ストレスによって死亡リスクが高まるのは、どんなとき?

先月、60万部のベストセラー「スタンフォードの自分を変える教室」のケリー・マクゴニガル氏の新刊が発売されました。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書」というタイトルの本ですが、タイトルから分かるように、「ストレス」をただの悪者と考える風潮に待ったをかける内容です。

色々目から鱗の内容があって、面白いです。

 

ストレスによって死亡リスクは高まるか?

日本でも、「ストレス」というと悪いものだと思われがちです。

「ストレスは悪いばかりではない」というと、「それは適度なストレスは必要だと言うことは分かるけれど、過度のストレスは、心にも体にも良くないでしょ」という返事が返ってくるのが、一般的でしょう。

しかし、この本には面白い実験結果が書かれています。

それは、ストレスは健康に悪いと信じている人だけ、ストレスによって死亡リスクが高まるということです。

「前年にひどいストレスを経験した人たちは死亡するリスクが43%高かった」のです が、それは、ストレスが健康に害を及ぼすと信じていた人たちだけに言えることで、ストレスが無害だと信じる人の死亡リスクは、「ストレスがほとんどなかった」と答えたグループと比較しても、低かった、とのこと。

つまり、「ストレスは体に悪い」というのは、ただのフラシーボ(本当は効果がない薬でも、「〇〇に効きますよ」と言われて渡されると、一定割合の効果が表れてしまうという、その”偽薬”のこと)だったということです。

この実験結果を100%信じるは、人それぞれですが、今、どうしても避けられないストレスにさらされているのなら、まずは「ストレスは体に悪くはない。むしろ、いいものだ」と信じることから始めるのがいいのかもしれませんね。

忙しいときは、むしろ人のために時間を使う

またこの本の中に、もう一つ、「へぇ」と驚いた実験結果がありました。

それは、「人のために時間を使うと、時間が増えたように感じる」ということ。

実験では、忙しい人たちを2つのグループに分け、一定の時間を休憩時間として与えたとき、Aグループには「その時間に、他の人の手伝いを何かしてください」と言い、Bグループには「その時間は、自由に使ってください」と言った場合、休憩時間後、「自分にはやりたいことをする時間がある」と答えた人は、Aグループに多かったということです。

「時間や空間は状況に応じて伸び縮みする」と言ったのはアインシュタインですが、人のために時間を使うことが、時間を伸ばすとは、驚きです。

人の役に立てたという有用感が、自分への肯定的な評価につながり、その肯定的な評価が「今ある仕事くらい短時間で仕上げられる」という想いになったということでしょうか。

色々な場面で使ってみたい法則ですね。

スタンフォードのストレスを力に変える教科書
スタンフォードのストレスを力に変える教科書ケリー・マクゴニガル 神崎 朗子

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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