昨日できなかったことは、本当に今日もできないのか?

私には今1歳7か月の子供がいるのですが、子供の成長は早く、「まだこれは開けられないから大丈夫」「まだここには手が届かないから、平気」と思っていると、いつのまにか開け方を覚えていたり、背が伸びたり、背伸びができるようになり、手の届く範囲が広がっていたり……日々、驚きの連続です。

ただ、「え? そんなことできるの?」と驚くのは、もうずいぶん前に大人になった自分が、「昨日できなかったことは、今日もできない」とどこかで決めつけているからなのかもしれないなと思いました。

 

前にできなかったから……

でも当然、大人だって、新しいことを学べば、新しい知識を得られますし、新しいスキルも身につけられますし、新しい考え方に思考を変えることだってできます。本当は。

ただ、きちんとそう意識しないと、人はつい「昨日と今日は同じ」「昨日の自分と今日の自分は同じ」というように考えてしまいがちです。

こんな実験があります。

ノミをガラス瓶に入れ、透明な板で蓋をすると、しばらくは蓋にぶつかりながらも外に出ようと飛ぶのですが、そのうち蓋にぶつからない高さしか飛ばなくなり、板を外した後も「どうせ蓋にぶつかるから」と、それ以上の高さは飛ばなくなるのだそうです。

同じように、杭に括られている馬や牛が逃げないのは、子供の頃からそういう環境で育つと、「自分の力ではこの杭は外せない」と学習し、諦めるからなのだとか(大人になった馬や牛が本気になれば、実は杭ごと引っこ抜けるとしても)。

私たちが「前できなかったから、もう一度やってもダメだろう」と思うとき、もしかするとそれは、今はない透明な板をあると思い込んでしまっているだけかもしれません。

急激な変化は難しいかもしれませんが、「ライバルは昨日の自分」と思って、少しずつでも成長できたらいいですね。

 

執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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