武田双雲さんの名言を紹介:「しあわせになれる『はたらきかた』」を読む

書道家として、テレビなどにも出演され、活躍されている武田双雲さん。「ポジティブの教科書」など本を出され、ベストセラー作家にもなっていたのですね。

先日、その武田さんの新刊を本屋で見つけたので、読んでみました。

内容は、一貫して「仕事は楽しくするもの」ということなのですが、その前に大事なのは、「生活を楽しむ」こととか。

その生活の充実感とか楽しさが溢れて、仕事の方にも広がっていく、というのが、武田さんの説です。

武田さんは、書を生業とするプロと、アマチュアの違いは「書に向かうときの心の豊かさ」と書かれています。

確かに、「表現」する仕事のアウトプットは、表現する人の心の状態に左右されることが多いかと思いますが、人と接する仕事、新たな企画を考える仕事など、考えていくと色々な仕事に、このことは言えるのかもしれません。

今日は武田双雲さんの「しあわせになれる『はたらきかた』」の名言をご紹介します。

差は「仕事以外の生活」の僅かな違いの積み重ねで生まれる

この本のなかで、特に私が気に入ったのは、「イントロダクション」の部分です。

「残念ながら仕事を楽しいと言える人は少数派」と書き、そのあと、じゃあ、その少数の人と、大部分の人の差は、どこにあるのか、という武田さんの分析が書かれています。

それが面白かったです。

どんな人でも毎日の生活は同じようなものです。

朝起きて顔を洗い、歯磨きをして、食事をとり、トイレに行き、お風呂に入り、夜になれば寝ます。(略)

あの大リーガーのイチロー選手だって、野球をしているとき以外の時間には、だいたいふつうの人と変わらない生活パターンを繰り返しているはずです。

それなのになぜ、人によって生き方や人生に差がつくのでしょうか。(略)

僕はある仮説に辿り着きました。それは、毎日している一つひとつの作業に、ほんの少しだけ差があるのではないかということです。

朝の目覚め方から始まり、歯の磨き方、睡眠のとり方、トイレの行き方、風呂の入り方、食事のしかた……そんなすべての人がしている日常生活の作業のクオリティにほんの少し差が合って、長い年月の積み重ねの中で、大きな差を生んでいるのではないか。

仕事のアウトプットの質に差があるのなら、それまでの仕事の過程に差があると考えがちですが、仕事以外のところに大きな原因があるのではないか、という武田さんの仮説は、大胆です。

そして、武田さんは、「かっこいい起き方」「効率の良い歯磨きのしかた」など、日々のちょっとしたことを楽しんだり、より良くやったりする試みを始めたそうです。

それが日々を気持ちよく、楽しく過ごすことにつながり、さらに気持ちよい生活が、良い仕事につながっていったと、武田さんは書かれています。

 

楽しく、幸せに日々を過ごすために……

武田さんのベストセラー「ポジティブの教科書」も少し読んでみたのですが、武田さんが一貫して言っているのは、

「感謝の気持ちを持って生きる」ことの重要さです。

ありがとうと言うべき事柄が起きる前から、このように仕事があってありがたいとか、一緒に働いてくれる人がいてありがたいとか、家族が自分の家族でいてくれてありがたいとか、「先に感謝する」

そうすると、「恩返しがしたい」という想いで、よい仕事ができたり、良い人間関係が築けたりする、ということ。

確かに、そういう気持ちで働いている人がそばにいたら、気持ちよく感じるでしょうし、同僚なら困っているときには手伝ってあげたくなるかもしれないし、付き合いのある会社の人なら、その人に仕事を頼みたいと思うかもしれませんね。

人生に不満を感じるときの多くは、自分の中に「感謝の心」がなくなっているときだと思います。

そういうときは意識して、「今、あるもの」「今、できること」に意識を向けてみたいですね。

たとえば自分の足で歩いて駅まで行けること、電車が規則正しく動いていること、おいしいコーヒーが飲めること、昼休みにレストランに入れば、きちんと頼んだメニューが出てくること。

そんな、ふだんは「当たり前」と感じているところから。

執筆者:遊部 香(あそべ かおり)



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