セルフイメージは大切です。
「自分で自分をどう扱うかによって、人は他人に、自分をどう扱ってほしいか暗に伝えている」と言われます。
人から軽い扱いを受けたくないと思ったら、まず自分で自分を軽く扱わないことが大切です。
セルフイメージを高める重要性については、以前「自尊心を高める」という記事でも書きましたが、
今日は、自己肯定感を高めるためのお薦めの方法5つをご紹介したいと思います。
Contents
自己肯定感を高める方法 1:瞑想する
現在、私は再び瞑想習慣を作ることに挑戦中で、現在2週間ほど続いていますが、外からの刺激に揺らがない強い芯のようなものを作る手っ取り早い方法は、この「瞑想」だと、心から感じています。
瞑想をすると、「人は人、自分は自分という感覚」が強まり、心に余裕が生まれます。頭ではなく、肚で物事を受け止められるようになり、自分自身に軸ができたように感じます。
その「自分軸」が自己肯定感につながります。
瞑想というのは、難しいことではありません。
ただ、外からの情報をシャットアウトし、ただ目をつむり、座り、頭をできるだけ空っぽにして、心を静けさで満たすような行為です。
それだけの行為なのですが、それを1日15分ずつでも続けていくことで、心のなかが何か着実に変わっていくのを感じるはずです。
自己肯定感を高める方法 2:ほめ日記をつける
日記をつけなくてもいいですが、自分自身を自分で認め、ほめてあげる習慣を作るということは、自己肯定感を高めるうえで欠かせません。
褒める内容は、些細なことでいいのです。
もちろん、「〇〇試験に合格した」「〇〇の仕事で良い成果を出せた」という大きな出来事があったら、思い切り自分をほめてください。
でも、ただ普通の日常であったとしても、「眠かったけれど、いつもと同じ時間に起きて、会社に行けた」「〇〇さんの言葉に一瞬腹が立ったけれど、ちょっと嫌な顔をしたくらいで堪えられた」なども褒めてあげましょう。
他人のスケジュールに支障をきたさず、しっかり動けているだけでも、「すごいこと」です。そして、嫌なことがあって「嫌な顔をしてしまった」というとき、「あー、やっちゃった。私って駄目だな」と思うこともできますが、「それくらいで我慢できた私ってすごい」とも捉えられます。
終わってしまったことは特に、プラスに解釈してみましょう。
★ほめ日記のつけ方については、こちらに書いています。
自己肯定感を高める方法 3:もう1人の自分と対話する
どうしてもやる気がでず、だらだら過ごしてしまったとき、心の中から聞こえてくるのはどんな言葉ですか?
「ここのところ、ずっと頑張ってきたもんね。疲れたよね。たまには体と心を休ませてあげようね」
という優しい言葉でしょうか? それとも、
「せっかくの貴重な時間に、何やってるの。あー、もったいない。もっと頑張れるでしょ」
というスパルタ教師のような言葉でしょうか?
自己肯定感が低い人は、心のなかに辛辣な批評家を飼ってしまっていることが少なくありません。
まずは自分に語りかけてくる心の声を優しくしてみましょう。
自分からのダメ出しがなくなるだけで、自己肯定感は高まります。
★もう一人の自分と対話する方法は下の記事に書いています。
自己肯定感を高める方法 4:心のなかの批評家を黙らせる
でもやっぱり失敗したときに「あー、もう、本当にダメなんだから」という厳しい声が聞こえてくる、何か大きなことに挑戦しようと思うと「そんなことできっこないよ」という声が聞こえてくる。
そんな人にお薦めなのは、こんなワークです。
騙されたと思って、やってみてください。
今まで絶対に思えていた心の中の声が、「あれ? ただ自分が作り出した架空の人間の声なんだ」と分かるくらい、トーンダウンしてくるはずです。
心の中で自分が自分にかける声ほど、自分を消耗させているものはなかったりします。是非、このワークを取り入れてみてください。
★ワークの仕方は、下記の記事に書いています。
自己肯定感を高める方法 5:失敗の記憶は薄め、成功の記憶を鮮やかにする
過去を振り返っても意味がないとはよく言われますが、昔のことを思い出さない人もいません。
どうせ過去の記憶があるのなら、それも効果的に活用してみるのもお勧めです。
下記の記事では、忘れたい嫌な思い出(失敗した経験、叱られた経験など)の威力を弱め、逆に成功体験などを鮮やかに思い出し、それを未来への活力にする方法を書きました。
NLPという心理学の手法で、即効性があります。
★忘れたい過去の記憶を薄め、成功体験を鮮やかにするワークはこちら!
なにか参考になることがあれば、幸いです。
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自分らしさで社会とつながっている「素敵な仕事人」(主に起業家)にインタビューした際、「自信をつけるにはどうしたらいいでしょう?」と質問しました。
下記にその答えをまとめています。
なにか参考になることがあれば幸いです。