夏休みが始まりました。
うちの子はまだ保育園なので、「夏休み」もなにもありませんが……。
そんな「夏休み」など、子供の長期休暇に合わせ、子供が親の職場に来て、普段自分の親がどんなふうに働いているのか見てもらう「子供の職場見学」をする企業は、ぽつりぽつりとではありますが、増えてきました。
私の経験
私の父は、元裁判官なので、考えてみれば「職場見学」の機会は、数えられないほどあったはずですが、なぜか1回しか父の裁判を見に行かなかったですね。
何の裁判を見たかも忘れてしまいましたが、覚えているのは、国選弁護人の頼りなさです……。
いや、きっと国選弁護人にもいい人はいるのだと思いますが、あの「職場見学」で印象に残ったのは、法服を着ている父の姿ではなく、「将来万が一、被告なるものになることがあったら、私選弁護人を立てよう」という思いでした(^_^;)
……という、ドライな(?)子供もいますが、小学生・中学生くらいの子供には、「働く親の姿」を見せるのはきっといいでしょうね。
親が子供の職場を見に行く?
と、「子供の職場見学」について語ってしまいましたが、
面白い記事を発見しました。
Googleが、「親の職場見学」を始めたとのこと。
最近は、少子化の影響もあるのか、子供の就職活動に口を出す親も増えているようで、入社式に出たいという親もいるそうですが、そういう「世の中のトレンドを先取りして、むしろもっと積極的にこっちから打ち出してしまえ!」的なGoogleの動き、さすがです。
「親の職場見学」、日本支社でも行われているのかは、分かりませんが、
子どもの職場を見に来た親たちは皆、目に涙をためて感動しており、子どもとの距離が縮まったと喜び、感謝していたという。
という、親心は分かりますね。
これから少子化で、採用がどんどん難しくなっていくことが予想されます。よい採用をするためには、「家族」を味方につけることも大切だと語る採用コンサルタントもいます。
企業にも柔軟な考え方が要求されそうですね。
出典は東洋経済です。
http://toyokeizai.net/articles/-/77315?display=b