フリーランスの保育園事情(2):認可外(簡易)保育園に預ける私の場合

前回の「フリーランスの保育園事情(1)」 から半年経ち、子供も1歳10か月になりました。

(1)を書いたときと、自分のなかにさほど大きな心境の変化もなく、メリット・デメリットは以前書いた通りだと思います。

ただ、(2)を久しぶりに書こうと思ったのは、最近、社労士の試験の合格者対象のセミナーに顔を出し(仕事の一環で)、そこで「今は主婦なんです。保育園も多分入れないと思うので……」と言われている女性と話をしたのがきっかけです。

確かに「保活」という言葉もあるくらい、保育園に子供を入れるのが難しい現状があります(都市部では。私も千葉県民ですが、川向いは東京という千葉県なので、東京と変わらない激戦区だと思います)。

でも、実際に自分の住んでいる市区町村がどんな状態か自分でリサーチしないうちから「厳しそう」と働くのを諦めるのはもったいないな、と感じました。

そこで、私のあまりレベルの高くない保活経験を共有できたらと思い、記事を書いてみました。

 

初めは「週2日、数時間くらい……」の気分だったけれど

前回も書きましたが、私は

・子供が6か月になる少し前の2014年の9月(子供は4月生まれ)から
週4日、1日5時間(9:30-14:30)
市川市の「簡易保育園」というカテゴリーに入る保育園に子供を預けはじめました。

・子供が1歳になる少し前の2015年4月から現在まで、
週4日、1日7時間(9:30-16:30)、同じ保育園に預けています。

ただ初めは、「集中して仕事もしたい」「都内の打ち合わせなどにも身軽に参加できるような状態を作りたい」という思いから、週2日、1日数時間くらい預かってもらえたらいいな、と考えただけでした。

妊娠する半年前にフリーランスになったばかりだったので、正直そこまで仕事はなかったですし(もともと妊活を視野に正社員の仕事を辞めたので、積極的に営業もしませんでした)、そのほとんどは家でできるものでした。

ですので、私も先に紹介した女性のように「保育園はばりばり働いている人のものでしょ……そういう人だって入れないのに、私なんかが……」と思っていたのです。

ただ、週に1日預かってくれていた母が、子供の人見知りが始まる5か月頃になると、子供を預かるのを渋り始め、ファミリーサポート制度に登録したものの(〇〇市ファミサポで検索すると出てくるかと思います。市区町村によって微妙に制度が違うようなので、詳しくは自身の市区町村にお問い合わせください)、基本的には「臨時」の預かりだという話で、毎回、「〇日に預かってもらえますか」と交渉するのも面倒に思えてしまいました。

それで、認可ではない小さな保育園に曜日を決めて週2日くらい預けられたらな、と考え始めたのです。




認可外はぴんきり

小さな保育園の事故のニュースなどを聞くからでしょうか、多くの人は「認可」以外はとても劣悪な環境の保育施設で、「とてもそんなところに入れたくない」という印象を持っているようです。

でも、それは「大企業じゃないと、中小企業なんてみんなブラックでしょ」と言っているのと同じくらい、ナンセンスです。

「認可」は、きちんと認められているだけあって、品質が一律に保たれていますよ、ということです。
「認可」以外は、大抵の場合、認可より小さく、園庭もないことが多いです。

でも、小規模だからこそのきめ細かいサービスをしているところもありますし、一般的に「習い事」と言われる教育プログラムを独自に持っているところもあります。
(認可にすると、そういうプログラムを自由にできなくなってしまう部分もあり、あえて認可にならない保育園もあるほどです)

もちろん、「ブラック」なイメージに近い保育園もなくはないはずです。

でも普通見学に行ったら、信頼できる保育園か、そうでないかは分かります。一か所だけでは分からないかもしれませんが、複数見に行けば、「あれ、ここはなんかおかしい」とか、逆に「ここはなんか素敵」と感じるものです。

「週2,3日保育園」は、保育園激戦区では現実的ではない

先にも書いたように、市川市も認可保育園には待機児童が溢れている激戦区ですから、「週2,3日預けたい」程度の人間が認可保育園に入れるわけはありません。

それは分かっていたので、私は「保育園を探そう」と思ったとき、簡易保育園に絞って動きました。
(その時点では、2015年からはもっとバリバリ働いて認可申請もするか……という気持ちも少しはありましたが。ですので、市の窓口にも相談に行っています)

ただ実際に保育園に電話をかけて分かったのは、簡易保育園は基本、小規模なのもあり、フルタイムで通っている子でいっぱいだということです。ホームページなどでは、臨時預かりをやっているように書かれていても、「臨時はやっていません」と2か所に断られました。

ホームページ上に、フルタイムで預けた場合のことしか書いていない保育園も2,3ありましたし、「週2,3日保育園」は、保育園激戦区では現実的な考え方ではないということが、そこで初めて分かりました(無知でしたね)。

見学して初めて分かることも多い

そんななかで、「週2,3日くらいで探しているのですが」という電話に快く対応し、内部の見学をさせてくれたのが、今預けている保育園でした。

そこは駅前なので、子供ができる前から毎日のように前を通っていて、「ここの保育園、素敵だな」と思っていたのですが、保育園名に「インターナショナル」という言葉が入っていたり、「英語教育」「リトミック」など教育に力を入れていますよ、というアピール満載だったので、「高そうだし、うちはインターナショナルな感じでもないし、無縁かも」と、やや敷居は高く感じていました。

実際、0歳児のクラスの朝の会を見学させてもらうと、8か月~1歳半くらいの10人くらいがきちんと椅子に座って、先生の読む絵本をじっと大人しく聞いていました。

0歳児が?!とカルチャーショック。

でも上の学年の子のクラスでは、音楽や英語の勉強を楽しそうにしていたり、本当、素敵に感じました。

簡易保育園ですから、園庭はないものの、駅前に公園があるので頻繁に連れ出してくれるようでした(実際、0歳児から天気がいい日はほぼ毎日、午前中散歩させてくれています)。

また、以前読んだ小室さんの本にも、「0歳児・1歳児のうちは、施設が立派かどうかより、静かに眠れるスペースや環境が整備されているかの方が重要」と書かれていましたが、学年ごとに部屋は分かれ、さらに0歳・1歳児と、2歳児以降はスペース的にかなり隔てられている(誕生日会やクリスマス会などは合同でやっている)ので、環境も問題なさそうでした。
(病気を頻繁にもらわないためにも、こういうスペースの配分は理想的だと思いますね)

そんなこんなで、他にほとんど選択肢がなかったというのもありますが、見学して、惚れて、保育園を選んだ感じです。やはり自分の足で現場に行くのが何より重要だと思います。

※ちなみに、駅に行くまでにはもう一つ保育園があるのですが、そちらは0歳~5歳児まで一つのスペースですし、ごみごみしている感じで、外から見ていても、「ここはちょっとな……」と以前から思っていました。

ホームページを見ると、そこは保育方針より値段が安いということを前面に押し出していて、「あぁ、やっぱり」と感じましたね……。




フリーランスの強み

で、なぜ「2,3日」と言っていたのが、週4日になったのかというと……

市川市では「簡易保育園」(多分、都内で言う認証保育園に近い位置づけだと思われます)に「月16日以上、1日4時間以上」預けると21,000円補助が出るという制度があります(現在、条件は少し変わっています)。

ほとんどの人はその補助をもらって預けるので、保育園としても、臨時の預かりではなく、正式な「園児」と扱うのは、「週4日以上通う子」という形になっていました。

つまり、それ以下だと運動会や発表会には参加できませんし、保育料も時間単価になるので、むしろ高くなるという話でした。

週4日にしても、フルで通わせるのから「5,000円引き」というくらいでしたが、「週2回くらい」というところから考え始めたのに、急に毎日というのは私自身に抵抗があり、話し合った末、週4日で落ち着いたという感じです。

フリーランスは、収入はコントロールできなくても、働く時間は自身でコントロールできます(仕事が少ない時期は、営業活動時間が増えるということですね)。実際、補助金申請などに必要な、労働時間を証明する書類は「事業主」である自分が書きますし、そのあたりは、フリーランスの強みです。

私の場合、週4日以上にして「園児」にするか、それとも週2日くらいの臨時にするかということを考えているあいだに、残り1つの園児枠が埋まりそうになり、「もう無理かも」と言われたり、「やっぱり大丈夫になりました」と言われたり……多分、すごくぎりぎりで滑り込めた、ただのラッキーなケースだったのかもしれません。

ただ、「保育園に預けるのは難しそうだから、働くのはあきらめる」と思っているのなら、まずはダメもとで動いてみてはどうでしょう、と言いたくて、長文を書いてしまいました。

こんなふうに書くと、「そんな仕事のしかたの人が保育園に預けるから、本当に必要な人が……」とか言う方もいそうですけれど、保育園に預けて時間や気持ちに余裕ができれば、仕事の質は上がり、さらに新しい仕事を作りだし、世の中に貢献することも可能だと思うのです。

私はそう考えて、「子供を預けてまで働いているのだから、今まで以上にいい仕事をする」という思いを持って日々、しっかり活動したいと思っています。

なんらかの参考にしていただけたら幸いです。
そしてこんな状況の私にこそ聞いてみたい質問があるという方がいましたら、お気軽にコメント欄にご記入ください。

 

最後に。
もっと真剣な保活が必要な方には、前回も紹介しましたが、小室さんのこの本がお薦めです。仕事ができる人は、こういうところにも気を配り、しっかり活動するのだなということが分かる本でした。
私ももっと仕事ができる人になりたい……です。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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