人生に不満を抱えている人の多くに共通するのは、「人が何かしてくれるのを待つ」という姿勢のような気がします。
意識しているか、していないかは別にして。
何かうまく行っていないときに、「じゃあ、今の状況で、自分には何ができるか?」とまず一番に問いかけられる人はどれくらいいるでしょうか?
きっと、そういう人は、人生を楽しんでいる人です。
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周りが都合よく勝手に変わることは、あまりない
仕事において、「まっとうに評価されない」と思っているのなら、もっと自分から、自分の出した成果を分かりやすく上にアピールする努力をすればいいのです。
上司から評価されている人は、自然体で動いているようでいて、実は結構、自分の働きがどうしたら正しく評価されるか計算高く動いているものです。
「仕事がつまらない」と思っているなら、新しくなにかおもしろいことを始められないか考えればいいのです。
今の会社で、新しいサービスとして何か始められるかもしれませんし(その場合、既存の仕事を回しながらになる可能性も高いので、しばらくは大変になるでしょうが、新事業が軌道に乗れば、そちらに専念もさせてもらえるかもしれません)、そういう雰囲気の会社でなければ、週末起業なり、趣味で何か始めてみればいいのです。
でも、多くの人は、ただ待っています。
何か周りが変化することを。仕事が向こうから面白い方向に転がっていくことを。
もしかしたら運よく、そんなこともあるかもしれません。
でも、自分が変わらなければ、周りが勝手にいい方向に変わるということは、あまりありません。
「愛とは動詞である」
以前読んだ本の中に、「愛とは動詞である」という文がありました。
この言葉は、夫婦関係が冷え切ってしまったといって相談に来た男性が
「愛情を感じないとき、どうやって愛すればいいんですか」
と言ったことに対する作者の答えです。
「愛とは動詞である。愛という気持ちは、愛という行動の結果にすぎない。
だから奥さんを愛しなさい。奥さんに奉仕をしなさい。犠牲を払いなさい。彼女の話を聞いてあげなさい。感情を理解してあげなさい。感謝を表しなさい。奥さんを肯定しなさい。
そうしてみては、いかがですか?」
自分がして欲しいことを、人にする
子供の頃、「自分がされて嫌なことは人にしないように」と習った人は多いと思います。
「自分がして欲しいことは、人にもするようにしましょう」ということも習ったかもしれません。
でも大人の多くは、「自分は●●してもらえていないから、自分も●●しない」と考えがちです。
「あの人はいつも挨拶をしてくれないから、自分もしない」
「あの人に手伝ってもらったことはないから、自分もしない」
でも、これではいつまで経っても、関係が改善されることはありません。
自分を取り巻く環境を変えたいと思ったら、「自分が今、してもらっていないこと」「自分が過去にしてもらえなかったこと」を、今、自分が人にする存在になりましょう。
それが、今日から未来を明るくする第一歩です。
[…] 先日、「第一歩は自分から」という記事を書きました。 […]