食事の量を減らせず、ダイエットも成功しませんが、「気づいて、認める」ことができれば、最初の関門はクリアです。

★スマホ依存対策アプリには、様々工夫されているものがあり、
一定時間触らないことで木が育つ(forest)とか、アンロックしなくても、裏返したスマホを表に返すだけでタイマーがストップされる(Focus Time)とか、色々あるので、遊び感覚でひとつ入れてみてもいいかもしれませんね。

どんなとき、思わずスマホに手を伸ばしてしまうか?

あと、私の場合は、「思わずスマホに手が伸びる」のは、心がちょっとざわざわしたときに多いなということに気づきました。

たとえば、人の言葉に自分に対する些細な棘のようなものを感じたときとか、自分と同じくらいの時期に同じくらいのレベルにいたはずの人が自分よりずっと“成功”しているように見えたときとか……。

そういうときに、つい、SNSなどを開いたりしてしまいます。

それは多分、「いいね!」とかとても小さくても自分に対する「承認」を見つければ、ちょっと自分の心が満たされる気がするからなのだと思います。

でも! それって実は落とし穴かもしれないんですよね。

煙草はイライラを解消しているのか?

私は学生時代から数年間だけ、煙草を吸っていた時期がありました。

大学時代同じサークルだった先輩が吸っていて格好良かったから真似してみた、という幼い理由で始め、1ミリのメンソールを日に2,3本吸うくらいの、「形だけ」の喫煙でしたが……意外と、煙草を吸う時間って、日常からちょっと離れて、ふぅっと深呼吸できて、好きだったんですよね。

でも、そんなとき、当時話題になっていた、アレン・カーという人の「禁煙セラピー」という本を手に取りました。

禁煙セラピー

この本が、なかなかに面白かった。
(今もamazonでベストセラー本になっているようです)

この本の内容は、

「煙草を吸うとイライラが解消される」と多くの人は思っているけれど、そこで解消されたように感じる「イライラ」は、実はその前の1本の煙草を吸ったために起こったイライラなのだ。

ということ。

そして、煙草を吸うことで、イライラを減らしているようでいて、実は増やしているのだと、アレン・カーさんは一貫して語っているのです。

目から鱗でした。
今でも、その内容を忘れていないくらい。

「集中」することによる爽快感

で、スマホの話に戻りますが、スマホ中毒も実は同じかなと思ったのです。

たとえばスマホでSNSを見て、自分に対する「承認」を探すはずが、それがないと、さらに落ち込む。

でもどこかに何かいい情報があるはずだと見ていると、他の人が楽しそうにしていたり、活躍しているシーンがたくさん目の前に現れ、「それに比べて自分は……」と余計に落ち込む。

SNSでなくても、ちょっと気分転換にゲームをしようとか、ネットを見ようと思ったはずが、思った以上の時間をそこに費やしてしまい、あとで「あ~、なにをやっていたんだ」とさらに落ち込む。

そんなことも、結構、あると思うんですよね。
冷静に分析すると。

分析すると、余計に落ち込むから、普通はやらないけれど、一度冷静に分析して、「自分のやっていることはバカなんじゃないか」としっかり認めてみると、解決に向けて進めるのかななどと思ったりします。

スマホ以外にも、色々心を外に向ける誘惑は多いですが、それに負けずに一定時間集中して、仕事なり、何か成果物を生み出せたときの爽快感はひとしお。

そういう「集中」することによる爽快感を糧にして、日々生きられたらなと思います。

★スマホ中毒対策アプリには、「今はスマホを使わない」という時間を決め、それを友達にも宣言できる機能をつけたものもあるそうです。

そうやって、「あ、Aさんは今、勉強している。私もしないと」といい連鎖が起こればいいですが、自分の子供をスマホ中毒から抜け出させたいと思ったら、まずは親が何かに徹底的に没頭して、物を生み出す姿を見せることの方が大切かもしれませんね。

まとめ:大人のスマホ中毒対策はこうしよう

  • 自分で時間を決めて、そのあいだは絶対にスマホを触らず、その時間は目の前のことに集中する。そして、集中する心地よさを実感する。
    (できるようになったら、集中の時間を徐々に伸ばしていく)
  • 思わずスマホに手が伸びたら、実際にアンロックする前に、自分は今、何をしようとしているのだろうかと冷静に考えてみる。不安や落ち着かない気持ちが原因の行動だと気づいたら、深呼吸して、スマホを一度手から放す。
  • 思わずスマホを触ってしまっていたことに気づいたら、気づいたときに放す。そして、自分は時間を無駄にしていなかったか、ごまかさずにじっくり考えてみる。
  • まずは、スマホ中毒対策のアプリを試しに使ってみるのも手

何か参考になることがあれば、幸いです。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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