イケダハヤトさんに学ぶ 新しい若者の仕事観

以前、このブログでも少し紹介したことがあるのですが、私が今、関心を持っている人の一人に、プロブロガーのイケダハヤトさんという方がいます。

「86世代」(1986年生まれ)の代表という立場で、若者の考え方や、新しい生き方、仕事観などを世の中に発信している、若いけれど非常に頭がよく、主張のしかたもうまいなと感じる方です。
(ただブログはしばしば「炎上」しているらしい……)

私は先日、「旗を立てて生きる」という本を読んだのですが、終身雇用が崩壊し、これから経済が上向きになるとも思えず、企業にも年金にも頼れない「これからの世代」がどう生き、どう働いていくか、ということに対する指針として、非常に興味深く読みました。

生きていくために、そんなに多くのお金が必要なのか?

イケダハヤトさんの著書には「年収150万円で僕らは自由に生きていく」というタイトルの本もあるそうですが(すみません、私はまだ読んでいません)、「旗を立てて生きる」のなかにも、「そんなにお金のために働く意味があります?」という問いかけは散りばめられています。

最近の若者は車を持たないとか、物欲がない、草食系だとよく言われていますが、イケダさんは「それのどこが悪いの?」という立場です。

「別に、今は無料で中古の物をやりとりできるような場も、オンライン上にあるし、なにもやるにも、工夫すればさほどお金が掛からない社会になっているんですよ」といった感じに。

そう言うイケダさんは、年収500万円くらいをブログで稼いでいるらしいですから、本当に150万円で暮らしているわけではなさそうですが……、でも、これから賃金が上がる見込みもなく、年金が増える当てもない(むしろなくなるかも……)という状況のなか、

・お金を稼ぐ仕事は、必要最低限でいい
(というか、収入は少なくても、ギリギリ稼げるんだったら、
好きな仕事をしよう、というニュアンス)

・本当に生活に必要なお金がどれくらいか、改めて考えてみよう
(案外、少ないんじゃない?)

という提言は、非常に理に適っているように感じます。




イケダハヤトさんが提言する働き方

「旗を立てて生きる」という本には、「ハチロク世代」の働き方マニュフェスト というサブタイトルがついているのですが、イケダさんは他にも下記のような「働き方」を提言しています。

・仕事は、お金のためではなく、世の中にある問題を解決するためにすると考える

・仕事で最低限のお金を稼げたら、あとはお金にならないNPO活動などをするのでもいいのでは

・男性も育児に積極的に関わるべきだ
(イケダさんは、自営業者ですが、1年間「育児休業」を取って、そのあいだは仕事をぐっと減らし、働き方も変えたとか。アメリカの起業家の「パートタイム起業家で、フルタイムで父親です」というtwitterのプロフィールをカッコいいと称賛しています)

・会社が守ってくれない、自分でサバイバルしなくてはいけない時代に大切なのは「横のつながり」と「小さなコミュニティーに所属すること」
(残業したくない、上司と飲みに行きたくないというのは、「上昇志向がない」からではなく、上の世代とは違う価値観と環境で、自分たちがサバイバルしているからだと、イケダさんは言います)

 

こういう感覚や感性を理解することが上の世代にも求められているのかも

私はイケダさんとは11歳も違うので、世代が違うということになるのだとは思いますが、大学時代就職活動をしたときは氷河期で、最初に就職した会社は3年くらいで雲行きが怪しくなり、私が辞めて数年後に実際、なくなりました。

だからイケダさんの言葉は、非常に理解できるのですが、バブル期に就職したもう少し上の世代や、さらに上の世代の人から見ると、やはり「最近の若者は」となってしまうのかもしれません。

でも、これからの時代の働き方、会社のあり方、日本社会の在り方を考えたとき、こういう「常に危機感」を抱いてきた若い人たちの感覚や感性を理解していく必要はあるのではないかと感じます。

「これだから今どきの若者は」と言いたくなったら、まずはイケダさんの本を読んで、「今どきの若者」が何を考え、そのような行動に出ているのか、理解してみようとしてもいいかもしれません。

これからの働き方、若者の仕事観について、さらにつっこんで書いた記事もあります。良ければ、参考にしてください。

何歳まで働く? どれくらいの稼ぐ? これからの働き方を考えよう

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執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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