作業効率を上げたのは、環境ではなく「払った関心」によってだった

昔、ある人が、工場で働く人の作業効率と作業場の明るさに相関関係があるかどうか実験をしました。

その結果、作業場の照明を明るくしたところで働いたチームは、作業効率があがりました。

ただ、作業場の明るさを変えなかったチームでも作業効率が上がったというのです。

なぜでしょう?

 

作業効率を上げたもの

実は、作業場の明るさ以上に、作業効率と相関関係があったのは、「人から注意を向けられているか」だったのです!

そう言われてみれば、そうですよね。
誰でも、人が見ているところのほうが、人が見ていないところよりもよく働きます。

ただここでお薦めしたいのは、部下や後輩がもっと効率よく働くように、または子供がちゃんと勉強するように、もっと監視しようということではありません。

厳しい目で監視し、怠けているときに叱ったりすると、あなたが見ているときには頑張りますが、あなたがいなくなった途端、さぼりはじめます。

ということも、ある人が実験で明らかにしています。

関心を向ける

ですので、監視するのではなく、「関心を向ける」ことをお薦めします。

特に厳しいことをいうわけでも、細かい指示を出すのでもなく、見守っていて、たまに「Aさんはいつも、さりげなく会議が終わったあと、片づけをしてくれているよね」と声をかけてみたり、頑張っていた何かが終わって、ふぅっと一息ついたときに「集中して、頑張っていたね」とねぎらったりするのです。

誰にでもあてはまる汎用的な言葉(「頑張っているね」「いつもありがとう」)などでも効果はありますが、自分のことを気にかけてくれているからこそ分かることを言ってもらえたら、誰でも嬉しいものです。

管理職といっても、プレイングマネージャーが多いですし、子どもに関心を向けようと言われても、自分も仕事や家事で忙しいということが多く、なかなか部下や子どもが普段、何をどう頑張っているか、見守る余裕は持てないものです。

でもだからこそ、「関心を向ける」という意識を持つことで、相手との関係性がぐっと良くなるはずですよ。

 

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)

オフィス言の葉代表
ライター・小説家

東京出身・千葉県市川市在住
早稲田大学第一文学部卒

自分自身が多くの本やブログ、メルマガから「しあわせに生き、しあわせに働くヒント」をもらったように、自分もその知識と経験、文章力で、誰かの今日と未来を輝かせるためのお手伝いができたら嬉しいなと思っています。

★小説家としては「九州さが大衆文学賞」「坊っちゃん文学賞(佳作)」などの受賞歴、佐賀新聞連載・小説NON掲載などの実績があります。

★ライターとしては、社会保険労務士の知識を活かし、産経新聞や人事系雑誌に執筆、共著出版などの実績があります。

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