4月6日は息子の2歳の誕生日でした。
で、初めて「お泊りディズニー」をしてみました。
私の住んでいるのは、市川市。ディズニーランドの花火が家から見られるくらい、ご近所さんです。
なので、今まで、ディズニーホテルに泊まるという発想はなかったのですが、去年秋に「ホテルミラコスタは大人気で、半年前から予約でいっぱいになる」という話を聞き、「お、今なら、子供の誕生日あたりの予約がちょうど取れるのでは」と、思いついたのが発端でした。
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ホテルミラコスタの予約は、本当に大変。
ホテルミラコスタは、ディズニーランドではなく、「シー」のそばに建っているホテルで、唯一園内がホテルから見えるということで人気だそうです。
でも、人気だけあって、超人気アーティストのライブチケットが取れないように、取れない! 6か月前の9:00かなにかに一斉に発売開始なのですが、とにかくネットの回線がつながらず……つながったときには「売り切れ」という感じ。いやぁ、びっくり。こんなにディズニーって人気なんだ、と、近所に住んでいながら10年ほど行っていなかった私などは、驚きました。
で、本当は春休みを外して、翌週くらいに行くつもりだったのですが、そこは取れず……。
でも奇跡的に、キャンセルが出たのか、4月6日、誕生日当日が予約可能になっている! 言いだした私より、次第に旦那の方が白熱してきて、LINEで「取るよ!」と連絡が入り、無事、半年前に予約が取れました。
ディズニーのサービス精神
ディズニーランドと言えば、「サービス精神」のお手本のように言われ、教育研修のいいエピソードとして度々登場します。
たとえば私が聞いた「いい話」の代表としては……
「ある夫婦が2人でディズニーランドのレストランに行きました。そこでおこさまランチを注文すると『お子さまランチは、子供でないとダメなんです』と断られました。
ただそう断ると、夫婦はとても悲しそうな顔をします。
そこでウエイトレスのキャストが何か理由があるのか訊くと、夫婦は子供を1歳の誕生日前に亡くしたこと、その子をディズニーランドに連れて行ってあげたかったのだという想いを語ります。
それを聞いたキャストは、『失礼しました。ご案内するお席を間違えていました。ファミリーの席はこちらです』と、夫婦をファミリー席に案内し、おこさまランチをプレゼントしました」
という話です。
私が聞いた話では、ディズニーのキャストはいくらかまで一人一人が決裁権限を持っていて、その範囲でなら、自分で決めて行動できるそうです。
そういう権限が与えられていることが、社員の自律性を高めているのだと……社労士やコンサルタントとしても使える話なわけですよね(笑)
やっぱ、ディズニー
ただ、自分自身は、そういう「すごいサービス」を期待しすぎているのか、いまいちディズニーで「特別素敵な体験をした」ということはなかったのですが、今回はいくつか体験しました。
先ほども書いたように、ディズニーシーには息子の誕生日当日に行ったのですが、「今日、誕生日です」と言うと、「〇〇くん お誕生日おめでとう」という誕生日シールがもらえます。
で、そのシールを貼っていると、すれちがうキャストがたくさん「〇〇くん、誕生日おめでとう」と言ってくれるのです!
夕食を食べたレストランでは、彼の分の食事を注文しなかったにも関わらず、生クリームでミッキーを描いたミニプレートをサービスしてくれ、ロウソクに火を点けて、家族写真を撮ってくれました。
人は「感動すると、それを最低3人に伝えたくなる」そうです。
口コミで広まるビジネスは、そういう感動で成り立っているのだ、と。確かに、そうですね。私も、ついこうやってブログやFBに書いちゃってますから(笑)
夜中のディズニーシー園内
そして夜は、部屋からショーを鑑賞。
さすが予約が取れない部屋だけあって、ものすごい眺めです。
で、ショーも終わり、「今日も一日、充実していて、楽しかったね」と眠りについたのですが……。が!
昼間のアトラクションが刺激的過ぎたのでしょうか……普段はあまり夜泣きをしない子供の夜泣きが激しすぎます!!
パパ・ママも歩き回り、彼を抱っこして周り、疲れているのですが……寝かせてくれません(T_T)
寝付いたかと思うと、すぐに起きてきてまた泣く、新生児みたいになっています。
で、それはすっごくつらかったのですが、眠れないので、窓の外を見ると、なんと、頭にサーチライトをつけたカスト―ディアルが昼間と同じようにゴミを拾い、道にこびりついたガムかなにかをはがしているじゃないですか! 午前3時とか4時とかの「丑三つ時」にです。
それ以外にも、夜じゅう、ひっきりなしに車は走り、自転車も走り、船もショーのリハーサルの為に位置の確認をし、サーチライトも動作確認をしています。
昼間はそういうことができないのだから、夜にリハーサルをするのは、当然といえば当然なのかもしれませんが、直接的なサービスを受けたときよりも、「ディズニーってすごい」と感動した一コマでした。
でも、ママもパパもくたくたになって帰路に着いた初お泊りディズニー。
次はいつあるかなぁ……。