家入一真さんに学ぶ、ひきこもり・ニートがビジネスを始めるのに大切なこと

ひきこもり体験を生かす

土曜日の朝、NHKで放送されている「助けて!きわめびと」という番組は、結構好きです。

毎回、テーマは変わり、どうしたら自転車に乗れるようになるかとか、早く走れるようになるかという運動の話だったり、犬のしつけの話だったり、片づけの話だったり、ジャンルは幅広いのですが、各ジャンルでの「プロ」が、それぞれの「悩み」を解決していく手法は、なかなかに興味深いです。

で、今日と先週は、様々な事情でニートなどになってしまった4人の、「現在仕事がない」という悩みを解決するのがテーマでした。そして今回のきわめびとは、元ひきこもり社長の家入一真さん。

先週の前編は見ていないのですが、後編だけでも名言が散りばめられていて、非常に興味深かったです。

 

まずはひとつの“ありがとう”  まずはひとりからの1,000円

今日の番組で心に残ったのは、公務員を辞めてから4年間ニートになっている男性に対するアドバイスの部分でした。

仕事がなく、自信も失っている人の場合、「いい仕事を見つけて、一発逆転、みたいなことはまず起こらない。小さな一歩をまず踏み出し、積み重ねていくこと」というような言葉を語ったあと、家入さんは、「まずはひとつの“ありがとう”をもらう、まずは1,000円もらうというところから始める」ことを提案します。

急に月収100万円、1000万円などと考えたら起業で成功するのは難しいけれど、今、自分が必要なのは、月に最低いくらかをまず考えてみようという家入さんの言葉に、元公務員のニートの人は、「月10万円稼げたら、自分のお金で生活していると言えると思う」と答えます。

家入さんは「じゃあ、1人から1,000円もらう仕事を1日3,4人にすればいい」と。そう細かく考えていけば、「意外とできるかもしれない」と思える一歩になるわけです。

家入さんも実際、起業した際、家族3人で生活するためには、月に30万円必要だから、一人250円のサービスを〇人に提供していこう、と考えたとか。

本当、まず一歩を踏み出すことって、大切ですよね。そこが一番難しいのですけど。




私見。仕事がないなら、とりあえずビジネスを始めてみては?

ちょっと脱線しますが、私の考えを……。

「起業する」と言うと、身の回りに自営業者がいない人は特に、かなり高いハードルを感じてしまうと思うのですけれど、「いい仕事がない、いい仕事につけない」と嘆いて時間を過ごしてしまうのなら、とりあえず開業の申請をして、何か小さなビジネスを始めてみたらいいのにな、と、私などは思ってしまいます。

店を構えるなどではなく、元手のほとんどかからない、本当に小さなビジネスを。
(たとえば得意なことを人に教えるとか、上の人の例のように自分が知っている地域のガイドをするとか、絵が得意なら絵を売るとか、写真が得意なら写真を撮ってあげるとか)

本当、それこそ、1時間1,000円くらいの、アルバイトと変わらないような時給の仕事でもいいと思うんです(社労士の開業塾では、最低でも時給5000円以上で働け、と習いましたけど)。

でも、アルバイトで稼ぐ1,000円より、自力で稼いだ1,000円の方が、絶対10倍、100倍の価値があると思うんですよね。

うまく行けば、それは紹介という次の仕事に繋がるかもしれないし、新しいビジネスの方向性を見せてくれるかもしれないし、自分が磨きたいスキルを磨く時間になるかもしれないですから。

まぁ、自営で安定した収入を確保し続けるのは、大変です。それは分かっているのですが、とりあえず自分でビジネスを始めてみると、結構、人とのつながりが広がっていきますし、そのなかで、私のように誰かに拾われて社員になることもあるでしょうし、なにかしら道は開けていくと思うのですよね。たとえ、「経営者」として成功はしなくても。

それに、たとえあとで就職活動するのであっても、会社に勤めていなかった時期「何もせずニートだった」というより、「起業したけれど、安定した収入が得られず廃業」というほうが、(大企業ではどう思われるか分かりませんが)中小零細企業の社長には、受けがいいようにも感じます。

ということで、私は、今、仕事がないなら、仕事を辞めるというリスクもないわけですし、とりあえず小さなビジネスを始めてみては? という意見を持っています。

……と、本題に戻ります。

家入一真さんの名言:生き方が仕事を決める

あと、家入さんの言葉で良かったのは、

「“どんな生き方をしたいか”をまず考えてから、その生き方に応じた仕事を考える」という言葉。

仕事が生き方を決めるのではなくて、生き方が仕事を決めるのだ、と。

それから、「仕事にとらわれ過ぎるな」という言葉。職業や肩書にこだわりすぎることで、身動きが取れなくなってしまうことがある、というのは、納得です。

私も「小説家になりたい」と、自分の文章力を「小説」という形で表現することだけにこだわっていた時には、文章を書く仕事などできていませんでしたが、もっとゆるく「自分の文章力を社会に役立てられたらいいな」と考えられたとき、少しずつ、仕事につながるようになってきた気がします。

そして、たとえ目標としていた職業につけたとしても、その職業とか肩書にこだわりすぎていると、自分の幅を狭めるということでもあるのかもしれませんよね。

「あなただけの物語に仕事の種はある」

見られなかった前編では、就職できない4人が自己紹介をする場面もあったそうです。

現在無職の4人は、自信を喪失気味で、自分の過去に対してもマイナスのものだと捉えがちになっているけれど、そんな過去も含めて、自分の経験や、自分らしさのなかに、「仕事の種」はある、と家入さんは語っています。

家入さん自身、自分が起業しようとしたときにお金がなかったという経験からクラウドファンディングのシステムを作り、家にも学校にも居場所がなかったという経験から「リバ邸」というシェアハウスを今、運営したりしているんですよね。

自分のことになると、ついすべてをマイナスにとらえがちですが、自分にとってマイナスに思える経験でも、それは他の人から見たら、「珍しい経験」であり、なんらかの強みになっているかもしれません。

家入さんのことは、「東京都知事選に立候補した若い経営者」としてしかイメージがありませんでしたが、今回の番組で、非常に興味を持ちました。自身の経歴について語った本などもあるようですから、読んでみようかと思います。

私などが、「“どんな生き方をしたいか”をまず考えてから、その生き方に応じた仕事を考える」などと言っても、まだいまいち説得力がありませんが、家入さんくらい自身も成功し、企業家支援で成果も出している人に言ってもらえると、心強いですね。

まとめ:家入一真さんから学んだ仕事との付き合い方

  • まず、生き方を決め、それからその生き方に合った仕事を考える
  • 自分の経験に必ず「仕事の種」はあると思い、自分の経験をマイナスに捉えない
  • まずは1人から1000円もらうことを目標に行動を起こす
  • 自分の生活に必要なのはいくらくらいなのかを考え、逆算して、必要な仕事量、お客さんの数、サービスの値段などを決めていく

ひきこもりやニートの時期があると、正社員になるには不利だったりしますが、起業して成功するかどうかに、そういう「ブランクの時期」は関係ありません(ただ、その「ブランク」によって、自信を喪失していなければ、という条件はあります。自信を喪失気味の場合は、まず、自信を回復させるのが重要なポイントです)。

まずは一歩、思い切って踏み出してみませんか?

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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