過去に振り回されず、うまく活用する方法

同じ年齢の人は、同じだけの経験をし、「思い出」を持っています。

でも、嫌な過去にとらわれてしまっている人もいれば、嫌なことはすぐに忘れて前に進める人もいます。

また、自分の成功体験を上手く生かし、自分の自信につなげられている人もいれば、「そんなのはまぐれだった」とばかりに、またマイナスの思い出に浸ることに戻ってしまう人もいます。

過去を振り返っても意味がないとはよく言われますが、昔のことを思い出さない人もいません。
どうせ過去の記憶があるのなら、それも効果的に活用したいですよね。

 

「ディソシエート」

ある心理学の理論(主にNLPで使われる用語ですが)では、「アソシエート」と「ディソシエート」という考え方があります。

アソシエートは「主観的」、「ディソシエート」は「客観的」と訳せますが、人が何か場面をイメージするときには、この2つの見方を使い分けていると言われています。

たとえば、あなたは、ある失敗をして、上司に「どうしてこんなことをしたんだ」と怒鳴られてしまったとします。

そのシーンをイメージしてください。

どんなシーンが思い浮かびましたか?
目の前に上司がいて、上から強い口調で怒鳴ってくるシーンが浮かびましたか?

もしそうでしたら、今度は、怒られているあなたから離れ、怒っている上司と怒られている部下という映画のシーンを離れて見ているようにイメージしてみてください。

怒られているのはあなたでも、そういうシーンのイメージのしかたですと、怒鳴られている嫌な感じは大分薄れませんか?

もし一度、その上司にきつく怒られたことが原因で、その後もずっとその人のことが苦手になってしまっているのだとしたら、その嫌なシーンの「ディソシエート」を繰り返し、上司に対する苦手意識を取り除くことが、これからの「未来」に活きてきます。

「アソシエート」

では、今度は逆に、良い思い出を振り返ってみましょう。

仕事上でもいいですし、なにか趣味のことでもいいですので、あなたが一位を獲り、表彰されました。

そのシーンを思い浮かべてみましょう。

まさに賞状やトロフィーを手にし、拍手を浴びている自分の姿がイメージできましたか?

それならOKです。

ただ、今回は逆に、表彰されている人がまるで自分ではないように遠くから見ているような映像が浮かんだようでしたら、そのイメージは変えてみましょう。

良い思い出を振り返るときには、しっかり「自分事」として味わい直すのでないと、喜びの気持ちが半減してしまいます。

過去を「上手に活用」し、今に活かせている人は、良い思い出をしっかり「自分事」として心の中に持ち、逆に失敗したことなど、悪いことは少し離れた場所から、客観的に見ることができていると言われています。

「アソシエート」と「ディソシエート」という考え方、知っていると結構便利です。活用してみてくださいね。

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