今日は、仕事で「レジリエンス研修」という、「心の筋肉を鍛える方法」を学ぶ研修(のやり方を学ぶ研修)を受けてきました。
個人的にも学ぶところが多く、非常に良かったです。
今日はその研修で学んだ、「長所と短所」「強みと弱み」について書いてみたいと思います。
Contents
人は「弱み」ではなく、「強み」で失敗する
今回の研修は、心を強くするためには3つのステップが必要、ということで、
- 自分の強みを知る
- 強みの発揮を阻む要因を知る
- その要因を取り除き、心の筋肉を鍛える
という流れで進みました。
特に心に残ったのは、自分の強みと弱みを見つめる部分です。
強みと弱み、長所と短所は表裏一体で、弱みは見方を変えれば強みになる、というところまでは、よく聞いてきたことなのですが、そのあと、講師の先生がこう言われました。
人間、弱みだと思っている部分は気を付けるから、弱みだと思っているところで失敗することは滅多にない。
人間は、強みや長所で失敗する。
言われてみれば、なるほどです。でも、目から鱗でした。
たとえば私の強みは診断テストによると(自分がそう自覚しているのがテスト結果として出ているともいえる)、
- 文章力
- 自己理解
などなのですが、
たとえば……
「文章力がある」と思いこみすぎると、「口頭で言うべきことまで文書にする」という問題を起こしたり、
「自己理解」していると思い込みすぎると、「自分の枠から出ようとしない」という弊害があるとのこと。
確かに。
非常に戒めになった話でした。
自分の信条を作る
あと、折れない心を作る「心の筋トレ」には4種類あるという話もあったのですが、そのうちの一つの「自分の信条を作る」というのが、私には非常にしっくりと来ました。
自分はこう生きると決めておけば、それ以外のところでちょっと凹むことがあっても、必要以上にそれに心を疲弊させることもない、と。
例えば、私は実は、社労士の資格を持ちながら、社労士の実務をほとんどしたことがないということにちょっとコンプレックスを持っています。
なので、今日のように社労士の実務や、研修の仕事をばりばりしている先生に囲まれると、自分が全然まともな仕事をできていないような気持ちになって、劣等感を抱きます。
でも、もし私が、自分の信条を
「私は、自分の文章力を買ってくれる、“想い”のある起業家や経営者の文章支援をします」
ということだときっぱり決めていれば、社労士の実務や研修をしていないことは当然のことであって、何の問題にもならないわけですよね。
レジリエンスには、「しなやかな心」を作るという意味もあります。
だから、絶対に曲げない信念でなくてもいいと思いますが、でも、自分の中に何らかの核となる芯をもっていたいと思うこの頃です。
みなさんは、そういう芯を心の中に持っていますか?
まとめ:レジリエンス研修で学んだ「長所と短所」「強みと弱み」
まとめるとこの研修では、こんなことを学びました。
- 弱みと強みは表裏一体だから、弱みは強みに置き換えられる
- 強みには弱みほど意識を向けないものだが、だからこそ逆に、そこで足を取られることがあるので、注意
- 自分の信条を持つことで、人はもっと強くなれる
なにか皆さんにも参考になることがあれば、幸いです。