壁にぶつかったとき、壁を乗り越えないという選択もある

昨日は「壁の乗り越え方」という記事で、いつも同じようなところで行き詰ってしまうときや、なかなか苦手意識を克服できないとき、その「壁」を乗り越える方法を3つ考えて、書いてみました。

今日は、「その4」を書きたいと思います。

壁を乗り越えられそうもないなら、乗り越えない方法を考えるのも手じゃない?という裏技(?)についてです。

障害物を避けられないネコ

みなさんは、イリオモテヤマネコという動物、ご存知ですよね?

イリオモテヤマネコは、滅多に会えないことで有名な「ネコ」ですが、普通のネコより頭が小さい分、あまり頭が良くないのだとか。

で、目の前に障害物があったとき、それを避けるということが分からず、突進したり、よじ登れないとあきらめるそう。

(旦那に「君は、イリオモテヤマネコみたいだね」と失礼なことを言われました(ー_ー)!!)

そう聞くと、確かに「頭、悪いかも」と思いますが、人生において、自分がそういうことをしていないかと言われると、していないとも言い切れない気もしますよね。

万里の長城みたいな長い壁もありますし、目的地をぐるりと一周取り囲んでいる壁も存在するでしょう。

でも、壁に途切れがある場合も、案外多いものです。

 

壁を乗り越えようとしないという選択肢

少し前の朝日新聞に、歌手の森公美子さんの話が載っていました。

森さんは、若いころから声楽の才能を見込まれ、イタリアに留学し、オペラ歌手を目指したそうです。

そして、自分で歌と語学上達のために厳しいノルマを設定し、日々努力を続けたけれど、思うように成果が出ているようにも思えず、いつしか「ミラノの街が灰色に見え」るような精神状態に追い詰められていったそうです。

そんなとき、自分が立派なオペラ歌手になれるとは思えないと父親に電話したところ、「イタリア人になったと思って生活してみろ。帰ってきて、お父さんにスパゲッティの2,3品でもつくってくれたら、それで十分だ」と言われ、肩の力が抜けた、と。

そして、厳しいノルマをこなすことはやめ、酒場などに通い、街の人と話をするようになったら、語学力は格段に上がり、そして、イギリスに旅行に行った際、“ミュージカル”と出会い、結果として、森さんはオペラ歌手ではなく、ミュージカルの歌手を経て、広く歌手として活躍するようになります。

目の前に立ちはだかる壁がどうしても大きすぎて乗り越えられないように感じるとき。その壁はもしかしたら、乗り越えるべきものではないのかもしれません。

その壁は、「目的地に行くには、この道ではなくて、違う道を選んだ方がいいよ」と教えてくれているのかもしれません。

そんな、「壁を乗り越えない方法を探す」という選択肢も心に持っておかれたら、心に余裕をもって、人生も楽しめる気がします。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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