うつ病から立ち直った女性が、言っていました。
「心療内科に通って、もらった薬を飲んでいたけれど、先生と話をするのは5分くらいで、あまり自分のことを分かってもらった気がしなかった。
そんなとき、思い切って訪ねてみたカウンセラーに、そのときの状況を話したら言われたの。
『それは、大丈夫。絶対、治ります』って。
そう言われて、そこに通うようになったんだけど、良かった」と。
言葉の力と薬の力
最近、日本でも、以前よりちょっとしたことで裁判などに訴える人が増えたせいか、それとも法律自体が色々厳しくなってきているせいか、『絶対、〇〇になります』と言い切る人は少ないように感じます。
特に、医療関係の人は、滅多に「絶対」などとは言わないですよね。
ただそのなかでも、敢えてリスクをとって『絶対、大丈夫』と言い切ることが、患者の力になるのだということを感じた話でした。
言葉には『言霊』があると言われますが、そんなスピリチュアルな話ではなくても、やはり、言葉の力というのは、思った以上に強いものです。
もう一つ医療関係の話をすると、同じ薬を「これは〇〇に非常によく効く薬です」と言って渡すと、何も効果を説明せずに薬を渡すよりも、高い効果が出るという実験結果もあります。
「フラシーボ効果」というのがあるのも、薬自体の効き目と同じように、言葉にも病気を治す力があるという証明ですよね。
「絶対」という言葉をあまり人が使わなくなった時代だからこそ、効果的に使うことを意識してみてもいいかもしれませんね。
このブログを毎日読むと視野が広がって、1か月後には絶対、人生が変わっていますよ!