一度やめて「天職」に気づく:花總まりさん

先日、最年少で菊田一夫演劇大賞を受賞した花總まりという女優さんのことを新聞で知りました。

花總さんは、1991年に宝塚歌劇団に入り、トップの相手役(娘役)を歴代最長の12年間続けるも、退団する際、役者自体も辞めることを決めます。

ネットの情報によると、退団時に相手役をつとめていた和央ようかさんと一緒に事務所を立ち上げ、その方のマネージャーのような立ち位置の「裏方」になっていたとか。

ただ、3年半のブランクを経て、再び女優に戻ります。

そのときのことを、花總さんは「自分の中の『演じるDNA』が何年たっても色あせずに残っている」と気づいたと表現されていました。






迷いがぬぐえなければ、一度、きっぱりとやめてみるというのも手

よく、結婚を機に芸能活動を辞めた女性が、しばらく経って復帰することはありますが、花總さんは、特に結婚をするからということではなく、宝塚で15年も演じ続けて、そのときには「もう十分だ」と思ったのだとか。

先日、知り合いと話をしていたとき、「助かるべき人って、どんな状況にあっても、助かって、生かされてしまうことがある気がする」という話になりました。

「九死に一生を得た」ような体験を、1度ならず、2度、3度とされている人もいるんですよね。

ちょっと話は違いますが、もしかすると自分が本当にやるべきことだったら、一度辞めても、もう一度やりたくなるし、やるべき道が用意されてしまうものなのかもしれないな、と感じました。

花總さんは今回、「エリザベート」で菊田一夫演劇大賞を受賞したということですが、宝塚時代、「エリザベート」が日本初上演された際にも、エリザベート役を演じていたとか。

それを見ていた人が、今回も、とオファーをしたのかもしれませんが、でも、なんだか運命的なものも感じてしまいます。

なんとなく日本では「継続は力なり」という言葉に表されるように、コツコツ続けていくのがいいことだと思われがちの気がしますが、「自分がやるべきことは、本当にこれなんだろうか」という迷いがぬぐえなければ、一度、きっぱりとやめてみるというのも手なのかもしれないな、と思いました。

一つ手放せば、きっと新しいものが入ってきます。

その新しいものを、元のものより気に入れば、それはそれでいいですし、「やっぱり、前のものの方が大事だった」と気づくなら、それもまた、大切な経験になるのかもしれません。

執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表・起業家支援ライター

仕事では主に、起業して間もない人、これから起業しようと思っている人に対する文章支援を行っています。「ライターが作るホームページ」サービスも人気です。

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