すぐに答えを出せないときは、答えが来るのを待ってみる

井上陽水さんの曲の中に「探すのをやめたとき、見つかることもよくある話で」という歌詞があるのは有名ですが、どうしても思い出せない人の名前や、本や映画のタイトルなどを思い出すのも、一生懸命に考えているときではなく、思い出すのをあきらめて、少し経った時だったりします。

一生懸命に考えて、答えが出ることも、もちろんよくありますが(数学の問題を解くときなどは、数式を書きながら、一生懸命に考えた方がいいですよね、もちろん)、「答えを自分で見つけなくては」という執着から解き放たれたときに、逆に良い答えが見つかるということも、人生にはよくあるから不思議です。

 

心のシチュー鍋

アルキメデスが、一生懸命に考えても答えが出ず、行き詰っていた問題の解決策を、お風呂に入った時にひらめき、歓喜しながらお風呂を飛び出した(そして、浮力の法則が導かれた)という故事も有名ですよね。

そのように、創造的なアイディアが、お風呂やトイレなどでぼんやりしているときや、夢からさめたときにふっと思いつくことは多いようです。

そのことをリチャール・カールソンは、「心のシチュー鍋で煮込む」と表現しています。

シチューを作るとき、鍋に野菜やスープを入れるという準備ももちろん必要ですが、おいしいシチューを作るためには、煮る時間が重要です。
(煮物はさらに、火を止めてから冷えていくあいだに、味がしみ込むとも聞いたことがあります)

同じように、なかなか答えが出ない問題は、問題と考えられる解決法、問題の背景、答えが必要な期限などだけ鍋に入れ、あとは放っておけば大丈夫なのだ、と。

謙虚になって委ねる

これは問題の解決を、何か大きな流れに委ねるということでもあります。問題を委ねるためには、「すべてのことは自分で解決できる。自分で考えることが一番正しい」という思いから少し離れ、謙虚になる必要もあります。

こういう「答えがすぐに出せない問題は、しばらく(期限が許す限り)放っておいてみる」ということができるようになると、問題の答えが、人からやってくることも出てきます。

突然、脈絡もなく最近連絡を取ってなかった友達に連絡したい気分になったりしたら、そういう直感を信じて、動いてみるのもお勧めです。

また、ノートなどに「〇〇を解決するために必要なことはなんだろう」などと書き、思い浮かんだことを、意味が分からないと思っても、ただひたすら書きとめていくというのも手です。無意識からの思いがけない導きに出会うかもしれません。

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

ライター・小説家
東京生まれ。千葉県市川市在住
早稲田大学第一文学部文芸専修卒

「九州さが大衆文学賞」大賞(小説「NON」に掲載。佐賀新聞に連載)・「坊っちゃん文学賞」佳作・「さいたま市スポーツ文学賞」大賞・「伊豆文学賞」佳作など

自分自身が多くの本やブログ、メルマガから「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」をもらったように、自分もその知識と経験、文章力で、誰かの今日と未来を輝かせるためのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

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